今回は「RG デスティニーガンダム」のガンプラレビューです。
ガンダムSEED DESTINYに登場し、シン・アスカが搭乗するデスティニーガンダムのRG版をご紹介。
2013年発売。
翼や武器の展開ギミックはもちろん、RGらしく実機を考慮した細かな装甲分割により立体化されています。
という事で、RGデスティニーガンダムを『RGデスティニーガンダム用拡張エフェクトユニット光の翼』を装着した状態も含め、じっくりとレビューしていきたいと思います!
RG デスティニーガンダム
今度発売されるHGCE版との比較の意味合いも込めて、まだ組んでいなかったRGデスティニーを組んでみました。
多彩なマークの入ったリアリスティックデカールが同梱します。
付属品一覧がこちら。
※「MA-BAR73/S 高エネルギービームライフル」「M2000GX 高エネルギー長射程ビーム砲」「MMI-714 アロンダイト ビームソード」「対ビームシールド」「MX2351 ソリドゥス・フルゴール ビームシールド発生装置」「ビームエフェクトパーツ各種」「1/144 シン・アスカ」
……相変わらず凄いネーミングの武器ばかりで、入力するのが大変だったぞw
特徴としては武器だけでなく多彩な手首パーツが付属し、「MMI-X340 パルマフィオキーナ掌部ビーム砲」再現用のハンドパーツも左右分入っています。
※通常サーベルエフェクトパーツ2本はデスティニーガンダムでは使用しないため、余剰パーツになります
1/144シン・アスカをアップで。
パイロットスーツ姿でヘルメット部分も細かく再現されています。
相変わらず凄い技術っす……(*´ェ`*;)
そして完成したRGデスティニーガンダムがこちら。
RGシリーズらしい『実機を考慮した細かな装甲分割』によりメカニカルな造形で立体化されています。
パーツ数も多かった!(*´ェ`*;)
目を引くのが、本体と比べた場合大型に造形されたスリッパ部分。
おそらく『背部翼とのバランスを考慮した大きさ』にアレンジされた箇所だと思われます。
ここの恩恵で、接地面が広くなり自立がそこそこ安定します。
装甲色はホワイトとライトグレー2色が入り乱れた成形色で再現されています。
それでは各部を細かく見ていきます!
可動域はかなり広く、腕は水平以上・脚は水平まで大きく開きます。
膝立ちも綺麗に決まり、手脚の関節も90度以上曲がり上半身も回転。
頭部を上げる動作は標準的な範囲ですが、本体可動については不満の出ない作りをしていると思います。
頭部をアップで。各センサー部はリアリスティックデカールで補います。
額のひさし付近に小さな合わせ目が出ます。
アンテナ先端はデフォルト状態で尖っており、HGシリーズによくある安全フラッグはついていません。
目の下の隈取もパーツ単位で細かく色分けされています。
横と後ろから。
胴体はアドバンスドMSジョイントのおかげで、前後・左右と大きく可動します。
ライトブルー部分などの色分けも完璧。
胸のダクトはもの凄い細かなモールドが刻まれています。
コクピットハッチは開閉ギミックを搭載しています。(写真右)
肩の先端、「RQM60F フラッシュエッジ2 ビームブーメラン」は引き抜けるうえ装着状態でも上下に可動します。
ここの先端もエッジが尖っています。
腕部の色分けも完璧です。
ホワイト・ライトグレーと2色の装甲色が立体感を高めています。
前腕部には対ビームシールド(アンチビームシールド)を装着できます。(右腕でもOK)
シールド先端は伸縮可能で、裏面も色分け済み。
ただ基部で回転はせず、横向きか縦向きかの固定式となります。
腰部はフロント・サイドアーマーだけでなく、リアアーマーも開きます。
裏側にもびっしりとモールドあり。
股下はHGシリーズのようなスタンド穴は空いておらず、スタンドに展示する場合は専用のアクションベース用ジョイントパーツをはめ込みます。
最初は問題なかったのですが、何度か抜き差ししていたら外れやすくなった気がするのでご注意を(>ω<)
脚部関節は装甲単位で曲がります。
各部モールドは多いだけでなく、深く刻まれている印象です。
横、後ろから。
ふくらはぎのカバーは開閉します。
つま先も細かく可動、足裏はもちろん肉抜きがありません。
背部はバックパックを外した状態でも細かなモールドあり。
羽は大きく広げる事ができますが、広げた場合はさすがに自立困難になります。
それでは武器を持たせつつ、アクションポーズいってみます!
