今回は「HG ガンダムバエル」のガンプラレビューです。

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズに登場し、マクギリス・ファリドが搭乗するガンダムバエルをご紹介。
2017年3月に発売されたHG版です。
手持ち武器はバエル・ソードのみという漢の中の漢のようなガンダムに仕上がっています(*´ェ`*)
という事で、アグニカ・カイエルが人類を勝利に導いたガンダムバエルをじっくりと見ていきたいと思います!
HG ガンダムバエル

三百年の時を経て目を覚ましたガンダムバエル。
鉄血キットの中でも後半に発売されたという事で、バルバトスルプスと同じガンダムフレーム4を使用し今ままでの集大成のようなガンプラに仕上がっていました。

登場者はもちろん我らがマッキー(*´ェ`*)
放映当時、マッキー幼少期のエピソードを観た夜に友人と電話で「やべぇよ……マッキーまじやべぇよ……」と話したのもいい思い出です……(いい歳して何してるのかというツッコミは無しで(*´ェ`*)

ホイルシールは肩のマークや細かな箇所を補うものが付属。
量はそこそこ多いです。

ホワイトと鮮やかなブルーを基調としたシンプルなカラーリング。
買う前はシンプル過ぎて安っぽく見えないか心配でしたが、プロポーションが秀逸で素組みでも満足するクオリティに仕上がっていました。

そしてこのHGガンダムバエル、なんと合わせ目がありません。
手持ち武器がバエル・ソードのみという理由もありますが、この価格帯のガンプラで一つも無いというのはかなり凄いのではなかろうか(*´ェ`*;)

背部のスラスターウィングで多少重心が後ろに寄りますが、ご覧の通り自立性・接地性に優れています。

ガンダムフレーム4を使用している恩恵で超絶可動域を誇ります。
腕はかなり上がり、脚部はサイドアーマーが邪魔になる事もなく大開脚できます。
膝立ちこそできませんが脚関節がよく曲がり、腰も360度回転します。

アンテナ先端は大きな安全フラッグあり。(今回はカット済み)
先端のブルーはシールで補いますが、安全フラッグをカットするとサイズが合わなくなるため可能であれば塗装してあげた方がいいです。

側面は段落ちモールド化されているため合わせ目は発生しません。
劇中でもモールドが描かれているため、形状の再現はこれで正解です。

上半身の細かなグレーはシールで補いますが、黄色いダクト部分は別パーツで色分けされています。
先述したように、もちろん合わせ目無し。

ショルダーアーマーのエンブレムはシールが付属します。
側面のマークは内部パーツにピンクのシールを貼って色を再現しますが、でっぱっている部分に貼るため↑のように多少シワが出ます。
ここは別パーツ化されているため、可能であれば塗装してあげた方がいいかもしれません。

ショルダーアーマーは上から見ても合わせ目なし。

外側のサブアーマーは、腕可動の邪魔にならないよう引き出せる可動ギミックを搭載しています。

前後にも可動。
このあたりはさすがフレーム構造のガンプラといったところ。

バルバトスルプス等では合わせ目が出やすい前腕部もうまくパーツ分轄されています。
ただハンドパーツは↑の通常武器持ち手が左右分付属するだけなので、偉そうなマッキーポーズを再現する事はできませんでした(*´ェ`*)
平手欲すぃ……。

股間中央の小さなマークはシールで補います。
フロントアーマー下部の「へこんでいるダクトのような部分」や「サイドアーマー」は色が足りなくシールも付属しないため、グレーで要塗装です。

膝はブルーのパーツで色分けされています。

脚部は細かな箇所をグレーのシールで補いますが、接地面はグレーで要塗装となります。

ふくらはぎのブルーはシール。
カカト中央と足裏はグレーで要塗装です。(つま先はブルーのまま)
足裏のつま先付近に目立つ肉抜きあり。

翼状のスラスターウィングの可動域を見てみます。
ここは計2つの砲門の電磁砲が内蔵されている設定。

横方向にも

縦方向にも大きく可動します。

スライスターウィングのブルーは別パーツで色分けされていますが、イエロー部分はシールで補います。
部分塗装派モデラーさんは青の上に黄色は乗りにくいため、下地に一度Mr.カラーのGXクールホワイトを塗って黄色を乗せるかシタデルカラーの使用をおすすめします。

バエル・ソードが収納されているブレード・ホルダーも合わせ目が無く、左右は角度をつけることができます。

このような感じ。
それではバエル・ソードを装備させてみます。

ホルダー可動の恩恵で抜刀姿勢が再現可能です。
 
 
ガンダムバエル、バエル・ソードを抜刀!
黄色い刃パーツの根本付近は一部グレーが足りないため、要塗装です。
形状はHGグリムゲルデのものとは少し違いました。
※↓グリムゲルデのヴァルキュリアブレード



斬りかかるマッキー!
 
 
シンプルでかっこいいですね。
弱点としてはハンドパーツ穴のサイズが多少大きいため、ガッチリ持たせる事はできませんでした。(逆に向けると抜け落ちてしまう感じ)
 
 
2本目も抜刀!

バエル・ソード二刀流!

襲いかかるマッキー!
 
  
  
  
 
「ギャラルホルンの真理はここだ!皆、バエルの元へ集え!!」
ガンダムバエルいいよね……。

ガエリオのキマリスヴィダールと宿命の対決!




一番くじのマクギリス&ガエリオキャンパスボードも加えガエリオ・マッキー祭り開催。

マクギリス搭乗機でパシャリ。




最後に、1/100 フルメカニクス ガンダムバエルと比較。
 
 


HG ガンダムバエルの感想
ということでHG ガンダムバエルのご紹介でした。
まず特筆すべき点は、合わせ目がない点。
ガンプラレビュー長らくやっていますが、あまり書く機会のない言葉です……(*´ェ`*)
シールはそこそこあるし色が足りない箇所もあるし平手のハンドパーツが付属しなかったりしますが、価格帯を考えると「合わせ目無し」「超絶可動」「劇中再現度の高いプロポーション」で文句のつけようがないキットに仕上がっていると思います。
利点としてはカラーデザインがホワイトを基調としているため、塗装がしやすい+オリジナルカラーで仕上げるのも容易だと思います。(下地が白い恩恵)
バックパック接続のダボ穴も汎用性の高い2つ穴タイプなため、カスタム派モデラーさんにもかなりオススメです。
肉抜きを含め色も完璧に再現しようとすると多少手間はかかるものの、合わせ目が無いという点から素組みでも満足できるしホワイト成形色のおかげで塗装派モデラーさんは塗装しやすいという名キットに仕上がっていると思います。(久々のベタ褒めレビュー)
たぶん友人に「鉄血のガンプラで一番おすすめ教えて!」と言われたら幼少期のマッキー表情で「バエル」と答えると思います(小ネタで〆
以上、「HG ガンダムバエル」のガンプラレビューでした!

 
  
  
  
  





















