今回は「HG アクセルレイトジンクス」のガンプラレビューです。
ガンダムビルドファイターズA-Rに登場し、パトリック・マネキンが使用するアクセルレイトジンクスをご紹介。
プレミアム・バンダイ限定品になります。
GN-X IVをベースにして改造されたガンプラで、特殊装備のGNスキーやシールドライフル・シールドサーベルといった個性的な武装が付属。
という事で、HGBFアクセルレイトジンクスをレビューしていきたいと思います!
HGBF アクセルレイトジンクス
機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-に登場するGN-X IVをベースに改造されたガンプラ、アクセルレイトジンクス。
大元をたどれば2008年に発売されたHGジンクスのランナーを使ったリデコキットになります。
ファイターはアイルランド代表のパトリック・マネキンさん。
大胆なバトルスタイル・かつ派手で、見る者を魅了する世界大会の常連選手になります。
ホイルシールの量は多く、頭部側面・手の甲・くるぶしやコーン型スラスターのベージュ部分を補うものが中心です。
付属品がこちら。
※「シールドサーベル」「シールドライフル」「ビーム刃×2」「GNビームライフル」「手首パーツ(左のみ平手が付属)」「通常スリッパパーツ×2」
GNビームライフル(画像右上)は余剰パーツ扱いで組み方の記載はありませんが、一応完璧に組む事ができます。(ただ、ロングバレルのパーツはシールドライフルで使用するためバレルの切り替えは不可)
HGジンクスなどの余剰パーツがこちら。
そして完成したHGBFアクセルレイトジンクスがこちら。
GNスキーを装備している状態でも一応自立しますが、無色のランナーレススタンドが同梱するため浮かせて展示する事ができます。
成形色はジンクスIVの量産機っぽいグリーンになっていますが、装甲部分がアイボリーになっていたりと特徴的なカラーデザインになっています。
それでは細かく見ていきます!
まずはネタ元のHGジンクスIVと比較。
胴体・腰部などは色違いですが、「額のパーツ」「両肩」「武装」「GNスキーを装備している」点など、変更箇所が多いです。
2008年発売のHGジンクスの関節パーツを流用しているので、弱点を引き継いでおり可動域は狭いです。
手足はここまでしか広がりません。
手足の関節は90度ほど曲がります。
GNスキーを装備している(基本浮かせて飾る)ため問題ないかもしれませんが、ヒザ立ちは不可です。
上半身は360度回転します。
頭部をアップで。アゴに合わせ目あり。
額がアクセルレイトジンクス特有のパーツになっています。
頭部は左右はめ込み式で、頭頂部と後頭部(画像では見えていない部分)に合わせ目が出ます。
頭部側面の丸い部分は全面をホイルシールで補います。
胴体フレームは前後はめ込み式で、側面に合わせ目が出ます。
レンズ部分にはクリアパーツが使われています。
光沢感のあるグリーンのシールを中に貼るため、キラキラしていてとてもキレイです(*´ェ`*)
コーン型スラスター周辺の細かなブラウン部分は、全てシールです。
肩が新規造形で、特徴的な形状に変化しています。
羽の先端(アイボリー色)はシールで色を補うのですが、角ばった面に貼るためキレイにいかず。ここは部分塗装推奨といった感じです。
肩は前後にある程度動きます。
腕は前後に合わせ目が多数あります。
前腕部前面の「穴の上付近」はモールド扱いでOKですが、合わせ目の「凹の中心」に分割ラインがくるため厳密にいえばここも合わせ目になります。
腰部側面に合わせ目あり。
フロント・サイドアーマーともに動きます。
スタンド用の穴は股下ではなく、リアアーマーの中央に空いています。
脚部はスネ・ふくらはぎ一直線に合わせ目あり。
ほとんど見えなくなりますが、関節にも一部合わせ目が出ます。
GNスキーはGNバーニアを搭載していて、一部にジンクスのパーツが使われているという面白い構造です。
前面のパーツは前後に可動。
ちなみに通常のスリッパも付属します。
足裏には大きな肉抜きあり。
アクセルレイトジンクス、ガンプラバトルスタート!
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
右手に装備するシールドサーベルから。
ジンクスで使われていたクラビカルアンテナ(胸部についていたパーツ)が使われているのが特徴です。
シールド裏面にはGNビームサーベルを2本マウントしています。
GNビームサーベルにサーベル刃を取り付ければ……
こんな感じで展開できます。
シールドサーベルで攻撃!
クラビカルアンテナを外し、先端に取り付ける事ができます。
前向き、後向きどちらでもOKです。
格闘戦能力を高める形態に変化。
左腕のシールドライフルがこちら。
GNビームライフルのロングバレルが使われているデザインです。
シールドライフルで攻撃!
余剰パーツとしてGNビームライフルがついてくるので、まるまる組む事もできます。
また、シールドサーベルのサーベル柄を取り外し、GNビームサーベルとして手に持たせる事もできます。
別売り、魂EFFECTのWAVE Blue Ver.を使ってディスプレイ。
水上の波のようなエフェクトパーツなので、今回のアクセルレイトジンクスにぴったりです……(*´ェ`*)
インパルスVSフリーダムなど色々なシーンで使えるので、このエフェクトパーツかなりオススメだよ!(>ω<)
ビルド系(ファイターズ・ダイバーズ)に登場するジンクスバリエーションのガンプラでディスプレイ。
ダブルオー作品に登場するHGのジンクス系と並べてディスプレイ。
HGのジンクス系ってめちゃめちゃ数が出ているよね……(*´ェ`*)
ちびボイスのパトリックフィギュアとディスプレイ。
HGBF アクセルレイトジンクスの感想
ということでHGアクセルレイトジンクスのご紹介でした。
HGのジンクス系共通ですが、弱点は可動域です。
ただアクセルレイトジンクスの場合、GNスキーをはいて浮かせて展示するパターンが多いため、そこまで気にならないかもしれません。
両腕のシールドサーベル、シールドライフルやGNスキーにベースキットのパーツ(クラビカルアンテナ・GNスラスター・GNビームライフルのロングバレル)が使われているという面白デザインになっているので、楽しく組み上げる事ができました。
エコにもなるし、デザイナーの工夫が伝わりましたぞ……。
額・肩・武装にGNスキーなど新規造形が多いので、ジンクス系の中でもオススメです。
以上、「HGBFアクセルレイトジンクス」のガンプラレビューでした!