今回は「HGUCイフリート・ナハト」のガンプラレビューです。

「機動戦士ガンダム戦記 BATTLE FIELD RECORD U.C.0081」に登場し、エリク・ブランケが搭乗するイフリート・ナハトをご紹介。
2018年4月発売、プレミアム・バンダイ限定品になります。
外装は一部新規造形で、ナハトの特徴である「ナハトブレード」「コールドクナイ」「3連装ガトリング砲」が付属。
HGのイフリートバリエーションの中でも変化の多い内容になっています。
という事で、HGUCイフリート・ナハトを他のイフリートとの比較画像を含めてレビューしていきたいと思います!
HGUC イフリート・ナハト


新規ランナーがこちら。他のイフリートバリエーションと同様、「HGUCイフリート・シュナイドのリデコキット」になっています。

ナハトの新規ランナーは、「新規外装部分」や「ナハトブレードなどの武装」が中心です。

ホイルシールはモノアイと胸部、足の甲を補うものが付属。
スラスター内部などは要塗装ですが、イフリートバリエの中では色分けが優秀です。

そして完成したHGUCイフリート・ナハトがこちら。
ダークブルーを基調とした渋いカラーリングが特徴で、忍者のような姿をしています(>ω<)

ちなみに、わたくしナハト大好きマンなので今回は「ウェザリング+つや消し」にて仕上げました。なんか汚いかもしれないけど許してね……w

それでは各部細かく見ていきます!

可動域から。腕は水平以上上がります。開脚範囲はそこそこ広いです。

ただ、モモがサイドアーマーに干渉し足を上げる動作は苦手です。
腰もほとんど撚る事ができませんが、手足の関節は90度以上大きく曲がります。

モノアイはシールで凸造形有り。
頭頂部は地味に新規パーツになっており、少しだけへっこみが追加されています。が、見た目はほとんど同じと思ってOKです。

頭部は重ねるように組み立てるため、合わせ目が出ません。

頭頂部のパーツを外せばツマミが露出し、モノアイを動かす事ができます。

ビコォン……。こちらを睨むイフリート・ナハトさん。
モノアイ自体接続強度が緩いので、爪楊枝か何かで動かした方がてっとり早いです。(ガンプラを振るだけでもモノアイが動く感じ)

胴体をアップで。胸部まわりのパーツが新規造形です。
合わせ目は全て段落ちモールド化されています。

特徴的なスパイクアーマーも新規造形です。
トゲは全て別パーツ化されています。

ベースキットと同様、肩は外側へ引き出す事ができます。
前後に大きく動きますが、ショルダーアーマーは前後はめ込み式で上部に合わせ目が出ます。

腕は「肩内部ブロック」と「前腕部」に合わせ目が出ます。また、

左右で形が違い、左腕には3連装ガトリング砲を装備しているのが特徴です。

差し替えで、展開状態を再現する事もできるぞ!(>ω<)

ちなみに今回、手首パーツに次元ビルドナックルズの丸を使ってみました。

本キットに付属のハンドパーツは通常武器持ち手(↑青字)のみなので、握り手や平手を用意したい場合にオススメです。

腰部をアップで。フロントアーマーは左右とも上がりますが、モモがサイドアーマーにひっかかるので脚部の前後可動はイマイチといったところです。

脚部の合わせ目は少なく、関節パーツには合わせ目が出ません。

後ろの合わせ目は「カカト上の外装」以外段落ちモールド化されていますが、設定画ではモールドが無かったりします。
設定忠実派モデラーさんは要処理といったところ。

脚部は一部グレーで要塗装です。

足首パーツのでっぱりはグレーのシールで色を補います。(画像左)
今回は部分塗装してみました。(画像右)

足裏は「つま先」「カカト」に肉抜きがあります。股下にはアクションベース用の3mmジョイント穴有り。
各スラスター内部は色分けされていないので、オレンジで要塗装となります。(今回は汚いながらチョロっと塗ってみました)

バックパックにはナハトブレードをマウントできます。

HGながら、アップで見ても中々ディテールが細かいです。

それでは、ナハトブレードを装備させてみるぞ!(>ω<)
腕周りの可動域が広く、収納状態のナハトブレードを掴む事ができます。

イフリート・ナハト、ナハトブレードを抜刀!


斬!

肩周りの可動が優秀なおかげで、両手で掴むことも出来ます。

次元ビルドナックルズの丸はナハトと相性バツグンなので、マジおすすめです。




投擲用の小型実体剣、コールドクナイは4本付属します。

ちなみに、コールドクナイは腰部と脚部にマウントできます。

ガシッ……!

イフリート・ナハト、コールドクナイを抜刀!

投擲!


3連装ガトリング砲で攻撃!


フルアーマーガンダム7号機と一緒にポージング。
バンダイさん……ジーラインのHG化頼むぅ!(>ω<;)



HGシリーズで発売されているイフリート系ガンプラでパシャリ。
※左から「HGUCイフリート」「HGUCイフリート(ダグ・シュナイド機)」「HGUCイフリート改」「HGUCイフリート・イェーガー」「HGUCイフリート・ナハト(本キット)」「HGUCイフリート・シュナイド」

全て成形色が違うほか、外装一部や武装が変化しているのが特徴です。ダグ機とイフリート・シュナイドの紫色も少し変化していたりします。

頭部を比較。

胴体と腰を比較。

ショルダーアーマーを比較。

左腕を比較。

脚部を比較。







HGUC イフリート・ナハトの感想
という事でプレミアム・バンダイ限定、HGUC イフリート・ナハトのご紹介でした。
まずは要塗装箇所から↓

「コールドクナイ」「脚部の一部」「スラスター内部のオレンジ」は色分けされていないため、要塗装です。
弱点はリデコ元のシュナイド同様、腰が捻れないため可動域はそこまで広くない点。
ただ、目立つ合わせ目がショルダースパイクアーマーぐらいなので素組み派モデラーさんにはオススメです。
他のイフリート系よりもゴテついたデザインになっているため、イフリートバリエーションの中でも一番変化が多く感じるガンプラになっていると思うぞ!ナハト好きにはオススメです。
以上、「HGUC イフリート・ナハト」のガンプラレビューでした!


































