今回は「HGブレイズザクファントム(レイ・ザ・バレル専用機)」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムSEED DESTINYに登場し、レイ・ザ・バレルが搭乗するブレイズザクファントムのHG版をご紹介。
2005年発売。
背部に装備する「ブレイズウィザード」が付属し、ミサイルポッドのハッチやスラスターカバーは開閉可能です。
ということで、HGブレイズザクファントム(レイ専用機)をレビューしていきたいと思います!
HG 1/144 ブレイズザクファントム(レイ・ザ・バレル専用機)
ブレイズザクファントム、レイ機のHG版。
発売年は2005年ということで、SEED DESTINYが放送している当時もののHGとなります。
レイのブレイズザクファントムは無印1/100版も発売されていますが、最新のガンプラはプレバン限定の↓MG 1/100 ブレイズザクファントム(レイ・ザ・バレル専用機)になります。
立体化にはかなり恵まれているMSだよ……(*´ェ`*)
そして完成したHG 1/144 ブレイズザクファントム(レイ・ザ・バレル専用機)がこちら。
今回は微妙に合わせ目を消したり塗装しちゃっているので、パチ組みのレビューは色が違うだけの↓ディアッカ専用機の方でどうぞ。
今回はわたしがガンプラ初心者のころに塗った古いものなので、出来のほうはご容赦のほどを……(*ノェノ)
HGのザク系キットは合わせ目の量がかなり多いのですが、今のガンプラ目線で見ても通用するプロポーションで立体化されているのが素晴らしいです。
特徴は、この背部に装備しているブレイズウィザードです。
設定的には、他のウィザードパックとは比較にならないほど高機動性に特化したウィザードとなります。
ここが本キット最大のセールスポイントで間違いないでしょう。
頭部をアップで。
モノアイは非可動です。本来シールだけなのですが、今回はジュエルパーツを埋め込んでみました。
胴体。実際このあたりの色分けは大雑把なので、部分塗装は推奨です。
腕部は、二の腕から下がロール回転します。
関節パーツに合わせ目はありませんが、シンプルな1パーツ成形になっています。
シールドは特殊なボールジョイント接続になっていて、↑のように引き出すことができます。
スパイク部は別パーツではなく、一体化パーツ。裏側には、ビーム突撃銃のドラム型ビームマガジンをマウントします。
シールドのフチにはぐるりと、肉抜き有り。
腰部をアップで。フロント・サイドアーマーは可動します。
サイドアーマーには左右で合計4つのハンドグレネードをマウントしていて、着脱できます。
当時もののガンプラということで、股下にスタンド穴は空いていません。
足の取り付け構造も、昔ながらの』ボールジョイント接続です。
脚部の動力パイプは、プラパーツです。
カカト付近のスラスターは、地味に可動します。
足裏に肉抜きはありません。
こちらが今回の売り、ブレイズウィザード。
ファイヤビー 誘導ミサイルのハッチは、開閉します。
ミサイル部分は赤いパーツになっているので、溝部分は黒で要塗装です。
また、基部のグレーパーツあたりに合わせ目が出ます。
スラスターカバーも開閉します。
「レイ・ザ・バレル、ザク、発進する!」
ブレイズザクファントム、出撃!
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
MMI-M633 ビーム突撃銃がこちら。
銃持ち手は右のみ付属。よく見ると、人差し指を少し突き出したような形状になっています。
ビーム突撃銃で攻撃!
腰はデフォルトではそこまでまわりませんが、少し引き上げれば可動幅がアップする感じです。
うむ。2005年製のHGにしては再現度が高いな……(*_*;)
フォアグリップは可動式で、
両手で構えることができます。
また、ドラム型ビームマガジンを倒し、腰部リアアーマーにマウントすることができます。
ただ↑写真を撮ったあと、適当に動かしていたら基部のピンがポッキリいってしまったので、みんなは注意してね……(*ノェノ;)
MA-MB ビームトマホークは、1色1パーツ成形です。
2本付属しますが、シールドからの引き出しギミックはオミットされています。
攻撃!
ビームトマホークをぶん投げるレイ!
平手は、左手分のみ付属します。
両手にトマホークを持たせてパシャリ。
刃部分を塗装すれば、見栄えが良くなりそうです。
ミサイル発射!
背中は↑のような規格になっていて、
例えば、HG 1/144 ケルベロスバクゥハウンドなどのウィザードパックにも対応しています。
無改造でいけます。
HG 1/144 ドムトルーパーに同梱するイージーウィザードも、取り付け可能です。
逆に、今回付属するブレイズウィザードをドムトルーパーに持っていくこともできます。
HG 1/144 ケルベロスバクゥハウンド、HG 1/144 ドムトルーパーとディスプレイ。
他のSEED系HGザクとディスプレイ。
※「HG 1/144 ガナーザクウォーリア(左)」「HG 1/144 ガナーザクウォーリア(ルナマリア・ホーク専用機)(中央)」
本体の造形は共通部分が多いですが、頭部・肩・ウィザードパックなどが異なります。
本キットの色替えキット、HG 1/144 ブレイズザクファントム(ディアッカ・エルスマン専用機)と比較。
違いは色だけです。
ディアッカ機の方はパチ組みレビューになっているので、今回紹介しなかった「合わせ目の場所」と「可動域」は↓のレビューの方でどうぞ。
最後に、HG 1/144 レジェンドガンダムとディスプレイ。
HG 1/144 ブレイズザクファントム(レイ・ザ・バレル専用機)の感想
ということでHGブレイズザクファントム(レイ専用機)のご紹介でした。
他のSEED系HGザクのレビューとかぶりますが、2005年製にしてはプロポーションの再現度が非常に高く、シリーズの中でも上位にくるキットだと思います。
ただ当時ものらしく、合わせ目の量が多く可動域が広くないので、ある程度いじれるモデラーさんにはオススメのガンプラといったところ。
肉抜きはシールド裏側にしかなく、ABS樹脂も使われていないためいじりやすく塗りやすいキットになっていると思いますぞ。
以上、「HG 1/144 ブレイズザクファントム(レイ・ザ・バレル専用機)」のガンプラレビューでした!