今回は「1/100ケルディムガンダム」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム00に登場し、ロックオン・ストラトスが搭乗するケルディムガンダムの1/100スケール版をご紹介。
2009年発売。
GNスナイパーライフルIIはライフルモードと３連バルカンモードに切り替え可能で、全身に装備するGNシールドビットは支柱を使い、合体させて展示する事ができます。
また、精密射撃用のフォロスクリーン（ゴーグルみたいなやつ）も付属。
という事で、1/100ケルディムガンダムをレビューしていきたいと思います！
1/100 ケルディムガンダム
ガンダムデュナメスの発展機であり、遠距離からの射撃戦に特化したガンダム「ケルディムガンダム」さん。
ケルディムガンダムはMGが発売されていないので、貴重な1/100スケールのガンプラになります。（記事執筆時点）
ホイルシールのほか、光沢感のあるシールとアンテナ中央の赤い部分を補うものが付属します。
ツインアイは、ホイルシールの「エ」か光沢のある「C」との選択式だぞ！
内容物がこちら。
ケルディムガンダム本体（＋全身のGNシールドビット）のほか、「GNスナイパーライフルII」「GNビームピストルII×２」「手首パーツ×５」「GNシールドビット用支柱」「アクションベース用ジョイントパーツ」「フォロスクリーン」が付属します。
手首パーツは左右の「握り手」「武器持ち手」、左の「平手」の計５つ同梱します。
そして完成した1/100ケルディムガンダムがこちら。
1/100スケール版なだけあり、迫力のあるサイズ感で立体化されています。ただ非MGのため、GNビームピストルIIや各クリアパーツは色分けされていなかったりします。
接地性が良く、自立も安定します。
正直、今のガンプラ目線でも通用するプロポーションで立体化されていると思うよ……(*´ｪ`*)
それでは各部細かく見ていきます！
可動域はそこそこで、腕は大きく広がるものの開脚範囲は微妙です。
これは、脚部が昔ながらのボールジョイント接続になっているのが原因だったりします。
手足の関節は90度以上曲がり、キレイにヒザ立ち可能です。
腰パーツ（白い部分）が下半身に固定されているため、腰を撚る動作は苦手なものの胴体側を左右に動かせる構造になっています。
ただ、真横を向く事はできません。
イケメンな頭部。アンテナ中央は無色のクリアパーツになっていて、裏側に赤いシールを貼る仕様です。
もともとシンプルな配色というのもありますが、その他の色分けは良好です。
頭部は左右はめ込み式で、後頭部に合わせ目が出ます。
側面の合わせ目は、アニメで確認したところモールド扱いでOKでした。
胴体をアップで。中央はクリアパーツが使用されており、左右の突起部分はホイルシールで色を補います。
前後はめ込み式で、上部・側面に合わせ目が出ます。
アップで。下から除くと、黄色いエアインテークがチラリと見えるよ……(*´ｪ`*)
バックパックは、ちょこちょこと合わせ目が出ます。（腰部後ろも）
両側面には、GNビームピストルIIをマウント可能。ビームピストルは色分けされていないため、一部ライトブルーで要塗装です。
下から見た図。細かなところも、しっかりと色分けされています。
肩部まわり（側面のハードポイントとサイドアーマー）も、細かく可動します。
右肩にはGNスナイパーライフルIIを、左肩にはGNシールドビットを２基取り付ける事ができます。
上から見た場合、ショルダーアーマーなど合わせ目の量が多いです。
肩は軸接続で、前後に可動します。
腕は、前腕部前後に合わせ目が出ます。
手首付近はスナップ可動します。
関節部のGNコンデンサーには、無色のクリアパーツが使用されています。
腰部。↑枠のジョイントパーツを噛ませる事により、アクションベース１に対応します。
腰部の後ろ側にも、GNシールドビットを複数装備しています。
ケルディムは、腰後部に太陽炉が外付けされているのが特徴です。こちらも無色のクリアパーツを使用しますが、中にホログラムっぽい光るシールを貼るので見栄えがいいです。
脚部の合わせ目は多いです。ヒザ下の側面は少しだけ段っぽくなっていて、モールドに見えなくもないですが一応設定画ではモールド無し部分です。
ヒザ関節の合わせ目は段落ちモールド化されていて、こちらのGNコンデンサーもクリアパーツが使われています。
ケルディムらしく、スリッパ部分が特徴的なデザインをしていて接地性が高いです。
足裏に肉抜きはありません。
「サポート頼むぜ、ハロさんよ」
ケルディムガンダム、出撃！
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます！
GNスナイパーライフルIIから。クリアパーツの部分は無色になっており、クリアブルーで要塗装です。
平手は左手分が付属するので、手を添える事ができるよ……(*´ｪ`*)
GNスナイパーライフルIIで攻撃！
フォアグリップを引き上げ、両手で構える事ができます。
また、バックパックを前へ展開し、アンテナパーツの差し込み位置を変えてフォロスクリーンを取り付ければ、トランザムでの精密射撃モードが再現できます。
ただ、このフォロスクリーンも無色のクリアパーツになっているためクリアブルーで要塗装です。
アクション！
「ケルディム、ロックオン・ストラトス、狙い撃つぜ！」
GNスナイパーライフルIIは、ライフルモードから３連バルカンモードに切り替え可能です。
差し替える必要がないので、簡単にモードチェンジができます。
「させるかよ！」
３連バルカンモードで撃ちまくるケルディム！
このモード、大好物です……(*ﾉｪﾉ)クッソかっこいいわ……。
GNビームピストルII（アックスモード）を装備させてみます。
ケルディムガンダム、GNビームピストルIIを装備！
攻撃！
折りたためば、その名の通りピストルになります。
「ぶっつぶす！」
全身のGNシールドビットは着脱でき、
専用の支柱に取り付ける事ができます。↑の形以外にも色々組み換える事ができるので、自由度が高いです。
また、底面にはフォロスクリーンを取り付けておく事ができます。
「ハロ、シールドビット！」
ケルディム、GNシールドビットを展開！
HGケルディムガンダムGNHW/R（塗装済）と比較。
HG版はGNHW/R版も出ているので、こちらもオススメだよ！
MG 1/100 ガンダムデュナメスと比較。
デュナメスの1/100スケールは、MG版がリリースされています。
00 PORTRAITSのロックオンフィギュアとディスプレイ。
今回使ったアクションベース１スパークルクリアグリーンを使えば、GN粒子っぽい見た目になるのでこちらもオススメだよ！(>ω<)
「ハロ、今日は本気モードで行くぜ！」
1/100 ケルディムガンダムの感想
ということで1/100 ケルディムガンダムのご紹介でした。
GNビームピストルIIや各種クリアパーツは色分けされていないものの、ちょっとした部分塗装で色分けが完結するため多少手を入れるモデラーさんにはオススメです。
GNスナイパーライフルIIのモード切り替えギミックはもちろん、GNシールドビット用の支柱を使ってディスプレイできるため遊びの幅が広いガンプラに仕上がっています。
弱点という弱点ではありませんが、今のガンプラ目線で見ると足回りの可動域が広くないので、そのあたりはご注意を。
それなりに合わせ目はあるので、合わせ目消しをして完璧に組むとなると多少時間はかかりますが、造形やプロポーションは完璧ではないかと思うクオリティで立体化されていると思いますぞ。
MG版が出ていないし、無印1/100を作り込んでいくのも楽しいと思うので、ケルディムファンにはマストアイテムで間違いないでしょう(*_*)
以上、「1/100 ケルディムガンダム」のガンプラレビューでした！
