今回は「HGUC 陸戦型ガンダム(パラシュート・パック仕様)」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム第08MS小隊に登場した陸戦型ガンダムの、パラシュート・パック仕様をご紹介。
プレミアム・バンダイ限定品。
HGUC 210番の陸戦型ガンダムに「ジムヘッド」「パラシュート・パック」「各種武装」が同梱するセットになります。
武器はHGUC陸戦型ジムに付属する「ロケットランチャー」「ネット・ガン」、プレミアム・バンダイ限定HGUCジム・スナイパーに付属する「ミサイルランチャー」が同梱。
また、パラシュート・パックは「中央上部のブロックの蓋が別パーツ化」されていてオープニングの降下シーンも再現可能です。
という事で今回は、「どこが新規パーツか」「地上戦セットのジムヘッドとの比較」等々、複雑なキット内容をレビューしていきたいと思います!
HGUC 陸戦型ガンダム(パラシュート・パック仕様)
ボックスアートには空から降下する陸戦型ガンダムが描かれています。
プレバン特有、白黒の組み立て書とホイルシールが付属。
ホイルシールはパラシュート・パック仕様専用のものになっています。
メインカメラ(クリアグリーンのパーツ)はジムヘッド用の新規造形です。
こちらが新規造形ランナー。
「パラシュート・パック」「劇中に寄せた新規造形ジム頭」部分になります。
更に、追加武器のランナーも付属します。
「HGUC陸戦型ジム」に付属する「ロケットランチャー」「ネット・ガン」と、「プレバン限定HGUCジム・スナイパー」に付属する「ミサイルランチャー」のランナー構成です。
以上のランナーが、一般販売のHGUC210 陸戦型ガンダムには付属しないパーツです。
こちらが付属品一覧。
※「100mmマシンガン」「ビーム・ライフル」「180mmキャノン」「ビームサーベル×2(+エフェクトパーツ×2)」「手首パーツ4種(左右武器持ち手・右の銃持ち手・左の平手)」「シールド」「コンテナ」
「ネット・ガン」「ロケットランチャー」「ミサイルランチャー」
「パラシュート・パック」「ジムヘッド」
HGUC陸戦型ジムの武器とHGUCジム・スナイパーの武器が付属。
赤文字が本キットの新規造形部分です。HGUC210陸戦型ガンダムの付属品は全て同梱します。
そしてこちらが完成したHGUC陸戦型ガンダム(パラシュート・パック仕様)。せっかくなので、今回は基本的にジムヘッド状態でご紹介していきます。
HGUC陸戦型ガンダム自体のレビューは↓でどうぞ。可動域など本体の詳しい状態を見たいモデラーさんは併せてご覧下さいまし。
新規造形のパラシュート・パックのみならず、「UCHG陸戦型ガンダム地上戦セット」には付属しない武器がついてくるのも売りだと思います。
ジムヘッドも付いているのでかなりお得感を感じるぞ……!(>ω<;)
※ロケットランチャー、ネット・ガン、ミサイルランチャーは地上戦セットには付属せず
パラシュート・パックの形状はボリュームがありかっこよく仕上がっていますが、一部色は足りません。
ただ、多少重心が後ろに寄るものの自立は安定します。
まずは同梱する2タイプの頭部を見ていきます。
この陸戦型ジムヘッド(右)は「UCHG陸戦型ガンダム地上戦セット」「HGUC陸戦型ジム」とは違う、劇中形状に寄せた新規造形の頭になります。
本キットの売りの一つといっていいですね。
本キットの新規ジムヘッド(画像左)と、UCHG陸戦型ガンダム地上戦セットに付属するジムヘッド(画像右)で比較。
比べてみると、地上戦セットの方が少しスタイリッシュな印象を持っていますね。
今回のジムヘッドは丸みを帯びており、より弱そうになった気がするぞ……w
1/144スケールの陸ジムヘッドは、旧HGを含めると今回で4種類目になります。
今回の頭は再現度が高い弱そうなジム顔になっており、劇中再現でいえば一番近い形になっているのではないでしょうか。
パラシュート・パックを見ていきます。
取り付け方は、折りたたんだ状態のコンテナ・ラック(バックパック)にそのまま接続します。
接続強度が丁度良く、ガッチリと装備できます。
うぅむ……かっこいいぞ……。こいつのためにプレバン品を購入したのだ……(>ω<)
ダクトは別パーツで色分けされていますが、側面には一直線に合わせ目が出ます。
「下部の棒」「カバー」(白い部分)は色分けされておらず、グレーで要塗装です。
中央下部にある2本の黒いラインはホイルシールで色を補います。
細かい事を言えば、劇中カラーでは「スラスター外側が緑っぽいグレー」「スラスター内部はレッド」「ブルー部分はもう少し落ち着いたブルー」になっているので、原作超再現派は要塗装といったところです。
それでは早速、パラシュート降下シーンを再現してみます!
