今回は「HGサイコガンダム」のガンプラレビューです。
機動戦士Zガンダムに登場し、強化人間フォウ・ムラサメが搭乗するサイコガンダムをご紹介。
2004年発売。
「MS形態」「MA形態」への完全変形を実現していて、形状やディテールも細かく再現されています。
ということで、HGUCサイコガンダムをレビューしていきたいと思います!
HGUC 1/144 サイコガンダム
ドドン。ということで、早速完成したHGUC 1/144 サイコガンダムがこちら。
今回は、かなり昔に缶スプレーでフル塗装した状態になります。
価格は5,500円(税10%込)です。……って、このデカHGで5,500円って、今の物価感覚で見ると結構安い気がします(*_*;)
まずは大きさ比較。HGUC 1/144 ガンダムMk-II(旧版)と並べた場合、2倍ほどの全高を誇ります。
これが一般販売とは、当時のバンダイさんグッジョブ過ぎでしょ……!!(>ω<)
スケールは1/144と他のHGUCと同じですが、設定からしてデカイので標準的なモビルスーツの1/60サイズ(PGシリーズとか)とほぼ同じサイズになっています。
シールは多めで、アンテナとフロントアーマー以外の「イエロー部」はホイルシールで色を補います。
可動域は普通で、手足はここまで広がります。顔を上げることも可能です。
手足の関節は90度ほど曲がりヒザ立ち出来ますが、シールドがめちゃ重いのでキレイにはいかない感じ。
腰を撚ることはできません。
頭部をアップで。アンテナは軟質っぽい素材でできているので、破損しにくいと思います。
モビルフォートレス(MA形態)への変形ギミックのため、折りたためます。
横、後ろから。トサカ前後はピンクで要塗装です。
胴体をアップで。中央には3連装拡散メガ粒子砲を搭載しています。
砲口パーツは赤一色なので、取り付ける前に外側をグレーで塗ると良いです。
肩部。前後に可動はしません。
今回、黄色いシールを缶スプレーで塗装をしてから貼ってみました。(邪道?)
ボリューミーな腕部。
マニピュレーター。親指は第3関節が可動、それ以外の指は第2関節と第3関節の二箇所が可動します。
指先は指部ビーム砲になっていて、開口されています。
手を握った状態がこちら。
股下部。脚部は、太いボールジョイント接続です。
今回一番手間のかかった部分は、脚のフレーム(ライトグレーの部分)でした。
ABS樹脂なので塗装に適しませんが、無理やり塗装してみました。このあたりは合わせ目も多いので、このあたりが中心的ないじりポイントになると思います。
接地性は良好です。
各部アップで。足裏に肉抜きはありません。
背部をアップで。
ミノフスキーフライト搭載のシールドがこちら。
シールドは、一般的なHGUCの2倍程度の長さがあります。
このようにアームで繋ぐのですが、
シールドの重みで左腕が垂れ落ちてきます。
気になる方は、左肩の接続部の強度を上げた方がいいです。
サイコガンダム、現る!
正直アクションポーズは限られるので、今回は他のガンプラを使ったディスプレイ写真を紹介していきますね。
「敵になるのをやめて!私に優しくしてよ!」
カミーユのガンダムMk-IIと交戦!
「オイ、カミーユ!」※原作にはありません
「カミーユァァァ!!!」※原作にはry
こんなガンダム出てきたら勝てる気がしないよね……。
蹴られる天パ。
ド・ダイ改に乗ったネモ現る!
グワシッ……
ネモを粉砕するサイコガンダム!
やはりゼータガンダムのガンプラと並べると楽しい……!(>ω<)
それでは、モビルフォートレス(MA形態)へ変形させてみます。
シールドを外して付け替える必要はありますが、完全変形できちゃうのが売りです。
ウィィン……。
アンテナを折りたたんで頭部を収納。アンテナが軟質素材だったのは、変形時に折れにくくするための配慮のようです。
ドドン。モビルフォートレス形態へ変形完了。
この存在感よ……。交通事故を起こしたベン・ウッダーを思い出します。
VSリック・ディアス!
2体乗っても大丈夫!
ゼータヒロインズのフォウ・ムラサメとディスプレイ。
「ニューホンコンでガチバトルしたガンプラ」勢揃いでディスプレイ。
「機動戦士ガンダム U.C.0094 アクロス・ザ・スカイ」に登場したガンプラでディスプレイ。
ガンダムSEED DESTINY、およびFREEDOMに登場するHGCE 1/144 デストロイガンダムと比較。
HGのデストロイは2024年発売なので、かなり出来がいいです。こちらもオススメだよ!(>ω<)
「思い出なんか…記憶なんか…消えてしまえ!!」
HGUC 1/144 サイコガンダムの感想
ということでHGUCサイコガンダムのご紹介でした。
サイコガンダムは2004年発売という事で、もう20年以上前に発売されたガンプラとなります。一つ一つのパーツが大きいので、このボックスサイズにしては意外と早く組み上がると思います。
ただ合わせ目の量が多く、完璧に色分け塗装するとなると結構時間はかかるキットに仕上がっています。
弱点は、シールドの重さで左腕だけ垂れ落ちてくる点。経年による強度の低下が原因かもしれませんが、左肩の接続強度だけはちょい強めにいじってあげた方がいいと思いますぞ。
以上、「HGUC サイコガンダム」のガンプラレビューでした!