今回は「HGモビルジン」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムSEEDに登場し、ザフト軍が運用するジンをご紹介。
2003年発売。(R版は2011年発売)
当時物のHGながら、高品質なHGに仕上がっています。
という事で、HGジンをレビューしていきたいと思います!
HG モビルジン
早速ですが、完成したHGモビルジンがこちら。
ジンは放送当時に発売したものとリニューアル版が発売されていますが、今回はリニューアル版を塗装した状態です。
今回はちょろっと合わせ目を消して、SEEDのカスタムパーツを使ってつや消しスプレーでフィニュッシュしました。
あとは旧版と同じなので、特にコダワリがない場合は安く売っている方をチョイスする感じでOKだと思います。
ちなみに、アクションベース対応パーツは上半身と下半身の間に挟んで使用するため「76mm重突撃機銃」が腰にマウントできなくなる点はご注意を。
リニューアル版とはいえ、ランナー形状は当時ものキットそのままが使われているので合わせ目が多いです。
また、細かな色も足りないため今のガンプラ目線ではレトロHGに分類されるキットになっていると思います。
左の平手は、ホビージャパンのSEEDカスタムキットを使用しています。
SEEDのガンプラは今の目で見てしまうとプロポーションがイマイチなものが多いですが、このモビルジンは造形がとても良くできており、劇中再現度が高いのではないでしょうか。
頭部をアップで。モノアイホイルシールで、凸モールドはなく非可動です。
頭部は左右はめ込み式で、トサカを含め中央に合わせ目があります。
首の横にある突起部分(センサー?)内部は、レッドで要塗装です。
色分けされていません。
76mm重突撃機銃がこちら。
シンプルなパーツ分割構造で、合わせ目があります。マガジン部分は色分けされていないので、要塗装となります。
腰部リアアーマー中央には穴が空いていて、
ライフルをマウントすることができます。
こちらは重斬刀。グレー1色成形なので、細かなところは要塗装です。
重斬刀は、腰部側面のアーマーにマウントできます。
こんな感じ。ただかなり落ちやすいので、軸を瞬間接着剤で太らせるなどの小加工は必須かと思います。
両脚サイド部分には、パルデュス3連装短距離誘導弾発射筒を装備しています。
ゴテゴテしててとても良いデザインですね。ミサイルハッチ内側の暗い部分は、塗装してあります。
背部をアップで。
ウイングは可動します。
今回はウイング内側を黒で塗装してみましたが、引き締まる感じになるのでオススメだぞ!
このモビルジン、あまり動きませんが造形に関しては再現度が非常に高いです。
放映当時のキットとは思えないですね。
ジャキッ……。
攻撃!今回左手は、ホビージャパンのSEEDのカスタムキットに交換しました。
手を添えるようなポーズもできるようになるので、可能ならカスタムキットとの同時購入がオススメですぞ。
ほのかにゲルググっぽい頭部がタマラン……。
重斬刀を装備。
ストライクと交戦!
※ENTRY GRADE 1/144 ストライクガンダム
ついでに、HGCE 1/144 エールストライクガンダムと比較。
ストライクダガーと戦闘!
ストライクダガーはコレクションシリーズでも発売されていますが、2022年にHGCE版が発売されています。
くわしくは↓のレビューでどうぞ。
ザフト軍のMSでディスプレイ。
最後に、MG 1/100 モビルジンと比較。
HG モビルジンの感想
という事でHGモビルジンのご紹介でした。
リニューアル版といえども形状が2003年発売のモビルジンまんまなので、かなり昔のガンプラになります。
合わせ目の量も多く、細かな色分けも足りないためパチ組みでの満足度は低い点はご注意を。
逆にいえば、手を加えれば加えるほど見た目にフィードバックされる古き良きガンプラといった感じです。
このキットは後に「ミゲル・アイマン専用ジン」「ジン・ハイマニューバ」「ジン・ハイマニューバ2型」「ジン・タイプインサージェント」と、次々とバリエーションキットが出ました。
アストレイファンなら青く塗ってイライジャ専用ジンに改造するもよし、赤を足してイライジャ専用ジン改を作ってもよし、と夢の広がるキットだと思いますぞ。
以上、「HG モビルジン」のガンプラレビューでした!