降下シーン再現のためには、↑の別パーツ化されているブロック状の蓋を外します。
陸戦型ガンダム、パラシュート・パックで降下!
これがやりたかったのだ……(出費大
それではパラシュート・パックに同梱する武装を見ていきます。
ロケットランチャーがこちら。甲パーツを外して持たせます。
このロケットランチャーもそうですが、武器類は全てモナカ構造になっており合わせ目が発生するのでご注意を。
グリップは可動し、安定して持たせる事が可能です。
ジム頭、ロケットランチャーで攻撃!
ロケットランチャーはセンサー部の色分けが足りない程度で、色分けは良好です。
ロケット・ランチャー+ビーム・サーベルで。
お次はネット・ガン。こいつはグリーンで要塗装です。
フォアグリップは可動し、両手で構える事ができます。
ネットガンを構えるジム頭!
これらの武器は通常の武器持ち手(人差し指を突き出していない手首パーツ)に持たせる事ができるため、左手でも装備可能です。
お次はミサイルランチャー。グリーンで要塗装となります。
ミサイルランチャーに限って言えば、合わせ目は奥まった本体部分にしか出ないためそこまで目立たないパーツ構造になっています。
いい感じ……(*´ェ`*)
旧HG陸戦型ジムに付属するミサイルランチャー(左)と比較。
今回の特徴は、「大きさが小さくなっている」点と「グリップが折り畳める」点です。
多少アップグレードされていますが、旧ミサイルランチャーも良く出来ていると思います。
※旧陸戦型ジムは↓の商品
ミサイルランチャーを構えるジムヘッド!
Ez-8とディスプレイ。
HGUC ガンダムEz-8(塗装済)と比較。
パラシュート・パックの形が違うのが特徴です。
ちなみに劇中第9話「最前線」では、陸戦型ガンダムもEz-8の装備しているパラシュート・パック(右側)を使用していたりします。
実は、今回のパラシュート・パックはOP時のパラシュート仕様です。
HGUCスレイヴ・レイス(パラシュート・パック仕様)と比較。
HGUC 陸戦型ガンダム(パラシュート・パック仕様)の感想
という事でHGUC 陸戦型ガンダム(パラシュート・パック仕様)のご紹介でした。
武器、パラシュート・パックともに色が足りない箇所がそこそこありますが、形状自体は劇中再現度の高い素晴らしい出来栄えでした。
何より「ジムヘッド」が付属し、HGUC陸戦型ジムとHGUCジム・スナイパーに付属する武器までついてくるためプレイバリューは高いと思います。
HGUC 210陸戦型ガンダムの完全上位キットになっているので、陸ガン好きモデラーさんにはかなりオススメです!
HGUC陸戦型ガンダム本体の詳しいレビューは↓
以上、「HGUC 陸戦型ガンダム(パラシュート・パック仕様)」のガンプラレビューでした!