今回は「HGデュエルガンダム アサルトシュラウド」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムSEEDに登場し、イザーク・ジュールが搭乗したデュエルガンダムアサルトシュラウドをご紹介。
2002年発売。
ノーマル状態のデュエルガンダムにウエポンユニット「アサルトシュラウド」が付属する内容になっており、両形態が再現可能です。
という事で、HGデュエルガンダム アサルトシュラウドをSEEDカスタムキットを使った状態でレビューしていきたいと思います!
HG デュエルガンダム アサルトシュラウド
復讐のシュラウド「死体を包む布」を追加装備したデュエルガンダム アサルトシュラウドのHG。
ちなみに今回は放映当時に発売されたものなので、今から買うならマーキングシールが追加で入っているリニューアル版の方がいいかもしれません。
ただ、造形自体は旧版と同じなので安い方を選ぶのも手だと思います(*´ェ`*)
ホイルシールは主にアサルトシュラウドの装甲に貼るものが中心となります。
付属品一覧がこちら。
※「57mm高エネルギービームライフル」「ビームサーベル×2」「シールド」「シールドジョイントパーツ×2(通常用・アサルトシュラウド用)」
写真外だとアサルトシュラウド装備一式がありますが、そのあたりは後述するぞ!
デュエルガンダム
まずは通常のデュエルガンダム状態から見ていきます。
今回は半分ほど合わせ目を消してありますが、合わせ目箇所は画像にてバッチリ解説します。
本体の成形色はホワイト・ブルー・グレー・イエローと4色成形になっており、体型はGAT-Xシリーズの中でもスタンダードな基本型といえるデザインになっています。
ホワイトは少し青みがかったような暗めのホワイトになっています。
ちなみに、今回はヒザ関節にHGガンダムSEEDカスタムキットを使用してみました。
↑がHGガンダムSEEDカスタムキットに同梱する膝関節パーツで、
キットのヒザ関節パーツと交換する形で取り付けます。
可動域が広がるほか、脚が延長されHGCEに近い全高になるのも特徴です。
今からデュエルを組もうと思っているモデラーさんにはオススメだよ!(>ω<)
ヒザ関節の可動域がアップし、余裕で膝立ち可能となりました。
その他の可動域ですが、腕は水平まで上がり↑ぐらいまで開脚します。
脚は昔ながらのボールジョイント接続ですが、デュエルの場合腰まわりに邪魔するものが無いので大きく広げる事ができます。
上半身はそのままでは回転しませんが、少し引き上げて戻せば真横を向かせる事はできます。
頭部をアップで。トサカのセンサーとツインアイはシールで補います。
元々シンプルな配色をしているため色分けは良好ですが、側面に合わせ目が出ます。
※合わせ目消している部分もありますが場所は赤枠で囲んでいきます
胴体をアップで。色分けが完璧で、胸の小さなイエローパーツは別パーツ化されています。
ただ、胴体とお腹の側面に合わせ目が出ます。腰は段落ちモールド化されています。
上から見た場合の合わせ目箇所。胴体・肩・頭部に合わせ目が出ます。
肩は軸接続のため前後可動など柔軟には動かずです。
サブアーマーは可動し、腕の可動範囲を広げる事ができます。
腕は胴体内部ブロックと前腕部に合わせ目が出ます。
ちなみに、腕の場合アサルトシュラウドを装備させると合わせ目がほとんど隠れます。
シールドはホワイト・ブルーの2色成形で、オレンジの突起やシールド裏などは色が足りません。
塗装派モデラーさんはこのあたりが重点的な塗装ポイントになると思います。
シールドは基部で360度ロール回転。
※左の手首パーツはHGガンダムSEEDカスタムキットに同梱する握り手に変えてあります
サイドアーマーは多少動きます。
脚部はモモ・膝下・足首付近に合わせ目が出ます。
※アサルトシュラウドを装着すると膝から下(前側)の合わせ目は隠れる感じです
後ろにも合わせ目。こちらはアサルトシュラウドを装備しても露出する部分です。
足裏に肉抜きはありません。ただ当時ものキットという事で、股下にスタンド穴は空いておらず。
バックパックに合わせ目は無く、ビームサーベル2本をマウントできます。
57mm高エネルギービームライフルは3パーツのシンプルな構造で合わせ目が出ます。
銃身の下部に小型のマルチ・ガンランチャーが取り付けられているタイプの武器で、他MSだとストライクノワールも装備していたりします。(ガンプラの場合HGストライクノワールには付属しませんがMGには付属)
ビームライフルで攻撃するデュエル!
