今回は「HGBD ガンダムアストレイノーネイム」のガンプラレビューです。
ガンダムビルドダイバーズに登場し、シバ・ツカサが使用するガンダムアストレイノーネイムが発売されました。
アストレイベースの改造機で、特徴的なノーネイムユニットは3形態に変形、「ガントレットセイバー」「ブレイドドラグーン」「Bスマートガン」と様々な武装を扱う事ができる超攻撃型ガンプラに仕上がっています。
という事で、ガンダムアストレイノーネイムをガッツリとご紹介します!
HGBD ガンダムアストレイノーネイム
製作者・使用者はシバ・ツカサさんで、組み立て書の説明によると「GPデュエル300戦以上、ただ現実で戦うことのみに特化した機体」との事。
なにこの熱い説明文。(*´ェ`*)
シールはそこそこ多めで、主に腕部・脚部・ノーネイムユニットを補うものが付属します。
付属品はシンプルで、ビームサーベルのエフェクトパーツは「HGAWガンダムX」に同梱するものと同じクリアグリーンの刃が付属します。
あとは、ノーネイムユニットのモードチェンジ時に差し替えるジョイントパーツが付属。
そして完成したHGBDガンダムアストレイノーネイムがこちら。
関節に一部「HGガンダムアストレイブルーフレームセカンドL」のランナーを使用しているものの、半分以上はノーネイムの新規パーツになっていました。
しかしこのノーネイム、ドラグーン使うだけでなくナイトロシステムも搭載されているとか熱過ぎでしょ……。
※ナイトロシステムについては漫画『機動戦士ガンダムU.C.アクロス・ザ・スカイ』でどうぞ
キットの方はご覧の通りアシンメトリーのデザインになっており、
見る角度を変えれば色々な表情を見せてくれます。
そして一番の特徴は右肩に装備するノーネイムユニット。
クロスボーンガンダムX1フルクロスや、ガンダムエクシアイグニッションモードのマントようなユニットを装備しています。
2個買いしてシンメトリーにし、両肩ノーネイムユニット装備させるモデラーさん現れそうだな……(*_*)
可動域は左肩の装甲デザイン上、左腕があまり上がりません。
それに、膝立ち可能・腰も回転するものの後述するノーネイムユニットを装着すると可動が制限される感じです。
アストレイ系の特徴的な頭部は、両側からツノのようなものが前方へ向かって伸びたデザイン。
すべて新規パーツになります。ここは安全フラッグがあったのでカットしました。
※関節パーツ以外は新規造形になっています
目が奥まっていて見えづらいので下から。
ちゃんとガンダムタイプのツインアイになっています。
左右から赤茶のパーツをはめ込む形式で、よく見ると後頭部は段落ちモールドのようになっています。(かなり細かな部分なのでパッと見は合わせ目のようにも見えます)
また、頭頂部~後頭部はクリアブルーのパーツで見栄えは良好。
設定によると後頭部はもう一つの頭部になっていて、高精度センサーや空間解析ユニットとして使用されるそうです。
胴体は左胸のみ装甲がある特殊なデザイン。
反対側、右胸ダクト内の突き出た部分は組み立て書によるとイエローなので要塗装箇所となります。
右肩(赤茶)はパーツの合わせ目がモールドになっています。
左肩(ホワイト)上部には合わせ目無し。※写真では合わせ目のように見えますが、パーティングライン
胴体側面は合わせ目が出ます。
バックパックに取り付けるパーツのホワイト部はシールになります。
左肩側面には合わせ目アリ。
二の腕はベースキットのセカンドLと同じ形状で合わせ目無し、前腕部のゴールドはシールになります。
また、左腕のみ先が尖ったシールドのようなものを装備しています。
右肩はノーネイムユニットを取り付けるジョイント穴が空いており、ある程度可動します。
右腕のガントレットはハンドパーツを使わない特殊な形になっています。
細かく言えばここのホワイト部先端は合わせ目が出ます。※ノーネイムユニットを装着すればほぼ見えなくなりますが(*´ェ`*)
先端がポリキャップになっているので、ビームサーベルのエフェクトパーツを差し込めます。
ガントレットセイバーを構えるアストレイノーネイム!
篭手型の武器になります。
ビームエフェクトパーツはHGAWガンダムXのものが1本付属します。
腰部もアシンメトリーデザインで、左側のフロントアーマーのみ白い装甲がついています。
このノーネイム、かなり特殊なデザインになっているぞ……(*_*)
脚部も左脚のみ外装を装備。
左脚をアップで。ホワイト部側面に合わせ目が発生します。
足裏はつま先あたりに肉抜きらしき穴がありますが、こういうデザインの可能性あり。
右脚を各所アップで。細かなブルー、ゴールドはシールで補います。(両脚とも)
カカト付近の装甲は可動します。
足先も左右に傾くので接地性が良好。
それでは、ノーネイムユニットを右肩に装着させてみます。
ノーネイムユニットは赤茶の1色成形になっており、ホワイトとブルーのセンサー部分をシールで補います。
こちらが基本形態、Dエクステンション。
ペリース形状の防御モードで、ユニットはビームコーティングされているという設定。
非常にかっこいいですが、ノーネイムユニットを装備させると右腕がほぼ動かなくなるのはご愛嬌。
お次は中・遠距離攻撃を行う射撃モード、Bスマートガン。
ノーネイムユニットをある程度バラし、差し替えパーツを使って再現します。
Bスマートガンを構えるアストレイノーネイム!
劇中でもこの形態がクッソかっこよかった……(*´ェ`*)
Dエクステンション時ほどではないですが、こちらもポーズは何パターンかに限られてしまう感じです。
かっこいいからあまり気にならないけど。
最後はナイトロシステム発動時の決戦モード、Xコネクトになります。
このモードではアンテナを一度抜き、位置を逆にし付け直します。
ナイトロシステム発動!
先端はXコネクト時にのみ使えるドラグーン、ブレイドドラグーンとして機能します。
ただ分離するギミックは無し。
ダブルオーダイバーエースと戦うアストレイノーネイム!
死闘を繰り広げたHGBDガンダムダブルオーダイバーエースと比較。
ナイトロシステム搭載機でディスプレイ。
同じ関節ランナーを使用しているHGガンダムアストレイブルーフレームセカンドLと比較。
関節は同じなれど、全く違うガンプラに見えますね。
HGブルーフレームセカンドL、HGレッドフレームフライトユニット装備型、HGグリーンフレームも混ぜて。
アストレイ祭開催。
最後に、HGBD:Rロードアストレイダブルリベイクと比較。
デザイン・ギミックともに、良い意味でかなり癖の強いキットになっているぞ……(>ω<)
HGBD ガンダムアストレイノーネイムの感想
という事でHGBD ガンダムアストレイノーネイムのご紹介でした。
合わせ目は主に「肩・胴体側面・脚部側面」に出るものの、あまり目立たないので素組み派モデラーさんも安心設計になっていると思います。
ノーネイムユニットはド派手で3形態もの姿を楽しめますが、Xコネクト以外の形態では腕の動きに制限がかかるのでポージングパターンは少なめ。
ただ、それでもかっこいいポーズは決まる感じでした。
ちなみに右手はハンドパーツを使用しないので、↓が余剰パーツになります。
アシンメトリーなデザインとノーネイムユニットまわりが超かっこいいので、デザインにビビッと来たモデラーさんには特にオススメだよ!
以上、「HGBD ガンダムアストレイノーネイム」のガンプラレビューでした!