今回は「HGFCノーベルガンダム」のガンプラレビューです。
機動武闘伝Gガンダムに登場し、アレンビー・ビアズリーが搭乗するノーベルガンダムをご紹介。
2011年発売。
PET素材でできた５本のビームリボンが付属し、簡易スタンドも同梱するため本キットだけで特徴的なポージングが可能なガンプラに仕上がっています。
また、別売りHGFCゴッドガンダム用の特殊手首パーツも付属。
という事で、HGFCノーベルガンダムをゴッドガンダムとの組わせ例やバーサーカーモードとの展示も含め、徹底的にレビューしていきたいと思います！
HGFC ノーベルガンダム
ネオスウェーデンのセーラームーンモビルファイター、ノーベルガンダム。
ガンダムファイターはネオスウェーデン宇宙軍の少尉、アレンビー・ビアズリーです。
ノーベルガンダムとネーデルガンダムの語呂が似ているため、たまに間違えてしまうぞ……←いらん情報
ホイルシールはツインアイ、エアダクト（リボン中央）のほか「セーラー服の装甲を補う白いライン」を補うものなどが付属します。
付属品一覧がこちら。
「簡易スタンド（＋支柱パーツ）」「スタンド用専用ジョイントパーツ」「ビームリボンの柄×２」「ビームリボン用ウェイトパーツ」「手首パーツ×７」
多彩な手首パーツが付属するのが特徴で、左右の「武器持ち手」「平手」のほか左の「ピースサインの手」、別売りHGFCゴッドガンダム用の特殊ハンドが付属します。※使用例は後述
これが本キットの売り、ビームリボンのエフェクトパーツ。
５本のPET素材製リボンが付属します。ちなみに、このエフェクトパーツはバーサーカーモードには付属しません。
そして完成したHGFCノーベルガンダムがこちら。
細身のガンプラという事でポリキャップレス仕様です。パーツ数が少ないながら優秀な色分けを実現しており、合わせ目も少ないです。すぐに組み上がりました。
という事で、素組み派モデラーさんにはかなりオススメだぞ！(>ω<)
この再現性よ……。HGFCシリーズ第二弾で2011年に発売されたものですが、成形色の発色も良くプロポーションも完璧ではないでしょうか。
足首パーツは接地面の狭いヒールですが、自立は安定します。
ただ、関節パーツにABS樹脂が使われているため塗装にはご注意を。
それでは細かく見ていきます！
可動域は広く、腕は水平まで上がり足は水平以上開脚します。
肘関節は90度強、ヒザ関節は90度曲がりヒザ立ち可能です。
上半身は360度回転します。
頭部をアップで。ご覧のように冷却フィン（髪の毛）も細かくパーツ分割されており、小型ガンプラながら色分けが優秀です。
ただ、「バルカン」「ダクトの凹み」部分は要塗装となります。※バルカンは赤
頭部に合わせ目はありません。アンテナ先端には安全フラッグあり。
髪の毛は高出力ジェネレーターを高効率で冷却するための「冷却フィン」の機能を持ち合わせます。１色１パーツ成形ですが、
↑のようにボールジョイント接続になっていて
少し引き出せば360度ロール回転します。
１パーツながら髪の内側にもモールドが刻まれていて見栄えは良好です。ちなみに、バーサーカーモードにはこのタイプの冷却フィンは付属しません。
胸のエアダクト／スラスターユニット（リボン）中央はシールで色を補います。選択式で枠ごと覆うことができるシールが付属します。（設定では枠も緑）
胴体は前後はめ込み式で、側面に合わせ目が出ます。
ちなみにこのエアダクト、組み立て書によると「まるでリボンを飾り結びしたかのような形状だが偶然である。」との事ですｗ
胴体は上部にも合わせ目が出ます。
肩は一応ボールジョイント接続ですが、デザイン上あまり前後に動きません。
セーラー服の白いラインはシールで色を補います。
お尻にもエアダクト／スラスターユニットを装備しています。
腕は筒状パーツがメインで、合わせ目が出ません。
肩外側の黄色いパーツ内部を塗りつぶすだけでOKです。
フロント・サイドアーマーともに大きく開きます。このあたりは色分けが完璧です。
脚部のパーツ分割構造も超優秀で、外装・ヒザ関節パーツともに合わせ目が出ません。
左脚のモモにのみリボンのシールを貼ります。リボン部分は凸形状になっているため、塗装がしやすい作りです。
足裏には肉抜きアリ。股下に3mm穴はありませんが、角型の穴が空いており
専用のジョイントパーツを噛ませる事によりスタンドに対応します。
↑の簡易スタンドも同梱するほか、ジョイントパーツはアクションベースなどのスタンダードな3mm軸にも対応しています。
それではアクションポーズいってみます！
ノーベルガンダムらしい、しなやかなポージングが可能です(>ω<)
ガンダムファイト！レディィィ、GO！！！
ビームリボンの柄は２本付属し、クリアピンクのエフェクトパーツは４種類計５つ同梱します。
先端を2mmぐらい折り曲げ、柄に差し込む形で再現します。
ノーベルガンダム、ビームリボンを展開！
くるくると表情のついたリボンを装備。
先端に取り付け可能な、ビームリボンに表情を持たせる事ができるリボン用ウェイトパーツが付属します。
このように遠くに持っていけば展開状態が再現できます。
ただこのウェイトパーツは重みがないので、気になる方は内部にガン玉（釣り用具）などを取り付けて重くすればポージングしやすくなると思われます。
クルクルクル……
ポーズ付けが楽しい……(*´ｪ`*)
ビームリボンを両手に装備！
左手のみ、ピースサインの手首パーツが付属します。
………ｗ
本キットには、別売りHGFCゴッドガンダム用の特殊手首パーツが付属します。
この手首パーツを使えばノーベルガンダムを抱きかかえる事ができますが、↑のように肉抜きアリです。ただ抱きかかえてしまえば……
このように肉抜きは見えなくなります。
いい感じ……！！(>ω<)
遊びの幅が広いガンプラです。
塗装したノーベルガンダム（右）と比較。
基本的には白以外のパーツと「バルカン」「シールだった部分」を塗っただけですが、
冷却フィンの内側を塗りつぶすだけで立体感が出るのでオススメです！（組み立て書の作例でも黒で塗装されていました）
HGFCノーベルガンダム（バーサーカーモード）と展示。２キットを合わせれば、変身イメージでディスプレイできます。
違いは「成形色」「冷却フィン（髪の毛）の形状」「背部スラスター」「エフェクトパーツがビームリボンかビームサーベルか」です。
詳しくは↓
HGIFガンダムヒロイン2のアレンビーとディスプレイ。
エクセレントモデルRAHDXのアレンビーフィギュアと同じポーズで。
アレンビーのフィギュアはまじで出来がいいのでオススメです！(*_*)
HGFC ノーベルガンダムの感想
ということでHGFCノーベルガンダムのご紹介でした。
少ないパーツ数ながら色分け・プロポーションともに良好、また合わせ目も少ないため素組み派モデラーさんにもオススメなガンプラに仕上がっています。
関節がポリキャップレスなあたりは賛否分かれそうですが、足首パーツ以外は接続強度強めで問題ないと思います。
塗装派モデラーさんはABS関節の破損にはご注意を！
手軽に組めるガンプラだと思うので、誰にでもオススメです。
以上、「HGFC ノーベルガンダム」のガンプラレビューでした！
