今回は「HGUC グスタフカール（ユニコーンVer.）」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムUC およびガンダムNTに登場する、グスタフ・カール（UC Ver.）をご紹介。
2019年発売。
大型MSながら膝関節のスライド機構により、可動範囲が拡大するギミックを搭載。
パーツ分割による色分けが優秀なガンプラに仕上がっています。
という事で、HGUCグスタフ・カール（ユニコーンVer.）をシャイアン基地のガンプラも交えながらじっくりとレビューしていきたいと思います！
HGUC グスタフ・カール(ユニコーンVer.)
ユニコーンバージョンという事で、ガンダムUCやNTで先行運用された状態のグスタフ・カールの立体物になります。
ホイルシールは少なく、主に頭部まわりと脚部の黒いラインを補うものが付属します。
最新キットなだけあり、パーツ分割による色分けが優秀なガンプラに仕上がっていました。
付属品一覧がこちら。
※「ビーム・ライフル」「ビーム・サーベル×２（サーベルエフェクトパーツ×２含む）」「ハンドパーツ×３」「フレキシブル・シールド」「差し替え用シールドアーム」
ハンドパーツは右手のみ銃持ち手が付属。
基本的にライフル・サーベル・シールドのみと、非常にシンプルな内容になっています。
そして完成したHGUCグスタフ・カール（ユニコーンVer.）がこちら。
大型MSなだけあり一般的なガンプラより大きく、ボリュームのある見た目になっています。
が、パーツ数はそこまで多くないのでかなり早く組み上げる事ができました。
そして一番の長所は、色分けが優秀な点。
さすがに頭部の細かい部分などはシールを使いますが、基本的な部分はほとんど色分けされているため素組み派モデラーさんにはオススメのキットになっているぞ！(>ω<)
ダークグレーとダークブルーを基調とした成形色が渋いですね。
それでは細かく見ていきます！
肩の引き出しギミックや膝関節のスライド機構を搭載しているため、手脚の可動域は広いです。※詳しくは後述
手脚は大きく広がり膝立ち可能、肘・膝関節も90度以上曲がります。
ただ、上半身はほとんどまわりません。
目はクリアピンクのパーツが使われています。
額のセンサーはピンクのシールが付属しますが、貼らずともクリアピンクのパーツが露出する構造になっています。（今回は貼っています）
ただ、アンテナ先端（ブルー）はシールで補います。
目の周辺はクリアパーツ・ブルー・グレー・レッドと細かくパーツ分けされています。
頭部は前後はめ込み式で、側面に合わせ目が出ます。（下側は段落ちモールドっぽくなっていますが、設定画ではモールドは無しだったりします）
胴体も「装甲・コクピット部・胸のダクト」と細かく色分け済み。
側面は段落ちモールド化されており、合わせ目が出ません。
「肩装甲の青いパーツ」は可動の邪魔にならないよう、ある程度動きます。
肩は上部・側面に合わせ目が出ます。
胴体上の合わせ目のように見える部分は、段落ちモールド化されています。
肩は胴体内部から引き出す事ができ、前後可動に優れています。
という事で、
太っちょMSなのに動きまくるぞ……ｗ
腕は前腕部側面に合わせ目が出ます。
左腕のみグレネード・ランチャーを装備しており、先端のハッチは開閉します。
中のグレネードは赤いパーツで色分けされています。
股間前面パーツのセンサーはシールで補います。
リアアーマーは可動し、内側にもモールドが刻まれています。
股下にはもちろんアクションベース用の3mmスタンド穴アリ。
脚部の合わせ目は少ないですが、「膝下・関節パーツ前面」と「モモ側面」に合わせ目が出ます。
アンクルガードは１パーツで↑のような接続方式です。
足首周りには細かいスラスターが複数搭載されています。
ほとんど目立たないですが、↑部分に合わせ目が出ます。
足裏は肉抜きが無く、堅実な作りをしています。
このキットの売り、膝関節のスライド機構がこちら。
脚を引き下げる事ができ、ふくらはぎの青いパーツも下へスライドします。
このギミックのおかげで、脚が大きく曲がるようになります。
ここまで曲がるぞ(>ω<)
リアアーマーも開くので動かしやすいのですが、リアアーマーを開きすぎると胴体が簡単に外れるという弱点もありますｗ
バックパックまわりも色分けが優秀ですが、スラスター内は白で要塗装となります。
数少ない要塗装ポイント。
フレキシブル・シールドは合わせ目が出ず、裏側もモールドが刻まれています。
また、シールドはアームによるボールジョイント接続になっており、柔軟に可動します。
それでは武器を持たせ、アクションポーズいってみます！
ビーム・ライフルは設定的にジェガンD型と同タイプとの事。
意外だったのが、ハンドパーツ内に凹凸形状は無く少しプラプラする点。
とはいえ、気になるほどグラつくわけではないです。
グスタフ・カール（ユニコーンVer.）、ビーム・ライフルを装備！
攻撃！
超強そう。
弱点ですが、動かしていると上半身がかなり外れやすいです。
ちょっと大げさかもしれませんが、ただ乗ってるだけと言っていいかもしれませんｗ
グレネード・ランチャーで攻撃！
シールドアームを差し替えれば、前面にシールドを展開できます。
ビーム・サーベルは腰部側面のサーベル・ラックに収納されています。（左右とも）
グスタフ・カール、ビーム・サーベルを抜刀！
斬りかかるグスタフ・カール！
敵を睨みつけるグスタフ・カールさん。
二刀流も可能です。
襲いかかるグスタフ・カール！
やば、かっこいい。
それでは劇中再現いってみます！
ゼータプラスと和んでいるグスタフ・カールさん。
ジェスタ強襲！！
※おやつが散らかってしまったグスタフ・カールの図
エピソード７のシャイアン基地に登場したMSでディスプレイ。
プレミアム・バンダイ限定、HGUCグスタフ・カール（ギレンの野望Ver.）と比較。
違いは↓で！
HGUC グスタフ・カール(ユニコーンVer.)の感想
ということでHGUC グスタフ・カール(ユニコーンVer.)のご紹介でした。
色分けが優秀で、そこまで多いパーツ数ではないのにスタイル良好な点はポイント高しです(*´ｪ`*)
合わせ目は頭部・肩・前腕部などにありますが、量的には多くない模様。
マッシブな機体ながら肩の引き出し・膝のスライドギミックが搭載されているので、手脚の可動域も広いです。
弱点を挙げると、先述の通り上半身が非常に抜けやすい点になります。素立ち状態なら問題ありませんが、ポージングさせていると落下する事がありましたｗ
また、関節パーツの接続強度が非常にユルユルな点。
このガンプラが発売された周辺の「HGナラティブ」「HGシナンジュ・スタイン」などにも共通して言えますが、KPSでできた関節周りの接続強度は要調節といった感じです。
ほか、スタイルは非常に良好なので見栄えは良いガンプラに仕上がっています。
出番は少なかったものの、ユニコーンやナラティブに登場したグスタフ・カールまんまな造形で再現度が高いキットに仕上がっていました！
以上、「HGUC グスタフ・カール(ユニコーンVer.)」のガンプラレビューでした！
