今回は「HGUCギャン」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムに登場し、マ・クベが搭乗するギャンのリバイヴ版をご紹介。
2016年発売。
手首がスナップし、ビーム・サーベルを突き出したような躍動感あるアクションポーズが可能。
色分け・可動域ともに優秀なガンプラに仕上がっています。
という事で、リバイヴ版のHGUCギャンをレビューしていきたいと思います!
HGUC ギャン
新生-REVIVE-版としてリニューアルされたHGUCナンバー197番のギャン。
旧版は1999年に発売されたNo.2という事で、1/144スケールでは実に17年の時を越えて発売された事になります(*´ェ`*)
ホイルシールの量は少なく、お腹のライトグレー部を補うものと2種類のモノアイが付属します。
モノアイはサイズが微妙に異なっており、選択式で好きな方を貼る仕様です。
付属品一覧がこちら。
※「ビーム・サーベル」「ミサイル・シールド」「ハンドパーツ×3」
ツイマット社が格闘戦を想定して開発したMSとの事で、サーベルとシールドのみという男らしい内容になっているぞ……(*´ェ`*)
そして完成したHGUCギャンがこちら。
ご覧の通り今風の体型になっているものの、原作イメージを損ねる事のないプロポーションで立体化されているのではないでしょうか。
ライトブルーとブルーの成形色もいい感じですね。
パーツ分割による色分けはかなり優秀ですが、お腹のライトグレー部だけはシールで補う事となります。
それでは各部細かく見ていきます!
可動域はかなり広く、腕は水平以上上がり足は真横まで開脚します。
各関節は90度以上曲がり、綺麗に膝立ちが決まるうえ上半身は360度回転します。
正直、可動域については全く不満の無い完成度を誇っていると思います(*´ェ`*)
頭部。モノアイは非可動ですが、隙間はシャープな間隔になっており見栄えがいいです。
先述した通り、モノアイのシールは大小2枚からの選択式になります。
※今回は大きい方を貼りました
合わせ目は側面下部に出ます。
頭頂部の尖っているところがいい感じだぞ……w
※今回の合わせ目箇所は組み立て書の作例基準での解説となります
胴体は合わせ目が出ない構造で、側面は段落ちモールド化されています。
コクピットハッチのみシールで補いますが、ちょっと目立つので可能ならチャチャっと塗装してあげた方がいいかもしれません。
上半身は前後・左右と柔軟に可動します。
肩も前後に大きく可動。
胴体内部、肩の取り付け位置にはポリキャップ隠しのパーツも配置されており、隙の無い作りをしています。
肩自体も旧HGUC版より多少大型に造形されており、迫力があります。
肩の球体・二の腕・関節に合わせ目は出ません。
前腕部の手首付近にのみ合わせ目が出ます。
肘関節は180度近く曲がります。
フロントアーマーのみならず、リアアーアーも可動します。
フロントアーマーは中央をカットすれば左右独立して動くようになる感じ。
脚部の合わせ目は少なく前面・関節パーツには出ないうえ、
側面にも出ません。
ふくらはぎ付近にのみ合わせ目が出ます。
足裏には肉抜きがありません。
股下にはアクションベース用の3mmジョイント穴アリ。
リアアーマー内側がグレーに色分けされており、HGシリーズとしてはかなり出来がいいです。
バックパックは合わせ目が出ません。
下部のスラスターノズルも細かく造形されています。
ミサイル・シールドを持たせてみます。
グリップを持たせ、前腕部にはさみこむようにして保持させます。
右手は手首がスナップし、角度がつけられるハンドパーツが付属します。
このようにビーム・サーベルを突き出すようなポーズも可能です。
騎士風ポーズも楽に決まります。
※角度が付けられるハンドパーツは右手のみ付属します
それではアクションポーズいってみます!
テキサスコロニーに降り立つギャン!
刺突!
こいつ、動くぞ……!!(*´ェ`*;)
カッケェ!!!
ミサイル・シールドの出来が良く、色分け良好でボリューム感もあり、ディテールもかなり細かいです。
そして手首が自由な角度に動きまくるので、
このようなポージングも楽にできます。
ミサイル・シールドのグリップ部分は可動し、アクションに合わせたアングルに変えられます。
ニードル・ミサイルで攻撃するギャン!
つま先は大きく可動し、
サーベルを突き出す姿勢も再現できます。
ただポーズによってはミサイル・シールドが重く転倒しやすいため、スタンドは必須かもしれません。
どこからどう見てもギャンだわ……。
テキサスコロニーの死闘を再現!
ガンダムと遭遇するギャン!
予想外に善戦するマ!←敢えてマと呼んでみた
※遠くから戦いを見つめるシャアとララァの図
RX-78-2リバイヴのレビューは↓
HGBFはいぱーギャン子と比較。
ギャン子、デカいです。
後にネオ・ジオンで運用された、ギャンの機体思想を継承して開発されたR・ジャジャと比較。
HGUC R・ジャジャも出来が良いぞ!(>ω<)
ギャン・クリーガーも混ぜ、ギャンの系譜でディスプレイ。
本キットのリデコキットで、ガンダムビルドファイターズトライ アイランド・ウォーズに登場したHGBFギャンスロットと比較。
令和版のギャン、ギャンシュトローム(アグネス・ギーベンラート専用機)と比較。
シュトロームは、SEED FREEDOMに登場するギャンとなります。
最後に、ジオンの漢フィギュアのマ・クベとディスプレイ(*´ェ`*)
HGUC ギャンの感想
ということでHGUC ギャンのご紹介でした。
モノアイ可動ギミックこそ無いものの、一言で言うなら最新技術で作られたギャンといった感じです。
その驚異的な可動域と、イメージを損なう事の無いプロポーションで立体化されている点から優良ガンプラで間違いないでしょう。
リバイヴされているとはいえ、どこからどう見てもギャンそのものだと思います……(*´ェ`*)
それに、定価がかなり安いのもポイント高しです。
ギャン好きなら満足度は非常に高いと思います、特に動かすと魅力が爆上がりするガンプラに仕上がっていました。オススメ!
以上、「HGUC ギャン」のガンプラレビューでした!