今回は「EXスタンダード ウイングガンダムゼロEW」のガンプラレビューです。
新機動戦記ガンダムWに登場するウイングガンダムゼロEWの、EXスタンダード版をご紹介。
2015年発売。
ウイングの取り付け位置を変更することにより、翼を広げた状態で展示可能。
プラモデルのオリジナルギミックとして、４種類の武装に組み替える事もできます。
という事で、SDEXウイングガンダムゼロEWをレビューしていきたいと思います！
EXスタンダード ウイングガンダムゼロEW
EXスタンダードシリーズ第４弾、ウイングガンダムゼロのエンドレスワルツ版。
ゼロのEW版は「Gジェネ版」「クロスシルエット版」も発売されていますが、今回の特徴はスタイリッシュなスタイルで立体化されている点だと思います(*_*)
ホイルシールがこちら。
シリーズ共通で、パーツ分割による色分けは甘く多量のシールが付属します。
そして完成したSDEXウイングガンダムゼロEWがこちら。
ホワイト・ブルー・レッド・イエローの４色成形＋ポリキャップの構成です。
三国創傑伝やSDWヒーローズに近い、最近の頭身バランスで立体化されているのが特徴です。
翼がデカいため重心が後ろに寄りますが、翼の先端が接地するため自立性は高いです。
非常にかっこよく立体化されていますが、弱点もそれなりにあるのでそのあたり突っ込んだレビューをしていきますね。
頭部をアップで。頭部はホワイト・イエロー・レッドの３色成形で、その他は全てシールで色を補います。
特に、↑側面のブルー部分は全てシールを使う事になります。
このあたり、可能なら塗装推奨部分といったところです。
胴体はブルー１色で、ゼロシステムインジケーター（胸部中央）や腰部分、フロントアーマーなどにシールを使います。
ショルダーアーマーはホワイト１色成型で、シールを多用します。
シール下にモールドはあるので、塗装派モデラーさんはご安心を。
ヒジは一部ポリキャップがむき出しになりますが、曲がります。
脚部。接地性に優れており、SD系としては開脚範囲が広いです。
底面にはスタンド用の3mm穴が空いています。
後ろから見ると「肩」「ハンドパーツ」「脚部」の肉抜きが目立ちます。
このあたりが本キットの弱点と言えそうです。
４枚のウイングは細かく動きます。
前後に角度を変える事ができるほか、
取り付け位置を変えることにより、翼を広げる事ができます。
後ろ側の翼は、↑枠のジョイントに付け替えることにより
この位置で固定できます。
翼を広げた状態でパシャリ。
ウイングガンダムゼロEW、出撃！
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます！
ツインバスターライフルは、連結状態で固定です。
このあたりはちょい残念ですね(>ω<)ガチ改造派モデラーさんは、分離／連結できるよう大改造してみるのも手だと思います。
ツインバスターライフルをぶっ放すゼロ！
肩／腕まわりの可動範囲が広く、ツインバスターライフルを真ん前に持っていく動作が可能です。
また、翼の表情付けが唸るのでかっこいいポーズで展示する事ができるよ……(*´ｪ`*)
いい感じ……。
それでは、プラモデルのオリジナルギミックを見ていきます。
ギミック用のジョイントパーツを使い、ツインバスターライフルとウイングを連結させればオリジナル武器Aの完成です。
HGや、1/144スケールのガンプラとの相性がバツグンだぞ！
バックパック（とアーム部分）を外し、このような形に組み替えればオリジナル武器Bになります。
攻撃！
このように付け替えれば、翼が剣のようになったオリジナル武器Cになります。
この状態いいな……。
ジョイントパーツに翼を取り付ければ、シールドのようなオリジナル武器Dになります。
４パターンに切り替えできるのが、本キットの売りと言えそうです。
今回使ったHGACウイングガンダムゼロのレビューは↓でどうぞ。
それではクロスシルエット版のゼロEW（右／SDフレーム状態）と比較してみます。
アップで比較。SDCS版は瞳有り／無し状態で切り替え可能です。
また、ゼロシステムインジケーターがクリアパーツになっていたりします。
翼を比較。
Gジェネ版も混ぜ、SD系ウイングガンダムゼロEWのガンプラバリエーションでディスプレイ。
RGウイングガンダムゼロEWと比較。
MGウイングガンダムゼロ（エンドレスワルツ版）と比較。
EXスタンダード ウイングガンダムゼロ（左）と比較。
テレビ版の方が後発になります。
EXスタンダード ウイングガンダムゼロEWの感想
ということでSDEXウイングガンダムゼロEWのご紹介でした。
弱点は「色分け」「後ろから見た時の肉抜き量」「ツインバスターライフル分離不可」の３点です。
逆に長所は、「洗練されたスタイル」「プラモデルオリジナル武装ギミック切り替えパターンの多さ」「価格（安いｗ）」の３点だと思います。
「良いところと悪いところがハッキリしている」ガンプラですが、プロポーションに関しては他シリーズより現代風スタイリッシュ体型で立体化されているので、見栄えがいいゼロに仕上がっていると思いますぞ。
以上、「SDEX ウイングガンダムゼロEW」のガンプラレビューでした！
