今回は「HGUCシャア専用ズゴック」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムに登場した水陸両用モビルスーツ、シャア・アズナブル専用ズゴックをご紹介。
2001年発売。
HGUC19番と初期ナンバーにあたるズゴックですが、色分け・可動域ともに優秀でコストパフォーマンスに優れたガンプラに仕上がっています。
という事で、HGUCシャア専用ズゴックを「素組み状態」に加え「合わせ目を消して塗装した状態」もご紹介していきたいと思います!
HGUC 1/144 シャア専用ズゴック
1999年に発売されたHGUCズゴック(量産型)の色替えキットになります。
変更されたのは成形色のほか、
ホイルシールになります。コクピット部のシール色がホワイトに変わっています。
そして完成したHGUCシャア専用ズゴックがこちら。
量産型同様、パーツ分割による色分けが優秀で劇中再現度の高いプロポーションで立体化されているぞ!(>ω<)
この出で立ちよ……。本体内部やアーム内のフレームのみABS樹脂製で、外装はオレンジ・朱色・白・紺色と4色構造になっています。
後ろ姿もニヤけてしまいますw
可動域は広く、腕・脚は細かく曲がります。
腕は水平以上上がり、真横まで開脚します。
膝関節は90度曲がります。上半身が前へ傾くため、違和感なく膝立ち可能です。
上半身はここまでまわせます。回転はしません。
アップで。モノアイと六角形のコクピット部はシールで補います。
モノアイは非可動で、好きな位置にシールを貼ります。モールドもありません。
頭部ミサイルハッチがこちら。内部からパーツが露出する構造で色分けされています。
インテークまわりも内部から露出する構造で、スリット形状はパキッと造形されています。
胴体は前後はめ込み式で、上部に合わせ目が出ます。(推進装置も)
側面から見た図。胴体と腰に合わせ目が出ます。
肩を取り付けるボールジョイント部分(黒いパーツ)はABSです。
胴体は前後に可動します。
推進装置は上側のパーツに合わせ目が出ます。噴射口は別パーツになっています。
腕は前腕部に合わせ目アリ。
アイアン・ネイルは広げる事ができます。組み立て書の作例では中央のメガ粒子砲がグレーで塗装されていました。
股下に合わせ目が出ます。スラスターが配置されていて、スタンド穴は空いていません。
脚部は驚異の合わせ目無しです(>ω<)
側面は段落ちモールド化されており、関節パーツにも合わせ目が出ない作り。
足裏にはスクリューのモールド。肉抜きも無いぞ!
ジャブローに侵攻するシャアズゴ!
それではアクションポーズいってみます!
メガ粒子砲発射!
飛びかかるシャア専用ズゴック!
かっこカワイイw
敵を威嚇するズゴック!
とてもシンプルな内容で、付属品もありません。
とにかくよく動くので、触っていてとても面白いガンプラに仕上がっています。
ジャブロー攻略作戦開始!
ちなみに「HGUCアッガイ」「HGUCゴッグ」がセットになったHGUC ジャブロー攻略作戦 水陸両用モビルスーツセットも売っているぞ!
量産型ズゴックと一緒にパシャリ。

それでは塗装した状態との比較いってみます!
右が合わせ目を消して塗装をしたシャア専用ズゴック。
塗装したらどれぐらい変わるかの参考にしていただければと思います。(塗装下手だけどね!w)
わたしがまだガンプラ初心者だったころ、ガンダムスプレーを使って仕上げたものになります。
シャアレッドは専用カラーのスプレーが売っているので、塗装の練習台には最適なキットだと思いますぞ。
まずはぐるりと。
ギロリ。モノアイを可動させる改造テクは持ち合わせてはいない(涙)ので、Hアイズ1のピンクを適当にカットして埋め込んであります。
ジムを突き刺すシーンを再現したかったので、右向きにしてみました。
「アッガイといえども一瞬のうちに4機も仕留めたのか。腕を上げた…
…あ!地下水脈!」
文字に起こすとコントに見えてしまう本編の1シーンを再現。
ギュワッ!
ギロリ……。
メチャメチャ強そうで悪そうだわ。
ズゴックいいよね……普遍的な良さがある気がする。
シャア・アズナブルコレクションのシャアとディスプレイ。
一番くじのシャアフィギュアとディスプレイ。

HGUC 1/144 ジムとの名シーンを再現!

色々なジオン水泳部でパシャリ。



シャアが1年戦争で乗ったMSでディスプレイ。



SEED版ズゴック、HGCE 1/144 ズゴック(SEED FREEDOM Ver.)と比較。
違いは↓のレビューでどうぞ。

最後に、色々なシャア専用ズゴックのガンプラでディスプレイ。



HGUC 1/144 シャア専用ズゴックの感想
という事でHGUC シャア専用ズゴックのご紹介でした。
パーツ数が少なく組みやすい上、可動域も広く色分け良好と優良ガンプラに仕上がっています。
特にプロポーションが劇中に激似。定価も安いので誰にでもオススメなガンプラに仕上がっているぞ!(>ω<)
腕に自信のあるモデラーさんはモノアイが動くように改造してみたり、ガンダムUCエピソード4に登場したオリーブがかったズゴックに塗装しても面白いかもしれません。
以上、「HGUC シャア専用ズゴック」のレビューでした!