まずは高エネルギービームライフルから。
ハンドパーツ内の凹凸と合わせて持たせるため、ガッチリと保持できます。
高エネルギーライフルを構えるデスティニーガンダム!
ソリドゥス・フルゴールビームシールドを展開させてみます。
手甲自体が発生装置になっており、黄色いパーツを外したあとビームシールドを噛ませて保持させます。
ビームシールドはクリアパーツで、裏側に専用のシールを貼る仕様です。
見栄えはかなりいいのですが、貼る時の位置合わせ難易度はかなり高いですw
ビームシールド展開!
リアリスティックデカールのクオリティが高いので、RGならではの見た目になりますね。
高エネルギービームライフルは、リアアーマーにマウント可能です。
シンプルなプラ同士の凹凸接続ですがガッチリとマウントできます。
他の部分にも言えますが、軸が繊細にできているため破損しやすいと思います。ご注意を!(>ω<)
肩先端のフラッシュエッジ2 ビームブーメランを引き抜き、持たせてみます。
ビームエフェクトパーツは長短2つずつ付属します。
ビームブーメランを投げつけるデスティニーガンダム!
ハンドパーツを交換し、パルマフィオキーナ掌部ビーム砲を展開させてみます。
左右分付属します。
パルマフィオキーナ展開!←舌噛みそう
かっこいいっす……(*´ェ`*;)
アロンダイト ビームソードを装備させてみます。
折り畳まれた刀身とガードを開き、専用のビームエフェクトパーツを取り付けます。
デスティニーガンダム、アロンダイトビームソードを展開!
肩まわりの可動域が広いので、両手持ちも可能です。
高エネルギー長射程ビーム砲は、背部にマウントしたまま前方へ展開します。
グリップを引き上げ手に持たせれば、
展開完了です。
後ろ部分が外れやすいので、少し持たせづらいです。
RGデスティニーガンダム用拡張エフェクトユニット「光の翼」
それでは、ここから別売りのRGデスティニーガンダム用拡張エフェクトユニット『光の翼』と組み合わせてみます。
ぶっちゃけ、RGに同梱して欲しかった!(涙
結局我慢できずにプレミアム・バンダイで買ったけど(*_*)
同梱物がこちら。
アクションベース2の特殊カラー+光の翼×2の内容になります。
光の翼は左右で模様が違います。
光の翼展開状態がこちら。
この状態で部屋に飾っていると目立ちまくります。
エフェクト部分、ほんと良く出来てるな……。
アロンダイトビームソードを装備!
付け方が下手なだけという可能性がありますが、翼は結構外れやすいです。
色んなポーズで写真取りたかったのですが、すぐポロリするのでアロンダイトのみで断念しました……w
エクセレントモデルRAHDXのシン・アスカとディスプレイ。
ザフトのミネルバ隊(終盤メンツ)でディスプレイ。
HGCEデスティニーガンダムと比較。
MG版も混ぜてディスプレイ。
1/144スケールだとHGCE版のデスティニーの出来は凄いので、是非こちらもごらんくださいまし(>ω<)
ブチギレてるちびボイスのシン・アスカで〆!
RG デスティニーガンダムの感想
ということでRG デスティニーガンダムのご紹介でした。
RGらしく超絶色分け+ディテールで完成度の高いガンプラに仕上がっていると思います。
ただ、初期RGほどではないですが動かしていると手の甲パーツや背部武器のポロリ率は高めです。
シリーズ共通で、アドバンスドMSジョイントが少し固めに設計されているため一度ポーズを決めて展示する遊び方が正解かもしれません。
そして最大の弱点としては、おそらく大多数の方が思うであろう「少し値段が上がっても光の翼のエフェクトパーツを付けて欲しかった」点。
……ただこのRGデスティニー、この武器数・パーツ数と色分け・細かなディテールで実売2,000円以下はありえない価格設定になっていると思います。
このクオリティで価格面から見た場合、間違いなくオススメですぞ。
以上、「RG デスティニーガンダム」のガンプラレビューでした!