今回は「HGサザビー」のガンプラレビューです。

機動戦士ガンダム 逆襲のシャアに登場し、シャア・アズナブルが最後に搭乗するサザビーの、HGUC版をご紹介。
2008年発売。
という事で10年前のキットになりますが、合わせ目がほぼ無いという驚異的なガンプラに仕上がっています。
RG 1/144 サザビーを購入予定のモデラーさんは、比較用にでもご覧くださいまし。
また、これから敢えてHGUC版を組むモデラーさんもいると思いますので「今のガンプラ目線で見るとどんな出来か!?」という視点を重点に置いて、徹底的に解説していこうと思います!
HGUC 1/144 サザビー

前々からサザビーのHG版は出来が異常に良いという噂は聞いていたものの、箱がでかいせいもあり数年間積んでおりました←箱がでかいと怯む人
RGも発売することだし、「思い切って作ってみるか!」と組んでみた次第であります。
RG板のレビューは、↓からどうぞ。


組み立て書とマーキングシールがこちら。
シールは「シールドとフロントアーマーのマーク」、「モノアイグリーン」部分を補うもの付属します。
量はかなり少ないので、色分けが良い予感がするぞ!

付属品一覧がこちら。
※「左の平手」「ビームショットライフル」「シールド」「ビームサーベル×2」「ビームトマホーク」「ビームエフェクトパーツ×4」「展開状態のファンネル×6」
ヤクト・ドーガに入っていたファンネル展開状態の軟質クリア棒は同梱しませんが、ヤクト・ドーガのものと互換性があります。

そして完成したHGUC 1/144 サザビーがこちら。
まず驚いたのが、箱のでかさに反比例し組み上がるのに時間がかからなかった事です。
一つ一つのパーツが大きいので、立体パズルをパコパコ組む感覚で即完成しました。

それでいて必要最低限にはパーツ分割されており、細かい色が足りないもののHGとしては色分けがかなり優秀になっています。
という事で、塗装派モデラーさんにはかなり塗りやすいキットといった印象。
10年前のキットとは思えないぞ……もっと早く組んどきゃ良かった(*_*)

レッドだけで地味に2色使われているのは、高評価ポイントです。

プロポーションの劇中再現度が高いですね。
再現度だけでいったら、アレンジがバリバリ入ったRG版より高いかもしれません。

可動域は、今のガンプラ基準で見ると標準のちょっい下といったところ。
腕は水平以上上がり、肘関節も45度以上。膝も良く曲がりますが、デザイン上上半身の回転はそこそこです。(画像→)

頭部に合わせ目はありません。
左右のアンテナはかなり細く、折れやすいのでご注意。

首まわりは大きく可動し、かなり上を向くことができます。

モノアイは、可動ギミックを搭載しています。モノアイ周辺もディテールが細かく、情報量多め。
動力パイプは「HGUCの逆襲のシャアシリーズ」共通で、ガンメタル調のABSパーツが使われています。
メタリック表現の見栄えが良く素組み派モデラーさんには嬉しいポイントですが、逆に塗装派モデラーさんはABS部分の塗装には注意です。
※ABSはガンメタル部分(主にフレーム)のみ

胴体のパーツ分割が良く考えられており、前後左右から赤い外装を取り付ける仕様上、合わせ目が発生しません。
ここは高評価ポイント。

背面のファンネルコンテナは、可動します。
ここも、合わせ目はありません。

プロペラントタンクは、筒状パーツを組み合わせるだけで合わせ目がありません。
基部はポリキャップ接続で、可動します。
バックパック自体の合わせ目も無く、下部にはバーニアのディテールあり。
色分けが優秀なHG板のサザビーですが、この部分に限らずバーニア内部のイエローは要塗装です。

肩は大きく、前方へ可動します。
肩まわりも、合わせ目はありません。

肩側面のサブアーマーは、可動します。
バーニアは、別パーツ化されています。

肩の小さいイエロー部は、別パーツで色分け済み。
腕部は二の腕が筒状パーツ、前腕部の合わせ目に見える箇所は段落ちモールドになっているので、合わせ目がありません。

股間先端のダクト(四角いくぼみ)は、イエローで要塗装。
左のフロントアーマーには、付属のキャスバルのイニシャルシールを貼ります。
腰まわりの動力パイプ周辺はすべて別パーツ化されていて、色分け良好です。

