今回は「EXモデル 1/144 サムソン・トレーラー」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムに登場し、ジオン軍が運用するサムソントレーラーをご紹介。
2006年、EXモデル 1/144シリーズで発売。
同スケールのグフやザクなどを乗せることができるほか、ジオン兵フィギュアも3種類付属します。
という事で、EXモデル 1/144 サムソン・トレーラーをレビューしていきたいと思います!
EXモデル 1/144 サムソン・トレーラー
久々の変わり種レビュー、ジオン軍のMS用輸送トレーラー・サムソントレーラーさん。
劇中ではアムロが脱走したあたりの話で、ランバ・ラルが乗ってきたトレーラーです。
デカール類は付属しません。
早速ですが、完成したEXモデル 1/144 サムソントレーラーがこちら。
EXモデルシリーズという事で色分けはほぼ死んでいます(笑)が、ディテールが細かくアップで見てもショボさを感じない高クオリティな見た目で立体化されているのが特徴です。
横から。……長い(*´ェ`*)
サムソン・トップをアップで。
このあたりはかなりコダワリのパーツ構造になっていて、上部の機銃は可動しガラス面には無色のクリアパーツが使用されています。
中はこんな感じになっていて、こちらから見て右端に運転手が造形されています。
このあたり塗装するの、めっちゃ楽しそう……(*´ェ`*)
後ろから。どの角度から見ても細かく作り込まれているのが見て取れます。
ちなみに、一応組んだあとからでもトレーラーヘッド部分の着脱が可能です。(サムソン・トップ飛行状態が再現可能。設定的にも分離可能、あくまで脱出用なので分離したあとのトレーラー部は乗り捨てるとの事)
機銃をアップで。小さなパーツながら、砲口は開口されています。
砲身は、上下に可動。
左右にも動きます。
地味に、側面の小さな窓にもクリアパーツが使用されています。
ジオン兵は、同1/144スケールのものが3種類付属します。
一部接着する必要あり。
という事で、ジオン兵を乗せてみました。このあたりフル塗装すれば、見栄えが爆上がりしそうですね。
サムソン・トップの側面にあるパーツは、本来赤い部分がグレーで再現されています。
このあたりが重な塗装ポイントになります。
このパーツは、前後に可動します。
サムソン・トップも、左右に角度をつけることができます。
非常に地味な部分ですが、ここが動くおかげで表情が出ます。(後述)
上から。上面パネルには、すべり止めディテールがモールドで演出されています。
タイヤをアップで。
回転こそしませんが、EXモデルシリーズらしい細かなディテールで再現されています。
底面のモールドは、めちゃめちゃ細かいです。
トレーラー側のモールドも然り。
という事で、グフを乗せてみました。
1年戦争時代のMSを中心に、標準的な1/144スケールのガンプラならほとんど乗ると思います。
ファーストファンにはタマラン……(*ノェノ)
ムクリ……。
ガシュンガシュン……。
※使用したのはREVIVE版のHGUC 1/144 グフ
オリジンMSDの、HG プロトタイプグフ 戦術実証機を乗せてみた。
HGUC 1/144 量産型ザク(No.40の古い方)を。
こちらは新しい方のHGUC241 1/144 ザクII。
やっぱ、グフとかザクと相性いい気がする……。
↑のようにサムソン・トップを左右に振れば、ディスプレイに幅が出ると思いますぞ。
今回使用したHGのレビューは↓からどうぞ。
ジオン軍の、色々なEXモデルと一緒にディスプレイ。
EXモデル 1/144 サムソン・トレーラーの感想
ということでサムソントレーラーのご紹介でした。
もともとシンプルな設定色ではありますが、運転シートやサムソン・トップの側面パーツをはじめ色分けされていないところが多いので、塗装前提のキットになっている点はご注意を!
車両の底面を含めれば、塗り分ける場所は結構多いと思われます。
ちなみにこの内容で価格が3,300円(税込)とかなり強気な価格設定なのですが、普通のスケールモデルとして見れば妥当な価格帯だと思われます。……バンダイのガンプラに慣れ過ぎているせいで高く感じるw
こういったマニアック過ぎる車両まで1/144スケールで立体化してくれているので、値段が高いのは仕方ないかな?といった評価でいきたいと思います。
ファーストファンにはたまらないキットになっているので、ザクやグフとのあわせ買いがオススメですぞ。
以上、「EXモデル 1/144 サムソン・トレーラー」のガンプラレビューでした!