今回は「HGUC82 ブルーディスティニー3号機」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINYに登場し、ユウ・カジマが搭乗するブルーディスティニー3号機の旧HG版(ナンバー82)をご紹介。
2007年発売。
※2018年に発売された、より最新のEXAM版のレビューは↓でどうぞ
という事で、旧HGUC版のブルーディスティニー3号機をEXAM版との比較画像を含めてレビューしていきたいと思います!
HGUC82 ブルーディスティニー3号機
早速ですが、完成したHGUC82ブルーディスティニー3号機がこちら。
当時「ブルーディスティニーのブルー部分はどこに……」と思ったのはわたしだけではないはずw
ちなみに外装ホワイトの成形色は真っ白ではなく、微妙にグレーがかった色になっていたりします。
今の時代EXAM版も発売されているので、比較レビューとしてご覧くださいまし……(*´ェ`*)
元をたどれば、HGUC77ブルーディスティニー2号機のリデコキットとなる3号機さん。
成形色が、ホワイトを基調としたスタンダードなガンダムカラーに変更されているのが特徴です。
17年前に発売されたHGになりますが、ご覧のようにプロポーションについては今の目で見ても遜色ない出来になっています。
シールド以外、ガンプラ的にはほとんどHGUC77ブルーディスティニー2号機の色替えですが、申し訳程度に左の銃持ち手が追加で付属するのが特徴です。
可動域は、今のガンプラ目線で見ると標準ややマイナスといった感じ。
ただ、手足は十分広がります。
手足の関節は90度以上曲がり、ヒザ立ち可能です。
特に腕関節は180度近く曲がります。
腰は↑まで撚る事が可能。
頭部をアップで。
ツインアイのシールは↑の「EXAMシステム起動状態」のほか、通常時のグリーンのシールも付属します。
頭部は前後はめ込み式で、側面に合わせ目が出ます。
トサカ前後のセンサーもシールが2色付属します。
胴体は前後はめ込み式で、一部合わせ目が出ます。
胴体側面の脇の下は、設定画でもモールドがある部分なので処理しなくてOKです。
胸部中央のイエローや腹部有線式ミサイルランチャー(左右の白い○)のホワイト、お腹のレッド部分はホイルシールで色を補います。
左肩には「03」のマーキングシールを貼ります。
肩は軸接続ですが、ある程度前後に可動します。
ただ「ショルダーアーマー」「胴体」「宇宙用バックパック」には合わせ目が出ます。
宇宙用のバックパックは、陸戦用バックパックの上からかぶせる形で装着します。
合わせ目の量は多いです。
スラスターの白い部分は角張った面にシールを貼るため、キレイにいかず。塗装推奨部分と言えそうです。
腕は、「肩内部パーツ」「前腕部」に合わせ目あり。
腰部をアップで。フロント・サイドアーマーは、ともに可動。
フロントアーマーの色分けは甘いです。
股間軸は可動式で、底面のカバーを外せばスタンド用の3mm穴が露出します。
脚部は「付け根の基部」「関節フレーム」「側面」「アンクルガード」「カカト付近」と、合わせ目の量が多いです。
ヒザの黄色い▽は、シールで色を補います。
足を曲げた際の関節フレーム部分前側にも合わせ目あり。
足裏に肉抜きはありません。ここは地味に2018年発売のEXAM版に勝っている部分だぞ……(*´ェ`*)
ブルーディスティニー3号機、出撃!
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
ビーム・ライフルはHGUC77の2号機の色替えが付属。合わせ目アリです。
※設定的にEz-8などに付属するライフルと同型
センサー部分のグリーンは、ホイルシールで色を補います。
大型のシールドがこちら。
このシールドは1号機と2号機には付属しないので、3号機のアイデンティティと言えそうです。
シールドはボールジョイント接続で、基部でロール回転します。
ビーム・ライフルで攻撃!
ここも3号機の特徴で、左の銃持ち手が付属します。
ビーム・ライフルのフォアグリップは可動し、両手で構える事ができます。
「こいつもまた、モルモットの役目か」
脚部側面の装甲内部には、
ビーム・サーベルが収納されています。(両足とも)
ブルーディスティニー3号機、ビーム・サーベルを抜刀!
攻撃!
ビームエフェクトパーツは、短めのものが2本付属し
二刀流も可能です。
ライフル+サーベルでパシャリ。
HGUCブルーディスティニー2号機EXAM(新しい方)とディスプレイ。
「HGUC80ブルーディスティニー1号機(左/塗装済)」「HGUC77ブルーディスティニー2号機(中央)」と比較。(旧HGUC版)
すべて2号機のリデコキットとなります。
アップで比較。今回の3号機の特徴は、成形色以外だと「シールド」「左の平手」の2点となります。
2018年に発売された、より最新の「HGUCブルーディスティニー3号機”EXAM”(右)」と比較。
頭部を比較。
アップで比較。EXAM版には、今回の旧版には付属しないジム・ドミナンスの2連ビーム砲が付属するのが特徴です。
ビーム・ライフルは、今回の旧HG版の勝利ポイントです。
EXAM版ではビーム・ライフルのトリガーガードが省略されているうえ、銃持ち手も付属しません。
EXAM版のレビューは↓でどうぞ。
「兵士ではなく、俺自身の意思として、貴様を討つ!」
HGUC82 ブルーディスティニー3号機の感想
ということで旧HG版ブルーディスティニー3号機のご紹介でした。
ほとんど旧2号機のリデコキットとなりますが、成形色が変更されているほか3号機の大型シールドが同梱するのが特徴です。
ただ、今の時代より最新のEXAM版が発売されているため、よほどのコダワリがなければEXAM版の方がオススメといったところ。(ジム・ドミナンスの2連ビーム砲が付属するので)
※EXAM版↓
ただ、「ビーム・ライフルの造形」「足裏に肉抜きが無い点」は今回の勝利ポイントだと思います。プロポーション自体もかなり変化しているので、結局は好みの方を買うのがいいかもしれませんね。
最後に注意点になりますが、各パーツがキツめに設計されているため「コーティング無しでのエナメルでのスミ入れ」にはご注意を。
わたくし、実際にエナメルでスミ入れしましたが脚パーツの一部が一瞬で破損しましたw↓
修復したので写真ではほとんどわからないですが、脚部内側のパーツに亀裂が入りました(*ノェノ;)みんなは注意してね!
以上、「HGUC82 ブルーディスティニー3号機」のガンプラレビューでした!