今回は「HG ジム・インターセプトカスタム」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN MSDにて設定された、ジム・インターセプトカスタムをご紹介。
2018年11月発売。
ベースキットにHGジム・ガードカスタム(スナイパーカスタム含む)を使用したバリエーションキットになり、頭部・フロントアーマー・脚部が新規造形になります。
という事で早速、HGジム・インターセプトカスタムをじっくり見ていきたいと思います!
HG ジム・インターセプトカスタム
スナイパーカスタムが前衛、ガードカスタムが後衛だとするとインターセプトカスタムは中衛という位置付けになります。
設定では「フェロウ・ブースターを装備するために開発された」という経緯も含まれているのですが、このキットにはフェロウ・ブースターは付属しません。
↑ちなみにこちらがフェロウ・ブースター。
宇宙空間での戦力アップを重視するために開発された大気圏外用兵装ユニットになります。
フェロウ・ブースター装備型はプレミアム・バンダイ限定になるので、気になるモデラーさんは↓も要チェックです。
パーツ単位での色分けが良好なため、ホイルシールは少なめです。
オリジン系らしくマーキングシールが付属します。
付属品一覧はこちら。
※「ビーム・スプレーガン」「ハンドパーツ3種(右手のみ銃持ち手が付属)」「ビーム・サーベル」「サーベルエフェクトパーツ×2(1つは余剰パーツ)」
ガードカスタムやスナイパーカスタムと比べ、シンプルな内容になっています。
そして完成したHGジム・インターセプトカスタムがこちら。
オリジンのジム系(HGジム・ガードカスタムとスナイパーカスタム)をブレンドし、インターセプトカスタムの新規パーツを組み入れた内容になっています。
今回特に思ったのは、成形色の再現性が高い点。
バンダイの成形色技術が上がっているのを感じるぞ……(>ω<)
また、
左腕のみ赤いラインのマーキングシールが付属するなど、シールデザインにセンスを感じました。
普段貼らないモデラーさんでも、今回は貼るのをオススメしますぞ!
可動域はオリジンのジム系らしくめちゃめちゃ動きます。
手脚は十分上がり、関節は膝立ちが綺麗に決まるほど曲がります。
上半身も360度回転。
全HGシリーズの中でもトップクラスの可動域を誇ります。
X-MENにこんな感じの人がいたような気がするバイザーはシンプルな3パーツ構成で合わせ目が出ません。
頭部本体、左右のバルカンはグレーで要塗装です。
頭部は前後はめ込み式のため、合わせ目が出ます。
トサカ前後はホイルシールで補い、その他細かなマーキングシールを貼る仕様です。
バイザーは開閉式で上へ開きます。
目自体はクリアレッドの綺麗なパーツが使われており、奥もメカニカルな造形になっています。
設定的には、近接戦闘時にバイザーを下ろしてメインカメラを保護するとの事。
胴体はオリジンジム(ガードカスタム)と同じ形状の成形色違いになります。
頭部の上には合わせ目。
肩はオリジンジム共通の形をしており、合わせ目が出ません。
肩は前後に大きく可動し、
胴体の内部パーツが露出する影響で、腕はかなり上まで持っていけます。
腕部もオリジンジムらしく合わせ目が出ません。
合わせ目はどこも段落ちモールド化されています。
インターセプトカスタムの場合、二の腕(左のみ)に赤いラインシールを貼る仕様です。
ちょっとした事ですがこのデザインがかっこいいっす(*´ェ`*)
上半身は前方へものすごく倒れるため、余裕で謝罪ポーズをとらせる事が可能です。
……後ろからは見ちゃダメだぞ!
フロントアーマーはインターセプトカスタムの新規造形部分です。
股間中央のV時はシールで補います。
リアアーマー(写真→)中央には、ビーム・サーベルをマウントできるジョイントパーツを取り付けます。
脚部外装は一部ジム・スナイパーカスタムのパーツを使いつつ、前面の装甲とアンクルガードが新規造形になります。
このあたりは合わせ目が出ないパーツ分轄構造になっています。
ふくらはぎにはジム・スナイパーカスタムと同規格のスラスター(ガンプラ的にも同じパーツ)が搭載されています。
別パーツで色分け済み。
脚の付け根が前後にスイング可動するギミックを搭載しています。
恐ろしいほど可動します。
アンクルガードは左右で違うマーキングシールになっています。
足裏には肉抜きがありません。
ランドセルのバーニアはポリ接続で可動します。
芸が細かいですね。
それでは武器を持たせ、アクションポーズをバンバンいってみます!
ビーム・サーベルを抜刀!
相変わらず良く動きます(*´ェ`*)
サーベルの柄を両手で握っているようなポージングも可能です。
ビーム・スプレーガンを装備。
オリジンジム共通で合わせ目が出ます。
ビーム・スプレーガンを構えるジム・インターセプトカスタム!
銃持ち手は右手のみ付属します。
ビーム・スプレーガンとビーム・サーベルで。
膝立ちが綺麗に決まるため、ポージングがガンガン決まります。
バイザーを上げて。
ジム・ガードカスタムと共闘!
並べると通常の3倍かっこよくなるぞ!(>ω<)
ジム・スナイパーカスタムを加えて。
やば、想像以上にカッケェ
帰路につくエースパイロットたち。
HGジム・ガードカスタム(微塗装・スミ入れ済み)、HGジム・スナイパーカスタムと比較。
設定的にもプラモ的にも共通パーツは多いですが、こう見比べてみるとどれも個性的ですね。
HGジム・キャノン(空間突撃仕様)と。
オリジンのHGジムバリエーション勢揃いでパシャリ。
HG ジム・インターセプトカスタムの感想
ということでHG ジム・インターセプトカスタムのご紹介でした。
HGジム・ガードカスタムとほぼ同じ評価になりますが、HGトップクラスの可動域を誇りポージングが面白いように決まるのが特徴です。
色が足りない箇所はバルカンのみ、合わせ目は頭部とビーム・スプレーガンのみ。※厳密に言うとランドセル一部に出ますがほとんど目立ちません
また、アンクルガード左右の◎パーツが外れにくくなっていたのも高ポイントです。※ガードカスタムやスナイパーカスタムでは外れやすかった部分
FSD→ヘビーガンダムでアンクルガードが独立パーツ扱いになったように、ジム系でも地味にアップデートされていっているようです。
ちなみに、先述したフェロウ・ブースターをはじめジム・ナイトシーカーやジム・キャノン空間突撃仕様も解説されている設定本「MSV-R 連邦編」は眺めているだけで幸せになれるのでおすすめだよ……(*´ェ`*)
↑一部。MSD版との違いを比べるのもオモロイです。
コダワリ派モデラーさんはプレミアム・バンダイ限定でフェロウ・ブースター装備型も発売されているので、こちらもオススメです。
以上、「HG ジム・インターセプトカスタム」のガンプラレビューでした!