今回は「HGガンダムアストレア」のガンプラレビューです。
ガンダムダブルオー公式外伝「機動戦士ガンダム00P」に登場し、ルイード・レゾナンスが搭乗するガンダムアストレアをご紹介。
2010年発売。
HGガンダムエクシアのリデコキットになり、各部外装のほか「GNランチャー」「プロトGNソード」などが付属。
という事で、HGガンダムアストレアを他のエクシアタイプとの比較画像を含めじっくりとレビューしていきたいと思います！
HG ガンダムアストレア
ガンダムダブルオー公式外伝に登場するアストレアさん。
設定的には第２世代ガンダムの１機で、実戦に投入するためのテスト機として開発された機体です。
ちなみに名前はタロットカードの「正義の女神」の名がつけられており、ガンダムマイスターはフェルト・グレイスの父親だったりします。
ホイルシールがこちら。ツインアイや細かな色を補うものが付属します。
付属品がこちら。
※「プロトGNソード」「GNランチャー」「GNビームサーベル×２」「GNビームライフル」「GNシールド」「タイプBのGNドライヴ（コーン型）」「手首パーツ×３」
選択式で「コーン型のGNドライヴ」が付属し、ガンダムアストレアタイプBに組む事ができます。
手首パーツは左のみ表情付き平手パーツが付属します。
余剰パーツはかなり多いです。
この中で使えるのは「柄一体型１色成形GNビームサーベル」「GNロングブレイド」「GNショートブレイド」「GNソード」「GNビームサーベルの柄×２」といった感じ。（設定的にもGNソードやGNブレイドはこの機体でテストが行われています）
エクシアのGNシールドはポリキャップさえ他から持ってくれば組むことができる感じです。
そして完成したHGガンダムアストレアがこちら。
エクシアよりホワイト養分多めで、「頭部形状」「胴体一部」「ショルダーアーマー」「武装」などが変わっておりプロトタイプ的なデザインになっています。
タイプ-Fもいいですが、こちらの白いアストレアもヒロイックな配色・デザインで非常にかっこいいっす……（涙
フレームや脚部はエクシアと共通パーツが多いですが、クリアパーツのレンズを多用しないなど印象はかなり変わっている模様。
それでは細かく見ていきます！
可動域はHGエクシアと同程度で、腕は水平まで広がるものの開脚範囲は狭いです。
手足の関節は90度ほど曲がり、ヒザ立ち可能。
上半身は360度回転します。
頭部はトサカ中央に合わせ目が出ます。
側面のパーツだけではなく、クラビカルアンテナのデザインや色も変更されています。
頭部は左右はめ込み式で、頭頂部と後頭部に合わせ目が出ます。
2010年製のHGにしては中々細かなディテールで再現されていますね。
胴体中央のレンズはエクシア同様クリアパーツを使用。外装のデザインは地味に変化しています。
肩の取り付け基部パーツ（青いパーツ）は前後はめ込み式で、側面・上部に合わせ目が出ます。
背部のスラスターは選択式で、「ガンダムアストレアタイプB」のGNドライヴ（コーン型）※右に組む事もできます。
背中の白いパーツを交換するだけなので、一応完成後にも切り替え可能です。
タイプBでパシャリ。
肩は軸接続ですが、ある程度前後に可動します。
腕は二の腕と手首付近の前腕部に合わせ目あり。
エクシアと違い軟質素材のコードは付属しません。ライトブルー部分はホイルシールで色を補います。
肘関節は90度曲がります。
フロントアーマーはこのぐらい上がります。
リア側には２本のGNビームサーベルをマウント。HGエクシアと違い、横向きに取り付けます。（そのためGNソードやGNビームライフルと少し干渉します）
脚部は「脚の付け根球体部分」「モモ後ろ」「ヒザ後ろ」「カカト後ろ付近」に合わせ目が出ます。
厳密に言えばモモ前面なども合わせ目が出るのですが、かなり端の方に配置されていて極力目立たないようなパーツ構造になっています。
ヒザ関節を曲げるとフレームが露出します。ディテールが細かいうえ、合わせ目無し構造です。
足裏は肉抜きがあります。股下はカバーを外せばスタンド穴が露出。
フロントアーマー裏側にモールドはありません。
GNシールドはジョイントパーツを介し前腕部前面に接続します。
シールドは基部で360度ロール回転。
プロトGNソードの刀身は前へ展開します。
何気にABSではなく通常PS素材でできているため、ABSだったエクシアのGNソードより塗装しやすいです。
設定的にはエクシアのGNソードの原型となった武器で、銃は内蔵しておらず純粋な実体剣になります。
プロトGNソード＋GNシールドを装備！
それではアクションポーズいってみます！
飛びかかるアストレア！
斬！
左のみ表情付き平手パーツが付属します。
いい感じ……(*´ｪ`*)
GNビームサーベルを抜刀！
HGエクシアなどに付属しなかったビームエフェクトパーツも、ばっちり２本付属します。
プロトGNソード＋GNビームサーベルで。
GNビームライフルは脚の基部右側にマウント可能です。
マウントする場合は丸いパーツを外し、GNブレイド系をマウントできるパーツに交換します。
センサー部はホイルシールが付属。銃口・機関部×２のシンプルな３パーツ構造で、合わせ目は出ます。
銃口パーツの凸軸が折れやすいのでご注意を……(*´ｪ`*;)←撮影後折った人ｗ
GNビームライフルで攻撃！
ヒザをついて。今のガンプラ基準で見ると開脚範囲は狭いのですが、キレイにヒザをついてポージングさせる事はできます。
アストレアかっこいいよ……（涙
GNランチャーを持たせてみます。
設定的には「ガンダムヴァーチェのGNバズーカに発展するGNドライヴ直結式火器」です。
クラビカルアンテナを外し、GNランチャーを取り付けてみます。
左右どちらでもOK。
銃身は角度を変えられ、
違和感なく構える事ができます。
……14年前のガンプラとは思えない出来ではなかろうか。
GNロングブレイドとGNショートブレイドを装備。
このあたりはHGエクシアと同じです。
マウントパーツも左右分付属するので、腰部側面に取り付ける事もできます。
GNソード（ライフルモード）で攻撃！
エクシアのGNソードも丸々組めるのはリデコキットの利点ですね。
ソードモードで。
HGガンダムエクシアと比較。
HGエクシアとそのバリエーションキットでディスプレイ。
※左から「HGガンダムエクシア」「本キット」「HGガンダムアストレアタイプ-F」「HGガンダムアヴァランチエクシアダッシュ」
アストレアタイプ-FはGNハンマーが同梱するなど、この中でも一番付属武器が多いガンプラになっています。
最後に、1/100ガンダムアストレアと比較。
RG以外は一般販売で入手可能だぞ！
HG ガンダムアストレアの感想
ということでHGガンダムアストレアのご紹介でした。
ダブルオーのMSV的モビルスーツという事で、HGとしてはモールド・ディテールが細かいガンプラに仕上がっています。スミ入れするだけでも大分化けそうです。
付属武器数こそアストレア タイプ-Fに負けますが、ヒロイックな白主体の装甲が非常にかっこよく、HGエクシアと違いプロトGNソードにABSが使われていないため塗りやすいガンプラになっています。（ただフレーム部はエクシアの流用でABS樹脂部分が多いです）
アストレアはプレミアム・バンダイでRG（パーツセット）も発売されていますが、入手しやすく手軽に組める点はHGに軍配が上がりそうです。
開脚範囲こそ狭いもののプロポーションはバツグンなので、HG版もオススメだよ！(>ω<)
以上、「HG ガンダムアストレア」のガンプラレビューでした！
