今回は「MG エールストライクガンダム Ver.RM」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムSEEDに登場し、キラ・ヤマトが搭乗するエールストライクガンダムのMG Ver.RM(リマスター)版をご紹介。
2013年発売。
リニューアル版という事で、GAT-Xフレームを使用しつつ完全フルモデルチェンジ・新プロポーションで新規MG化されています。
別売りのストライカーパーツと組み合わせることで、パーフェクトストライクガンダムも再現可能。
という事で、Ver.RM版のエールストライクを旧MG版とどこが変わったのか比較画像多めで徹底的にレビューしていきたいと思います!
MG エールストライクガンダム Ver.RM
リニューアルされたMGのエールストライクVer.RMさん。
旧バージョンのMGは2003年に発売されたので、実に10年ぶりに最新フォーマットにてリニューアルされたガンプラになります。
という事で、今回はMGのデュエル等と同じ「新フレーム構造のGAT-Xフレームランナー」が使用されているぞ!(>ω<)
ホイルシールのほか、マーキングシールとガンダムデカール(ドライデカール)が付属します。
ホイルシールはツインアイや、細かな部分しか使わないため色分けはかなり優秀です。
フィギュアは1/100キラ・ヤマトとムウ・ラ・フラガの2種類が付属。
↑の立ち姿のほか、コックピット内部に入れる座り姿の2人も付属します。※後述
そしてこちらが、パーフェクトストライク再現用のバッテリーパックとその他接続用パーツ。
別売りの「MG 1/100 ソード/ランチャーストライクガンダム」からパーツを持ってくれば、パーフェクトストライクガンダムが再現できるという嬉しいボーナスパーツになっています。
一応プレバンにて「MG 1/100 エールストライクガンダム Ver.RM用 ランチャーストライカー/ソードストライカーパック」(2,420円(税込))も発売されているので、こちらを購入する方がお得だと思います↓
※余談ですが、プレバンではこれ1つで完結する「スペシャルコーティングVer.」も発売されていたりしました↓
余剰パーツは少ししかありません。
そして完成したMG 1/100 エールストライクガンダムVer.RMがこちら。
旧MG版との比較は後半で紹介しますが、今回は2013年クオリティのGAT-Xフレームが使用されており、装甲なども最新感ただようデザインで再現されているのが最大の特徴です。
旧MG版は今のガンプラ目線で見ても悪くない名作キットではあったのですが、さすがに発売年の違いもあり色分け・可動が強化されています。
とはいえ、Ver.RMももはや11年前のガンプラだったりします。
ただ今のガンプラ目線でも見劣りしないどころか、最新ガンプラを感じるクオリティで立体化されているので、そのたりは安心して大丈夫だと思いますぞ。
エールストライカーは重みがありますが、自立は安定します。
それでは各部細かく見ていきます!
可動域は広く、手足は大きく広がります。
頭部の左右可動や、顔を上げる動作も問題ありません。
手足の関節は90度以上大きく曲がり、キレイにヒザ立ち可能です。
特に上半身が前後左右と柔軟に可動するため、違和感なく動かすことができます。
真横を向くこともできますが、一度上半身を外す必要はあります。(そのまままわすと、白い装甲パーツが外れたりする感じ)
デフォルトでは、少しまわるぐらいに思っておいた方がいいです。
頭部をアップで。MGらしく、アンテナはデフォルトで尖っているうえイーゲルシュテルン(左右のバルカン)まわりなども細かく色分け済みです。
横、後ろから。細かなブルー部分は、ホイルシールで色を補います。
超アップで。隈取りのレッドも色分けされていおり、フェイスマスクのへの字スリットは開口されています。(旧MG版は開口されておらず)
胴体の色分けも完璧です。
特に背部スラスターまわりは、エールストライカーを着けたら見えなくなるような部分まで細かく色分けされているのが好印象です。
コックピットハッチは開閉します。
中に乗せるフィギュアは、キラとムウ2種類からの選択式です。
肩部をアップで。グレーのフレームパーツは可動。肩自体は、前方向へ細かく可動します。
腕部。合わせ目はありません。
ショルダーアーマー側面のパーツは、細かく開口されています。
腰部サイドアーマーは開閉し、中にはアーマーシュナイダーが収納されています。(左右とも)
開脚しすぎるとサイドアーマーがポロリするため、そのあたりはご注意を。
足の付け根軸はスイング可動します。
底面にジョイントパーツを取り付ければ、アクションベース系に対応します。ジョイントパーツの接続強度ですが、そこまで緩いわけではありませんがガッチリと装着できる感じではありませんでした。
脚部。色分け、ディテールともに高クオリティで立体化されています。
もちろん足裏に肉抜きはなくグレーで色分けされているうえ、ディテールが細かいです。
ヒザ可動はめちゃめちゃ優秀で、180度曲がります。
ただ旧MG版のように、足の動きに合わせてモモの装甲がスライド可動するような構造ではありません。
エールストライカーもリニューアルされており、新規造形で再現されています。
ウイングは折りたたんだり、細かく角度を変えることができます。
スラスターもフレキシブルに可動。
各部アップで。黄色いパーツはもちろん色分け済みで、奥のノズルも細かなディテールで再現されています。
旧MG版のエールストライクと同様、カタパルトベースも付属します。
各部アップで。支柱の角度は、4段階に調整できます。
ケーブルは図太いリード線で再現されています。
足を乗せるところをアップで。カカト側のパーツは地味に可動します。
ケーブルの先端パーツは、腰部リアアーマー中央に接続します。
支柱に展示する場合も、ここの穴を使います。
「キラ・ヤマト、ガンダム、行きます!」
エールストライク、アークエンジェルから発進!
