今回は「HGBD インパルスガンダムランシエ」のガンプラレビューです。
こちらカルナが使用する赤いインパルスガンダムランシエのレビューです。
特徴的な赤いカラーリングの他、大型の「ランシエジャベリン」「シールド」が付属し、変形・合体・分離ギミックを搭載。
今回は同日発売のインパルスガンダムアルクとの違い・比較や組み合わせ例を含めて、じっくりとご紹介します!
HGBD インパルスガンダムランシエ
インパルスガンダムランシエは陸戦に対応した基本能力を備えつつ、「水中戦」「格闘能力」「最高速」に優れたセットアップを施された機体になります。
兄弟機のアルクが空戦と射撃に寄せた能力のため、2体での連携戦闘を前提としたチューンナップがされている模様。
ダイバーはチャンピオンのフォース「AVALON」副隊長の一人、カルナさん。
機体名のランシエはフランス語で「槍騎兵」という意味で、カルナの意向は反映されずエミリアさんが強引に命名なさったそうです……(*´ェ`*)
ライフルを装備していないため、アルクよりシールの量が更に少なくなっています。
「ランシエジャベリン」「シールド」「フライヤー形態用スタンドパーツ×2」が付属します。
それに加え、ベースキットであるHGCEフォースインパルスガンダムに付属する「高エネルギービームライフル」と「コアスブレンダー」が余剰パーツで付属。
ヴァジュラビームサーベル、機動防盾(シールド)、フォースシルエットはパーツが足りないため再現不可です。
ピンクがかった赤い成形色が綺麗ですね。
兄弟機のアルクとの違いは「アンテナ」「サイドアーマー」「水中航行用ブースター」「武器」になります。
※後述
このランシエは大型のシールドを装備しているため、装備品がアルクよりも多少豪華に見えます。
ジャベリンってのがいいよね……(ジャベリンとかハンマー大好きな人
可動域はランシエ特有のサイドアーマーのおかげで開脚が苦手になっています。
また、水中航行用ブースターの可動域が狭いため膝立ちは不可。
上半身は引き上げて回し、戻せば360度回転します。(ちょっとめんどいけど)
開脚範囲をアルクと比較。
アルクは更に膝立ちも出来るため、ランシエの方が可動域が狭いです。
頭部。センサーや目はシールで補います。
アンテナはランシエ特有の形状をしています。
アルクと比較。
ランシエは後方へ伸びているのに対し、アルクは横に伸びています。
ちょっとした形状の変化と成形色の違いで印象が変わりますね。
後頭部と、
頭頂部には合わせ目が出ます。
ショルダーアーマーや胴体には合わせ目が出ません。
中央のグリーン部はシールで補います。
その他の色分けは完璧で、胴体側面も合わせ目が段落ちモールド化されています。
新規造形のショルダーアーマーはアルクと同形状で合わせ目は出ません。
胴体内の接続パーツが露出するため、肩は上方向へ大きく可動します。
ベースキットのHGCEフォースインパルスガンダムの長所が活かされています。
前腕部には目立つ位置にガッツリと合わせ目が出ます。(形状はフォースインパと同じ)
明るいカラーリングの影響でアルクよりも目立つ気がします。
シンプルなバックパックのスラスター。
合わせ目は出ません。
サイドアーマーはランシエ独特の形状をしています。
裏側にはモールドあり。
左右にある小さなウイングが少し厄介で、かなりポロリしやすいです。
アルク(←)のサイドアーマーに比べ縦長になっている影響で、先述したように開脚範囲が狭くなっています。
リアアーマーに装着した水中航行用ブースターがこちら。
赤い部分は分割されており合わせ目が出ます。
アルクとの本体部分の形状違いはここで最後。
脚部はベースキットのインパルスと成形色違いの同形状です。
合わせ目は側面、ふくらはぎに出ます。
足裏も同上で、肉抜きあり。
ランシエのみが装備する巨大なシールドがこちら。
裏側には肉抜きのようなものが出ますが、腕側面とガッチリ接続され基部で360度回転します。
ランシエジャベリンはシンプルな3パーツ構造。
棒部分(グレーパーツ)は上の方が太くなっており、ハンドパーツ穴とサイズがぴったりでノンストレスです。
ランシエジャベリンを構えるインパルスガンダムランシエ!
開脚範囲は狭いものの、前後には広く可動するため思ったほどポージングには困らない印象です。
刺突!
このキット、ポージングさせると一気にかっこよさが増すぞ!
余剰パーツの高エネルギービームライフルを装備させてみます。
ライフルも普通に似合いますね。
チェストコアフライヤーとレッグフライヤーの分離ギミックも搭載しています。
スタンド用の専用ジョイントパーツが付属します。
インパルスガンダムアルクと比較。
2体あれば、下半身をスワップさせる事でインパルスガンダムアルクランシエと、
インパルスガンダムランシエアルクに変化可能です。
2体分の「武器」「組み合わせたサブアーマーとリアパーツ」を、1体に集めた状態にする事も可能です。
ランシエジャベリン先端とシールドを接続し、
サイドアーマーと水中航行用ブースターを合体させればOK。
強そうになったぞ……(*´ェ`*)
アルクライフルを構えるインパルスガンダムランシエ!
ベースキットのHGCEフォースインパルスガンダムと比較。
バックパックは2つのダボ穴との接続方式です。
このあたりはインパルス等と同規格なので、
無改造でフォースシルエットを装着可能です。
また、このダボ穴はビルドカスタムシリーズで対応している事が多く汎用性が高いため、改造派モデラーさんには嬉しいポイント。
地下水路にてモモカプルを発見するインパルスガンダムランシエ!
逃げるモモカプル!
ベースが同じインパルス系ガンプラでディスプレイ。
カルナ、エミリアの機体でディスプレイ。クランシェカスタムはBD仕様に塗装済です。
フォースAvalonの後半機でディスプレイ。
HGBD インパルスガンダムランシエの感想
ということでHGBD インパルスガンダムランシエのご紹介でした。
ベースキットのHGCEフォースインパルスガンダム同様「頭部・前腕部・脚部」に合わせ目が出るものの、アルクと違い武器とサイドアーマーに合わせ目が出ないため多少作りやすくなっています。
その反面、先述したようにアルクに比べ開脚が狭く立ち膝ができなくなっています。
一長一短といった感じですね。
自立は安定していますが、ベースキットのインパルス同様に接地性は悪いのでご注意。
上半身と下半身を組み替えて劇中再現できたり、サイドアーマー等を連結させたり色々な遊び方ができるため、2体を組み合わせれば真価を発揮するキットといった感じです!
以上、「HGBD インパルスガンダムランシエ」のガンプラレビューでした!
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