今回は「HGUC ガンダムEz8」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム 第08MS小隊に登場し、シロー・アマダが搭乗するガンダムイージーエイトのHGUC版をご紹介。
2013年発売。
パラシュートパックは脱着可能。バックパックがHGUC陸戦型ガンダムなどと共通規格になっており、別売りのコンテナなどと差し替え可能です。
という事で、HGUCガンダムEz8をレビューしていきたいと思います!
HGUC ガンダムEz8(イージーエイト)
こちらがホイルシール。
頭部まわりに使うレッド部分のシールや、パラシュートパックをつなぐときに使うグレーのシールなどが付属します。
早速ですが、完成したHGUCガンダムEz8がこちら。
今回はめずらしく合わせ目を消し、塗装+スミ入れ+ウェザリングで仕上げてみたよ……(*´ェ`*)
久々にガッツリと手を加えて作ったので、いくつかコダワリを持って制作してみました。
まずシールドなのですが、本体装甲色と同じ成形色だったので陸戦型ガンダムカラーで塗装。あと08小隊系は土汚れが非常に似合うので、足元などを汚した状態で加工してみました。(改造などはしていません)
頭部のロッドアンテナやシールドのグリップ部分は色分けされていないので、部分塗装必須部分です。
それでは各部細かく見ていきます!
可動域は標準的で、腕は大きく広がりそれなりに開脚します。
手足の関節はほどよく曲がり、ヒザ立ち可能です。
頭部をアップで。先述したとおり、グレーのロッドアンテナは色分けされていないため要塗装部分です。
胴体をアップで。設定的に、胸部装甲にはザクのシールドを2枚使っているとの事です。
ホイルシールのほかマーキングシールも付属し、マークは右胸部に貼ります。
ちなみに「81」の表記は「08小隊の一号機(隊長機)」って意味らしいです。
脚部。ヒザ部分にある装甲は、微妙に可動します。
下から。股間軸は可動式で、底面にはスタンド用の3mm穴が空いています。
足裏に肉抜きはありません。この時代のHGUCシリーズは肉抜きが少なく堅実な設計になっているものが多いので、本キットの長所部分でもあります。(最近は肉抜き多いよね……)
ガンダムイージーエイト、出撃!
100mmマシンガンがこちら。今回はマガジンを陸戦型ガンダムカラーで塗装してみました。
本キットの長所でもあるのですが、しっかりとトリガーガードが造形されているので1/144スケールでは最高峰のマシンガンが再現されています。(例えば新しい方の陸戦型ガンダムやブルーディスティニーEXAM系に付属する100mmマシンガンはトリガーガードの形状が省略されており、銃持ち手も付属せず)
ストックは、後方へ倒す事ができます。
フォアグリップも可動し、両手で構えることができます。
ただ結構ギリギリ掴める感じです。
ビーム・ライフルも付属。
「HGUC陸戦型ガンダム(旧)」「HGUC陸戦型ガンダム地上戦セット」には付属しない武器なので、アニメ本編で使っていたカレンのジム頭にまわしてあげてもいいかもしれません。
改良型シールドがこちら。表面に貼る「08」のマーキングシールも付属します。
HGUC陸戦型ガンダム等に付属するシールドとは違い、一層分厚いデザインになっているのが特徴です。
成形色は装甲色と同じクリーム色でしたが、今回は「グフカスタム戦の時に装備していた陸戦型ガンダムカラー」で塗装してみました。
強化型シールドは、基部でロール回転します。
強化型シールドで攻撃!
「倍返しだーっ!」
少し顔が下に向けづらいですが、あの名シーンも再現可能だよ……(*´ェ`*)
パラシュート・パックも付属し、バックパックに取り付けることができます。
※パラシュートパックは未塗装
ベルトを通した跡シールで固定するシンプルな構造です。
という事で、一度つけてしまうと外す時にシールを破く必要があるのでご注意を。
※一応ベルト部分のシールは予備分も付属します
ボリュームがあってかっこいいですね。
プレミアム・バンダイ限定の、HGUC陸戦型ガンダム(パラシュート・パック仕様)とディスプレイ。
陸戦型ガンダムのパラシュート・パックは、別デザインになっています。

それでは08MS小隊ブルーレイの特典、「三次元の戦い」を再現してみます!
↑HGUC陸戦型ガンダム(新)に付属の180mmキャノンを持たせた状態
襲いかかるグフ・フライトタイプ!
グフ・フライトタイプと対決するEz8!
※魂エフェクトのWave Blueを使用
HGUCグフ・フライトタイプのレビューは↓でどうぞ。プレミアム・バンダイ限定品になります。

ノリスのグフカスタムと交戦!

HGUC陸戦型ガンダム(新しい方)と比較。

MG版のイージーエイトに付属している、シロー・アマダのフィギュアとディスプレイ。
※シタデルカラーで塗ってみました
本キットのリデコキットであるHGBFガンダムEz-SRと比較。

MG 1/100 ガンダムEz8とディスプレイ。

Gジェネ版と三国伝の公孫瓚イージーエイトも混ぜ、色々なEz8でディスプレイ。


HGUC ガンダムEz8(イージーエイト)の感想
という事でHGUCガンダムEz-8のご紹介でした。
要塗装ポイントはロッドアンテナとシールドのグリップ程度で色分けは良好です。可動域は広いわけではないですが、必要十分には動く印象でした。
最近のキットは超絶可動する反面「ライフルのトリガー形状省略」や「銃持ち手」が付属しない点、「足裏の肉抜き」がある点など残念な部分も目立ちますが、このEz-8に関してはそれら不満が一切無い堅実な作りをしているのが長所だと思います。
今回はエアブラシによるフル塗装とウェザリングのスス表現(装甲フチの黒い汚れみたいな部分)で作成したわけですが、スス汚れはエアブラシを使わなくても以下のツールで簡単に出来るのでメチャメチャおすすめですぞ……(*´ェ`*)
筆も同梱されているのでこれだけで、これだけで簡単にウェザリングできるのでかなりオススメです↓
以上、「HGUC ガンダムEz8」のガンプラレビューでした!