腰部サイドアーマー内部には別パーツのバーニア、リアアーマー中央上の黒い部分は、別パーツで再現されています。

リアアーマーは、後方へ可動します。
HGだとリアアーマーが動かないことが多いので、可動の妨げにならず地味に嬉しいポイント。

股下のアクションベース用の穴のカバーは、ダクトっぽい形状になっています。
また、リアアーマー裏側にもメカニカルなモールドが刻まれており、見栄えが良いです。

脚部は合わせ目がなく、足裏の肉抜きもありません。
カカト付近の凹みは、内部までスリット造形が入っています。芸が細かい。

脚部まわりの合わせ目は、各部段落ちモールドになっています。
カカト付近には、バーニアあり。

足のパーツ分割と可動域がこちら。合わせ目はありません。
足可動についてはそこまで広いわけではないですが、内側への傾きの方が優秀で接地性に優れています。

ビーム・ショット・ライフルはさすがに左右分割式のモナカ形式で、合わせ目が発生します。
ただ、目立ちにくいような分割にはなっている模様。ライフル上部のパイプ部分は色分けされておらず、要塗装です。
※色が足りない箇所はレビュー最後に記載

シールド中央にはシールを貼ります。
先端付近の細長い突起部分は、イエローで要塗装です。

シールド裏の小型ミサイルは別パーツで色分けされており、ビームトマホークも収納できます。
基部でロール回転します。

戦場に現れるサザビー!

ビーム・ショットライフルで攻撃!

「逃げ場はないぞ!」

小型ミサイル発射!

いい感じ……。

ビームサーベルは、手の平の凹凸を合わせて保持します。
ガッチリ保持できポロリもありませんが、ハンドパーツがABS製で接続強度が強く指パーツは外れにくいです。

ビーム・サーベルをブンブン振り回すサザビー!

アニメで結構印象的だった思い出。

シールド裏のビーム・トマホークを取り出し、

手に持たせてみます。
※こちらも手の平と凹凸を合わせられます

ジャキッ。

長いビームエフェクトに変えて。

「墜ちるがいい!」

ファンネルコンテナは、開閉可能です。
ただこのHGUCサザビーには↑画像の軟質クリア棒が同梱しないので、HGUC 1/144 ヤクト・ドーガから持ってくる必要はあります。

ファンネルを射出!

「そんなものでは!」
「情けないモビルスーツ」呼ばわりされたリ・ガズィで攻撃するアムロ!

「わたし、シャア・アズナブルが粛清しようというのだ、アムロ!」

HGUC 1/144 リ・ガズィと比較。


「ギュネイ、帰還するぞ。よくフィフス・ルナの核ノズルを守ってくれた」

HGUC 1/144 ヤクト・ドーガ(ギュネイ・ガス専用機)と比較。


ネオ・ジオンのエース、レズン・シュナイダー専用ギラ・ドーガと比較。


「アムロ!地球上に残った人類などは、地上のノミだという事がなぜわからんのだ!」

HGUC 1/144 νガンダムと比較。

※RG板、EG板のレビューは↓



RG 1/144 サザビーと比較。


本キットのリデコキット、HGBF1/144 ミスサザビーと比較。


シャアコレクションのシャア(総帥Ver)とディスプレイ。

……はい。噂に違わぬ名キットでした(*_*)
HGUC 1/144 サザビーの感想
ということでHGUC サザビーのご紹介でした。
合わせ目がビームショットライフルのみ、しかもあまり目立たないので合わせ目無しと言っても過言ではないです。
ただ、バーニア内部イエローなど細かい色が足りていないので、そのあたりは要塗装となっています↓

※「股間下部(イエロー)、各バーニア内部(イエロー)、ビームショットライフル上部パイプ(レッド)、シールド下部(イエロー)、展開時のファンネル下部(グレー)、ビームトマホーク柄(グレー)」
可動域を除けば、今のガンプラ基準で見てもかなり上位に来るHGだと思います。
一つ一つのパーツがでかいので組みやすく、それでいてディテールがのっぺりしないギリギリのパーツ数で構成されている印象です。
情報量を増やしたい場合はHGUCサザビー専用デカールもオススメです↓

↑シールドとフロントアーマーに貼るマークが予備分含め付属、型番の「MSN-04」マークにサザビーのフォント入りデカールも入ってます。
ヤクト・ドーガ(ギュネイ機クェス機両方)やギラ・ドーガのものも付属するのでお得ですぞ(*´ェ`*)
総評としては「塗装派に優しいパーツ分割」のおかげで塗装派モデラーさんなら塗りやす過ぎるし、「合わせ目がほぼ無い」点は素組み派モデラーさんにも嬉しいという傑作キットになっていると思います。
もちろん見た目的な密度感や完成度はRG板の方が勝っていると思いますが、劇中に近い姿が再現でき、簡単に作れる点はHG板が勝っていると思いますぞ!
以上、「HGUC サザビー」のガンプラレビューでした!