アサルトシュラウドを装備していない姿もシンプルでかっこいいですね(*´ェ`*)
デュエルガンダム アサルトシュラウド
アサルトシュラウドを装備した姿を見ていきます。
増加装甲部分は1色成形のため、細かなところが色分けされていないのが弱点となります。
可動範囲は低下しましたが、素立ち状態ならこちらの方がバランスが取れていてかっこいい気がするぞ……(*´ェ`*)
ただ、アサルトシュラウド部分は普通に合わせ目が出るので気になるモデラーさんは素のデュエル状態を諦めて合わせ目消ししてしまった方がいいかもしれません。
アップで。胸部まわりや左肩の220mm径5連装ミサイルポッドはシールで色を補います。
また、ミサイルポッドのハッチは固定されており開閉ギミックはオミットされています。
このように胴体と腰が1パーツになっているため、腰をひねる動作ができなくなりました(*´ェ`*)
腕の装甲も細かな箇所は要塗装です。オレンジ、グレーが足りない感じです。
脚部装甲は左右から挟み込む形で取り付けます。
後ろ側は内側とふくらはぎが露出するデザインです。
脚部装甲も細かなオレンジは色が足りないため、要塗装です。
バックパックも然り。
造形自体は変な肉抜きも無く、細かなディテールで再現されているのではなかろうか。
右肩の115mmレールガン<シヴァ>はボールジョイント接続で、ある程度自由に動きます。
デュエルガンダム アサルトシュラウド、出撃!
むむ!浮かせるとかっこよくなるな(*_*)
腰が捻れないので、ポージング難易度は高いぞ!w
ビームサーベル抜刀!
サーベルは柄・エフェクトパーツともに2本付属します。
「ストライクゥゥゥゥーーッ!!!」
斬りかかるデュエル!
レイダーとバスターを使い、劇中再現いってみます。
「そいつをよこせぇ!」
1/100 デュエルガンダム アサルトシュラウド(塗装済・左)、MG 1/100 デュエルガンダム アサルトシュラウド(右)とディスプレイ。
デュエルのガンプラだとMG版が2012年発売と比較的新しいので(とはいえ10年以上前のMGですが)、MG版もオススメです。
ガンダムSEEDキャラクターズのイザークとディスプレイ。
本キットのリデコキット、HGブルデュエルガンダム(右)と比較。
ブルデュエルの方には、アサルトシュラウドのかわりに火力強化装甲のフォルテストラが付属します。
ガンダムSEED FREEDOMシリーズの、HGCE 1/144 デュエルブリッツガンダム(右)も加えてパシャリ。
デュエルブリッツの方は、中のデュエルガンダムの造形も一新されています。
GAT-Xシリーズ勢揃いでパシャリ。
5体並べるとめちゃめちゃいい感じなんですけどぉ!(>ω<;)
HG デュエルガンダム アサルトシュラウドの感想
ということでHGデュエルガンダム アサルトシュラウドのご紹介でした。
アサルトシュラウドの装甲はすべてシールで補う事になるため、ある程度部分塗装するモデラーさんにはオススメといった感じです。
当時ものらしく合わせ目の量は多いのでご注意を。あとはリアアーマーにかぶせる外装パーツが外れやすいので、調節した方がいいかもしれません。
ABS樹脂は使われていないので、いじりやすいガンプラにはなっていると思います。
ちなみに今回ヒザ関節に使用したHGガンダムSEEDカスタムキットですが、
↑今回のデュエルのほか「HGモビルジン」に対応しています。
また、小改造でブリッツ・カラミティ・フォビドゥン・プロヴィデンスにも対応できるのでHGCEに近づけたいモデラーさんはHGガンダムSEEDカスタムキットを使用するのがオススメです!
中古で買う場合はカスタムキットだけではなく、使用方法が掲載されている本とセットのものを買う方がいいかもしれません。
↑はHGフォビドゥンガンダムにカスタムキットを使用してみた図。
小加工が必要でしたが、ヘボ腕の私でも改造できたのでオススメだよっ……(*´ェ`*)
以上、「HG デュエルガンダム アサルトシュラウド」のガンプラレビューでした!