ギュワァァァ……。カタパルトは前後に可動するぞ!(>ω<)
バシュン!ケーブルを外し、支柱に接続することでケーブルが抜けた瞬間も再現できます。
リード線が多少形状記憶してくれるおかげで、臨場感あるディスプレイが楽しめます。
「ストライク、いきます!」
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
57mm高エネルギービームライフルがこちら。
銃持ち手の指パーツが付属するので、安定して持たせることができます。
対ビームシールドのグリップは取り付け位置を変えることにより、手に持たせることもできます。
前腕部に接続するため、掴まなくても保持可能です。
オープニング風ポーズでパシャリ。
高エネルギービームライフルで攻撃!
フォアグリップは可動し、両手で構えることもできます。
「当たれ!」
エールストライカーにマウントされているビームサーベルは着脱可能で、手に持たせることができます。
ビーム刃も長めのものが2本付属。
二刀流で。
アクション!
「気持ちだけで、一体何が守れるって言うんだ!」
アーマーシュナイダーを装備させてみます。
「あとはアーマーシュナイダー…これだけかッ!」
アーマーシュナイダーを展開した状態がこちら。
腰部サイドアーマーに収納する場合は、折りたたみます。
イージスガンダムと交戦!
※2012年発売のMG 1/100 イージスガンダム
旧MG版のストライク本体と比較
それではここから、2003年ベースの旧MG版ストライク本体(左)と比較していきます。
※↑左の旧版はI.W.S.P.版のストライク本体なので、色がダークトーンになっています。形は2003年旧MGストライクと同じなので、形状だけ見比べてくださいまし
頭部を比較。今回のVer.RMではフェイスマスクが開口されていたり、シャープな顔付きに変化しているのが特徴です。
胴体をアップで。長さが違うのと、よく見ると胸部左右に細かなディテールが追加されているのが見て取れます。
ちなみに、旧MG版でもコックピットハッチは開閉します。
背部を比較。Ver.RM版では、スラスターまわりの色分けが細かくなっています。
ストライカーパック取り付け穴の規格は、新旧で統一されています。
腕を比較。
脚部を比較。
足を曲げた際の状態を比較。
足の接続方式が変化しています。
旧版は昔ながらのボールジョイント接続になっていましたが、Ver.RM版では軸接続になっただけではなくスイング可動するようになりました。
「IWSPで決める!」
ストライカーパックの接続規格が統一されているので、例えば↑のように「MG1/100 ストライクガンダム+I.W.S.P.」に付属するI.W.S.P.などを無改造で取り付けることができます。
I.W.S.P.かっこいい……(*ノェノ;)
色々なストライクガンダムのバリエーションで比較。
※「HGCE 1/144版」「ENTRY GRADE 1/144版」「RG 1/144版」
この中で一番最新のストライクは、エントリーグレード版です。
「やめてよね。君が僕に勝てるはずないだろ」
MG エールストライクガンダム Ver.RMの感想
ということでMGエールストライクガンダム Ver.RMのご紹介でした。
リニューアルされたMG版ストライクという事で、旧MGストライクと比べ洗練されたプロポーションで立体化されていました。
特に顔付きが今風に変わっていてフェイスマスクのへの字スリットが開口されている点や、背部スラスターまわりをはじめとする細かな色分けが向上しています。
可動一つとっても脚部可動が大幅に向上。弱点はエールストライカーのウイング接続がちょい緩なので、上げると少し垂れ落ちてくる点ぐらいでしょうか。
とりあえず、今から買うなら今回のVer.RMをチョイスしておけば間違いないと思います。
ストライカーパックの接続規格が統一されているので、ソードやランチャーなどと無改造で組み合わせできる拡張性の高さも売りだぞ!(>ω<)
その際はお得なストライカーセットも発売されているので、↓をチェックしてみるのがオススメです。
以上、「MG エールストライクガンダム Ver.RM」のガンプラレビューでした!