今回は「HGグフ(REVIVE版)」のガンプラレビューです。

機動戦士ガンダムに登場し、ランバ・ラルやジオン一般兵が搭乗したグフをご紹介。
※2016年に発売されたREVIVE版のレビューになります
新生・REVIVEの第7弾として発売されたHGUCグフですが、「くさびゲート」が採用されておりゲート跡が目立たない最新フォーマットで立体化されています。
という事で、リバイヴ版のHGUCグフを旧HGUC版などの比較画像多めでじっくり見ていきたいと思います!
HGUC グフ

ボックスアートにはザク2体を引き連れたグフが描かれています。

ホイルシールはモノアイのみで、色分けが超優秀なキットに仕上がっています。

付属品一覧がこちら。
※「ヒート・サーベル(右手用)」「ヒート・サーベル(左手用)」「サーベルエフェクトパーツ×2」「シールド」「ヒート・ロッド」「ハンドパーツ×4」「HGBFグフR35の余剰パーツ(ハンドパーツ含む)」
HGBFグフR35のランナーを一部使用しているため、写真以外にも余剰パーツがいくつか出ます。
旧HGUC版に付属していたザク・マシンガンMMP-78は付属しませんでした。

そして完成したHGUCグフ(REVIVE)がこちら。
「くさびゲート」なるものが採用されているため、ゲート跡(パーツの切り離し部分)が目立ちにくくなっています。
ストレート組みの素組み派モデラーさんには嬉しい仕様になっている模様。

劇中のノスタルジーさを感じるスタイルになっていますね。
ただ足は長めで現代風のプロポーション風味も感じます。
劇中イメージと最新フォーマットのバランス取りに気をつけて立体化されているなと感じました。
グフは歴史が古いから「どう立体化するか」考えるの、すごい難しそう……w

意外だったのは、接地性がそこまで良くない点です。
悪くはないですが、このあたりはもっと接地するかと思ってました。

可動域。膝立ちは出来ず、上半身もそこまでまわりません。
ただ、動かし辛いデザインのグフにしては可動範囲が広くなっていると思います。

頭部は大河原先生臭・ファーストのアニメ臭がただよっていますw
わたしは劇中再現派なので大好物ですが、このあたりは好みが分かれそうなデザインですね。

頭部底面のツマミを動かせばモノアイが可動します。

頭部は上下はめ込み式で合わせ目が出ますが、動力パイプのせいでほとんど目立ちません。
このあたりはHGUC量産型ザクの構造と似ています。
動力パイプを繋ぐ後頭部の○などに合わせ目は出ません。

腹部はクリアオレンジのパーツが使われていて、かなり見栄えがいいです。

バックパック。
動力パイプは柔らかいプラが使用されていて、曲がります。

合わせ目は側面と、

上部に出ます。(頭部を取らないと目立ちません)
肩は前後にある程度可動。

ショルダー・アーマーは上部・側面に合わせ目が出ます。
トゲは一番長い上についているもののみ別パーツ化されています。
ショルダーアーマー自体ある程度可動するため、ポージングの邪魔にならない構造です。

腕は前腕部外側に合わせ目が出ます。(細かい事を言えば肩内部ブロックにも合わせ目)
内側ヒート・ロッドまわりは合わせ目が出ないパーツ構造でした。

右手は武器持ち手・握り手が付属。
左手は5連装75mm機関砲になっており、指は可動します。
※左手はグフR35の余剰パーツとして通常ハンドも付属

腰回り。フロントスカートは動き、色分けも優秀・合わせ目もありません。
股下にはスタンド穴あり。

脚部の合わせ目は段落ちモールド化されている部分が多く、合わせ目はモモ側面と

カカト付近の外装に出る程度。
足裏は肉抜きがありません。リバイヴって肉抜きが多いイメージでしたが、このグフに関しては変な肉抜きが無くて見栄えがいいです(*´ェ`*)

5連装75mm機関砲で攻撃するグフ!

シールドを装備させてみます。

左手は握った状態のものが付属するため、グリップを掴んで持たせる事もできます。
また、シールド裏にはヒート・サーベル(右用・左用どちらか)をマウント可能です。
それではアクションポーズいってみます!

グフ、ヒート・サーベルを装備!
クリアオレンジのパーツは分厚く、かなり存在感のある見た目になっています。
こいつだけでも評価を上げたい!(>ω<)

戦場を駆けるグフ!

ヒート・サーベルは左手用も付属し、ちゃんとでかい手に装備できるようになっています。

という事で、二刀流も可能です。

両手持ちもできます。
左手パーツもはさみこんで持たせるため、ガッチリと保持可能です。

「ザクとは違うのだよ、ザクとは!」
いい感じ。

ヒート・ロッドは右手に装備できます。
↑のように手首付近に接続し、ハンドパーツで挟み込むためポロリの心配はありません。

ヒート・ロッドは柔らかいプラでできているため、自由に折り曲げる事ができます。

ヒート・ロッドで攻撃!

カッケェ!!!
動かすと更に魅力が増しますね(>ω<)

ガンキャノンを圧倒するグフ!



ガンダムと対決!



ROBOT魂 ver. A.N.I.M.E.のグフ(右)と比較。
バージョンアニメというだけあり、ロボット魂の方がより劇中に近い気がします。

2000年に発売された旧HGUC版のグフ(左・塗装済)と比較。
ざっくり言うと旧版がカトキハジメ氏、新版が大河原氏の風味を感じます。

なんかバックパック白く塗ってるけど気にしないでください(*´ェ`*;)

ドドン。16年の差があるグフガンプラの図。

オリジンMSDのHGプロトタイプグフ戦術実証機(左)と比較。
共通パーツはありません。


「HGモビルワーカーMW-01 01式後期型(ランバ・ラル機)」も混ぜ、ランバ・ラル搭乗機でディスプレイ。



HGUC 1/144 グフカスタム(右)と比較。
こう比べてみると色合いが全然違いますね。



グフとドムの中間機、HGUCイフリートと比較。



作品は変わりますが、SEEDに登場したHGグフイグナイテッドと比較。



MG 1/100 グフ Ver.2.0と比較。
MG版のグフVer.2.0は2009年に発売のため、本キットより古いものになります。


EFコレクションのランバ・ラル、クラウレ・ハモンとディスプレイ。
現在少しレア化しているようです。

ハロカプのランバ・ラルとディスプレイ。

このハロカプのランバ・ラルは異常に出来が良いので、一緒に飾るならコイツがオススメっす(*´ェ`*)

HGUCグフのバリエーションガンプラでディスプレイ。
※「HGUCグフ(21stCENTURY REAL TYPE Ver.)※左」「HGBFグフR35※右」



↑別売り、EXモデル 1/144 サムソン・トレーラーとのあわせ買いもオススメだぞ!(>ω<)

HGUC グフの感想
ということでHGUC グフのご紹介でした。
まずゲート跡があまり目立たない「くさびゲート」が採用されているので、素組派モデラーさんも作りやすく、手を加えるモデラーさんでも処理しやすいキットに仕上がっています。
とはいえ合わせ目はそこそこあり、特にショルダーアーマーとモモは目立つと思われます。
変な肉抜きが無く、接地性はそこまでではないもののグフとしての可動域は広く設計されていました。
グフは歴史が古いので様々なモデラーさんの好みがある機体だと思いますが、個人的には劇中に激似の頭部が非常に気に入りました。
満足じゃ……。
以上、「HGUC グフ」のガンプラレビューでした!












