今回は「HG ガンダムヘビーアームズ」のガンプラレビューです。

新機動戦記ガンダムWに登場し、トロワ・バートンが搭乗するガンダムヘビーアームズのHGAC版をご紹介。
2020年発売。
「胸部ガトリング砲」「肩部ホーミングミサイル」「脚部マイクロミサイル」は展開ギミックを搭載し、フルオープン状態が再現可能。
アーミーナイフも展開し、ビームガトリングは左腕とバックパックの2箇所に装着可能です。
という事で、HGACガンダムヘビーアームズをレビューしていきたいと思います!
HGAC ガンダムヘビーアームズ

ついに発売されたHGAC版のヘビーアームズ。
1/144スケールでは旧キット以来の立体化なので、実に25年の時をこえてリニューアル化されたガンプラになります。

ホイルシールがこちら。
頭部まわりや胸部・腰部・脚部の細かな箇所を補うものなどが付属します。

付属品は「ビームガトリング」「手首パーツ×4」とシンプルな内容になっています。

余剰パーツがこちら。一応特殊系の手首パーツは完全に組めます。
その他はW系共通フレームが余剰となります。

そして完成したHGACガンダムヘビーアームズがこちら。
ホワイト・レッド・オレンジ・イエローとヘビーアームズの特徴的なカラーリングが忠実に再現されており、最新フォーマットのスタイルで立体化されています。
これ、ファンにはタマランのではなかろうか……。

細過ぎる事もなく、肉付きの良いヘビーアームズがちょうど良い塩梅でデザインされていると思います。
関節フレームはKPS(やわらかプラ)が採用されていますが、従来のガンプラのようにポリキャップを多用するモデルとなります。

それでは細かく見ていきます!

肩はボールジョイント接続で、デザイン的にそこまで上がらず。
足は軸接続で、真横まで開脚します。

手足の関節は大きく曲がり、キレイにヒザ立ち可能です。

上半身は360度回転。可動域は良好です。

頭部をアップで。「ツインアイ」「トサカ前後」はホイルシールで色を補います。
パーツ分割構造が細かく、合わせ目が出ない作りです。

横、後ろから。アンテナ先端には安全フラッグ有り。

マシンキャノンは細かく造形されていますが、イエローで要塗装です。

胸部は↑枠がシールです。胴体は前後はめ込み式ですが、合わせ目は段落ちモールド化されています。

胸部のハッチは開閉し、開くとガトリング砲が顔を出します。
アップで見てもモールドが細かいよ……(*´ェ`*)

もちろん肩のハッチも開閉し、中はホーミングミサイルが造形されています。

肩はボールジョイント接続で、前後に可動。
ショルダーアーマー上部の合わせ目はモールド位置になっています。
ただ、上から見た場合バックパックの合わせ目は見えます。

ショルダーアーマーの側面には合わせ目アリ。
前腕部も前後に合わせ目が出ます。

アーミーナイフは可動。ナイフは一部要塗装です。

腰部の色分けは優秀ですが、サイドアーマーの黒いラインはシールで色を補います。
HGシリーズながらリアアーマーも可動し、裏打ちパーツが使われているのが特徴です。
股下にはアクションベース用の3mmジョイント穴あり。

股関節(足の付け根パーツ)は前後に可動します。

脚部は「スネ」「ふくらはぎ下部」に合わせ目あり。
関節パーツやアンクルガードなどに合わせ目はありません。

脚部マイクロミサイルのカバーは開閉します。
2020年クオリティなだけあり、ギミック・ディテールともに不満の出ない作りに仕上がっている模様。

つま先は動きます。ただ、足裏は肉抜きのような形になっています。

ビームガトリングはバックパック側面にマウント可能です。
間にプラパーツを噛ませて取り付ける形。動かしていると抜け落ちる事がありますが、ポーズを決めて飾っておく分には落下する事はないと思います。

ヘビーアームズ、出撃!

それでは武装を展開させつつ、アクションポーズいってみます!

ビームガトリングは左手の手首パーツを外して装着させます。

各所アップで。合わせ目が出ないのがポイント高いです。

ビームガトリングをぶっ放すヘビーアームズ!

可動域が広いのでキレイにヒザをつき、射撃姿勢をとる事ができます。

また、フォアグリップを動かし

両手で構える事ができます。

アーミーナイフを展開!

いい感じ……。

アクション!

フルオープン!

これ、ヘビーアームズファンには感涙の出来ではなかろうか……。

トールギスと決闘するヒイロ!

※何気に↑のRGトールギスはTVアニメカラーVer.です


旧キットの1/144ガンダムヘビーアームズと比較。

クオリティはさすがにHGAC版の圧勝です。ただ、旧キットが30年前に発売された事を考えると旧キットも出来がいいですね(*_*)


ついでに1/144ガンダムヘビーアームズカスタム(EW版ヘビーアームズ改)と比較。


ウイング、デスサイズ、サンドロック、シェンロンガンダムとTV版のHGACシリーズ勢揃いでディスプレイ。






最後に、MG 1/100 ガンダムヘビーアームズEWと比較。



「感情のままに行動することは、人間として正しい生き方だ」
HGAC ガンダムヘビーアームズの感想
ということでHGガンダムヘビーアームズのご紹介でした。
胸部ハッチや腰部の黒いラインなど、細かなところにシールを使うものの基本的な色分けは良好です。
KPSによる関節フレームのおかげで可動域も広く、色々なアクションが決まるのがポイント高いです。ただ、合わせ目は前腕部・脚部・バックパックとちょいちょいあります。
定価が1,650円と最近のHGにしては安価に設定されており、実売価格で買うともっと安く買えると思うのでコスパ的にはかなりオススメだと思いますぞ!
以上、「HGACガンダムヘビーアームズ」のガンプラレビューでした!

















