今回は「HG ジムIII (ユニコーンデザートカラーVer.)」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムUCに登場する、ジムIIIのユニコーンデザートカラーVer.をご紹介。
プレミアム・バンダイ限定品。
UCに登場時のデザートカラーで再現されているほか、通常のジムIIIから「シールド表面」「腰部リアアーマー」「ふくらはぎ」のパーツ形状が変化しています。
という事で、HGジムIII(ユニコーンデザートカラーVer.)を他のジムIIIなどとの比較画像を含めてレビューしていきたいと思います!
HGUC ジムIII (ユニコーンデザートカラーVer.)
ユニコーンデザートカラーVer.のジムIIIさん。
ボックスには、UC登場時の「現代風スタイルのジムIII」が描かれています(*´ェ`*)
ホイルシールはデザートカラー専用のものが付属。
一般販売のHGUCジムIIIに同梱していたマーキングシールもついてきます。
付属品一覧がこちら。
※「ビーム・ライフル」「ビーム・サーベル×2」「シールド」「ミサイル・ポッドの交換用ハッチ」「手首パーツ×7」
画像外だと、「肩部ミサイル・ポッド」「脚部大型ミサイル・ランチャー」も2個ずつ付属。内容はHGUCジムIIIと同じですが、シールド表面の形が変化しているのが特徴です。
手首パーツは右の「銃持ち手」、左右の「武器持ち手」「握り手」「平手」と計7つも同梱します。
余剰パーツがこちら。通常ジムIIIのシールド表面パーツや腰部リアアーマー、ふくらはぎのパーツも付属するので、色違いのジムIIIを組む事もできます。
そして完成したHGUCジムIII(ユニコーンデザートカラーVer.)がこちら。
肌色・カーキグリーンを主体としたデザートカラーの成形色が再現されているほか、頭部メインカメラのクリアパーツがオレンジに変更されているのが特徴です。
2011年に発売されたガンプラがベースに使用されているため構造的に少し古さを感じる部分があるものの、このように良スタイルで立体化されています。
それでは細かく見ていきます!
可動域はそこそこといった具合いで、手足はそれなりに開きます。
ただ、肩部ミサイル・ポッドを装着した状態だと頭部やバックパックに干渉する事があります。
腕は二重関節構造で180度付近まで曲がります。
膝も90度ほど曲がり、ヒザ立ち可能です。
腰部の大型ミサイル・ランチャーが干渉するため、腰はそこまでまわせません。
頭部形状に変化はありませんが、メインカメラにオレンジのクリアパーツが使用されています。
頭部は前後はめ込み式で、トサカ付近に合わせ目が出ます。
コクピットの黒い部分はシールです。
胴体・ランドセルは前後はめ込み式で、上部・側面に合わせ目が出ます。
ランドセルにはサーベル柄が2本マウントされていて、取り外し可能です。
サーベルラック/スラスター部分は多少動きます。
上から見た場合、合わせ目の量はかなり多いです。(頭部・胴体・肩・ランドセル)
肩はボールジョイント接続で、ある程度前後に可動します。
ミサイル・ポッドは肩の後ろから接続します。
肩内部はポリキャップになっていて、ガッチリと装着できます。
先端のミサイル・ハッチは差し替えで2種類の状態が再現できます。
ミサイル・ポッドで攻撃!
腕は肩側面と前腕部に合わせ目が出ます。
二の腕は筒状のパーツです。
腰部後ろ側のリアパーツが、ユニコーンデザートカラーVer.の形に変化しています。
サイドアーマーには大型ミサイル・ランチャーを取り付け可能。
プラ同士のシンプルな凹凸接続で、ロール回転します。
脚部は「足の基部パーツ」「スネ」「アンクルガード」に合わせ目あり。
ふくらはぎの一部が新規造形です。※比較は後述
カカトはある程度上がります。足裏に肉抜きは無し。
股関節のパーツは可動し、スタンド用の3mm穴が空いています。
ジムIII(ユニコーンデザートカラーVer.)、出撃!
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
シールド表面は十字が無くなり、平らなパーツに変更されました。
裏側には適度にモールド有り。基部で360度ロール回転します。
ビーム・ライフルは合わせ目ありです。人差し指を突き出したライフル持ち手は、右手のみ付属します。
ビーム・ライフルで攻撃!
多彩な手首パーツが付属するのが地味にいい感じ……(*´ェ`*)
フォアグリップは可動し、
両手で構える事ができます。
ビーム・サーベル抜刀!
柄、ビームエフェクトパーツともに2本付属します。
刺突!
二刀流で。
ライフル+サーベルで。
プチ劇中再現。イフリート・シュナイドを狙い撃つジムIII!
トリントンで戦いを繰り広げたモビルスーツでディスプレイ。
※「HGUCジムII・セミストライカー」「HGUCイフリート・シュナイド」
HGUCジムIIIと全身を比較。ここからは違う部分をハッキリさせていきます。
まとめると、
まずはメインカメラのクリアパーツ色。
ジムIIIではクリアグリーンでしたが、デザートカラーVer.ではクリアオレンジに変更されました。ここは塗装派モデラーさんにも重点ポイントになると思われます。
シールドを比較。表面パーツの十字が撤廃されました。
腰部リアアーマーの形も変化しています。
ちなみに、HGUCジムII・セミストライカーにも同じパーツが使用されています。
最後の違いは、ふくらはぎのパーツが新規造形になっている点です。
このふくらはぎのパーツは他キットでも使われていない新規造形部分なので、ここが本キット最大の特徴といっても過言ではないです。(すごい地味な部分だけどw)
形状的な変更点をまとめると、「シールド」「腰部リアアーマー」「ふくらはぎ」の3点です。
ただの色替えキットではないので、UCに登場したデザートカラーVer.を再現するには本キットが必須となります。
HGBDジムIIIビームマスターも混ぜてパシャリ。
ベースキットのHGUCジムIIIのレビューではロンド・ベル配備型などに改造した例もチラッと紹介しているので、↓のレビューも併せてどうぞ。
機動戦士ガンダムUCに登場した、色々なデザートカラーVer.で比較。
※左から「HGUCジムII デザートカラーVer.」「HGUCネモ(ユニコーンデザートカラーVer.)」
HGUC ジムIII (ユニコーンデザートカラーVer.)の感想
ということでHGジムIII (ユニコーンデザートカラーVer.)のご紹介でした。
可動域や合わせ目は一般販売のZZ版ジムIIIと全く同じです。
シールド表面・腰部リアアーマー・ふくらはぎが変更されているうえ、メインカメラもクリアオレンジ成形になっているのが売りです。
どこも地味な変更箇所ですが、HGUCジムIIIを塗装するだけでは再現できない内容になっているので価値のあるプレバン品で間違いないでしょう。
……最近プレバンの種類が増えすぎて狙ったキットが滅多に再販されなくなってきている気がするので、タイミングが合えばゲットするのがオススメだぞ!w(>ω<;)
以上、「HGUC ジムIII (ユニコーンデザートカラーVer.)」のガンプラレビューでした!