今回は「RGトールギス2」のガンプラレビューです。
新機動戦記ガンダムWに登場し、トレーズ・クシュリナーダが搭乗するトールギス２をご紹介。
2018年発売、プレミアム・バンダイ限定品になります。
RGトールギスEWのバリエーションキットになり、成形色変更のほか新規造形パーツとして「頭部」「表情用平手ハンドパーツ（ドーバーガンを携えた登場シーン再現用）」「1/144トレーズ・クシュリナーダ」が付属。
トールギスII用に新規デザインされたリアリスティックデカールも付属します。
という事で、RGトールギス2をRGトールギスEWとの比較画像を含めレビューしていきたいと思います！
RGトールギスII
ついに発売されたトールギスII。
早速内容を見ていきます！
リアリスティックデカールはRGトールギスII用にデザインされたものが付属します。
付属品一覧がこちら。
※「ドーバーガン」「シールド（裏にサーベル×２）」「サーベルエフェクトパーツ×４（レッド2・クリア2）」「ハンドパーツ×８」「1/144トレーズ・クシュリナーダ」「スタンド用ジョイントパーツ」
この中でRGトールギスIIにしか入っていないパーツは「表情用平手ハンドパーツ」「1/144トレーズ」となります。
表情用の平手はドーバーガンを携えた登場シーンが再現できる素敵パーツになっているぞ……(*´ｪ`*)
※後述
1/144のトレーズを超アップで。
実際のサイズはめちゃめちゃ小さいですが、かなり細かく作り込まれています。
そして完成したRGトールギスIIがこちら。
頭部以外の形状はRGトールギスEWの色違いです。
ベースキットが超優秀な作りだったため、トールギスIIのクオリティもかなり高いです。
濃いブルーのパーツが光沢感のある成形色になっており、色に深みがあり高級感を感じます。
また、白い装甲部分もRGトールギスEWよりも明るい白に変更されています。
※RGトールギスEWは少しグレーがかった色
バックパックバーニアはそこそこ重みがありますが、自立は安定します。
それでは細かく見ていきます！
腕はほぼ水平、脚は水平まで上がります。
関節は90度以上曲がり、膝立ちが綺麗に決まります。
上半身は回転こそしませんが、そこそこ曲がる模様。
こちらが新規造形の頭部。
口がつき、トールギスよりもガンダムに近い見た目になりました(*´ｪ`*)
特徴的なトサカの色分けも完璧で、
マスク部分にある赤い差し色も、小さなパーツで色分けされています。
このあたりはさすがリアルグレードといったところですね。
合わせ目も出ません。
ぶっちゃけこのキット買うモデラーさん、ここの頭部狙いですよね(>ω<)
フェイスマスクを外した状態がこちら。
隠れる部分なのに金色のリアリスティックデカールが付属するぞ……ｗ
あとはRGトールギスEWの成形色違いです。
このキットの売りとしては頭部の他に、この光沢感のあるブルー成形色とリアリスティックデカール部分だと思われます。（デカールは左肩が特徴的）
あと1/144トレーズもね！(*´ｪ`*)
コクピットハッチが開くギミックを搭載しています。
肩部はパーツを重ねるように組み立てます。
一番内側のパーツだけグレーになっていて、立体感のある見た目。
腕部。このあたりのデカールはRGトールギスEWと同じです。
腰回りのデカールも。
相変わらず色分けが完璧です。
……完璧過ぎてレビューなのに語ることが少なくて困るぞ！ｗ
脚の付け根にはスイングギミックを搭載しています。
前後に脚を大きく動かせます。
フロントアーマーを上げれば、バーニアが前方へ突き出ます。
サイドアーマーも開きます。
リアアーマー部分は２枚の外装が開き、バーニアが露出するギミックを搭載しています。
中身もかなり作り込まれているため、見栄えがかなりいいです。
股下にスタンド穴はないので、専用のスタンド用ジョイントパーツを取り付けます。
※スライドして取り付け
バンダイ特有の■型アクションベースの他、3mm穴タイプにも対応しています。
膝を曲げると外装が細かく分離するメカニカルな作り。
サイドアーマー内側のパーツとモモ側面を接続する特殊な作り。
ポージングさせまくっていると外れる事が多いため、目立たないし最悪接続しなくてもOKです。
「つま先は細かく可動」「足裏には肉抜き無し」「接地性も良好」と、文句のつけどころがありません。
バックパックバーニアの展開ギミックを見ていきます。
両サイドを開き、各パーツを動かし
バーニア・ウイングの位置を変えれば、
バックパックバーニアが展開します。
ここ、めちゃめちゃっカッコいいっす！(>ω<;)
ドーバーガンは肩の先端カバーを開き接続。
グラつく事もなく、ガッチリ固定されます。
左肩も同様にシールドを取り付けます。
シールド内側のグリップは可動し、手に持たせる事もできます。
シールド裏にマウントされた２本のサーベルを引き抜くには、サーベル基部を動かします。
それではアクションポーズいってみます！
トールギスII、ビームサーベルを抜刀！
動かすと更にかっこよくなるな！(>ω<;)
クリアカラーのサーベルエフェクトパーツも付属します。
※赤×２、クリア×２が付属
また、右のみ角度付きのサーベル持ち手が付属します。
ドーバーガンを持たせてみます。
銃身を伸ばし、グリップ部分を動かしハンドパーツに持たせます。
ハンドパーツを一度外してから握らせる仕様で、凹凸穴と合わせるためガッチリ保持できます。
トールギスII、ドーバーガンで攻撃！
挑発するトレーズ！
ドーバーガン＋ビームサーベルで。
そしてこのキットの売り、「ドーバーガンを携えた登場シーン」を再現するための表情用平手ハンドパーツがこちら。
RGトールギスIIの新規造形パーツになり、RGトールギスEWには付属しません。
ドーバーガンを携えるトールギス2！
この状態で展示しろと言っているようなものですねｗ
超かっこいいっす！(>ω<)
RG 1/144 トールギスEWと比較。
頭部のほか、成形色が変更されています。
頭部を比較。
シールドのデカールを比較。
RGのトールギス系で比較。
最後に、MG 1/100 トールギスIIと比較。
MG版もプレミアム・バンダイ限定品で、こちらは2013年に発売。ということで、今回のRG版の方が新しいガンプラになります。
RGトールギスIIの感想
ということでRGトールギスIIのご紹介でした。
合わせ目や可動域はRGトールギスEWと同じため、それ以外の感想を。
まず新規造形の頭部ですが、トサカをはじめフェイスマスクの細かな赤い差し色も別パーツになっているため作りがいいです。
新デザインのリアリスティックデカールは左肩前面とシールド部分で、「OZ-00MS2 TALLGEESE II」と印刷されています。
後はRGトールギスEWと同じものでした。（細かい文字なので見落としがあるかもしれませんが）
個人的に一番良かったところは、「ドーバーガンを携えた登場シーン」が再現できる表情用平手ハンドパーツが付属するところです(>ω<)
この状態で展示しておくだけでテンション上がりますｗ
実際そこまで新規パーツの多いプレバン品ではないですが、トールギスII・トレーズ好きなら満足するRGに仕上がっていると思いますぞ！
以上、「RGトールギスII」のガンプラレビューでした！
