今回は「HG陸戦型ガンダム(市街地戦仕様)」のガンプラレビューです。
ガンダムブレイカー バトローグに登場する、陸戦型ガンダムの市街地戦仕様をご紹介。
2022年発売、プレミアム・バンダイ限定品になります。
特徴的な機体カラーが成形色で再現されているほか、同シリーズのキットをカスタマイズ可能なジョイントパーツが付属。
オレンジ部分のラインは、専用のマーキングシールが付属します。
という事で、HG 陸戦型ガンダム(市街地戦仕様)をレビューしていきたいと思います!
HG 陸戦型ガンダム(市街地戦仕様)
局地型ガンダム(北米戦仕様)をイメージしたカラーリングに変更され、EXAMシステムを搭載した「黒い死神」陸戦型ガンダム(市街地戦仕様)さん。
色が変更され設定が盛られていますが、ガンプラ的には2018年に発売されたHGUC陸戦型ガンダムの色替えに追加ジョイントパーツと新規シールを足した内容になっているのが特徴です。
新規のホイルシールとマーキングシールがこちら。
頭部に貼るシールは、「通常(オレンジ)」「EXAM発動状態(レッド)」からの選択式です。
オレンジのマーキングシールは、まさに局地型ガンダム(北米戦仕様)を意識したデザインになっているのが見て取れます。
付属品一覧がこちら。
※「ビーム・ライフル」「100mmマシンガン」「180mmキャノン」「ビーム・サーベル×2」「シールド/バイポッド」「ウェポン・コンテナ」「手首パーツ×4」「ジョイントパーツ(新規)」
手首パーツは左右の「武器持ち手」、右の「銃持ち手」、左の「平手」の計4つが付属。
肩まわりは新規ジョイントパーツの入っているランナーを使うため、ショルダーアーマーとそれを接続する胴体内部の受け側パーツが余ります。
そして完成したHG陸戦型ガンダム(市街地戦仕様)がこちら。
ご覧のように局地型ガンダム(北米戦仕様)やFSDを彷彿とさせる渋い成形色に変更され、オレンジのマーキングシールも相まりケレン味あふれるカラーリングで再現されています。
ガンプラ自体は2018年製のリニューアル陸戦ベースという事で、今のガンプラ目線でも古さを感じないクオリティで立体化されていると思うぞ!
オレンジ部分のラインがかっこいい……。
それでは各部細かく見ていきます!
可動域は広く、手足は真横まで広がります。
ただ、頭部まわりは思ったほど動きません。
手足の関節も90度以上大きく曲がり、キレイにヒザ立ち可能です。
腰はここまで撚ることができます。
頭部をアップで。今回はEXAM発動状態の赤いシールを貼りましたが、通常状態で再現する場合はオレンジのシールを使います。
頭部は前後はめ込み式で、一部合わせ目が出ます。
アンテナ先端には安全フラッグあり。
胴体をアップで。合わせ目は段落ちモールドになっています。
胸部の黄色い部分も、パーツ分割により色分け済みです。
背部には、ウェポン・コンテナを取り付けることができます。
肩はボールジョイント接続で、前後に可動します。
胴体と肩は前後はめ込み式ですが、合わせ目はモールドっぽくなっています。
腕は、前腕部に合わせ目が出ます。
腰部中央のV時イエローは、ホイルシールで色を補います。
股間軸は可動式で、底面にはスタンド用の3mm穴が空いています。
脚部の合わせ目は、組み立て書のイラストを確認したところモールド扱いで良さそうでした。
ヒザのスパイクは別パーツで色分け済みです。
足を曲げた際に露出する関節フレームにも、合わせ目はありません。
ただ、足裏にはぐるりと肉抜きがあります。
陸戦型ガンダム(市街地戦仕様)、出撃!
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
ビーム・ライフルから。
ビーム・ライフルで攻撃!
フォアグリップは可動し、両手で構えることができます。
100mmマシンガンは、ストックが可動します。
ただ、トリガーガードの形状は省略されています。
100mmマシンガンを撃ちまくる陸戦型ガンダム(市街地戦仕様)!
ヒザを着いて射撃。こちらもフォアグリップが展開でき、両手で構えることができます。
シールドは、基部でロール回転します。
このように、前方へ展開した状態も再現できます。
180mmキャノンをアップで。
シールドはバイポッドとしても機能するので、
180mmキャノンを載せて、輝き撃ちも再現可能です。(厳密にはヒザも立ててないし遠近法的に輝き撃ちじゃないけどw(*ノェノ))
180mmキャノンをぶちかます陸戦型ガンダム(市街地戦仕様)!
ちなみに180mmキャノンは各部バラすことができるので、このように
コンテナに収容することができます。
全部入れた状態でもそんなに重くないので、自立可能です。
脚部には、ビーム・サーベルのグリップが収納されています。(左右とも)
ビーム・サーベルを抜刀!
斬!
二刀流で。
ビーム・ライフル+ビーム・サーベルでパシャリ。
↑枠のジョイントパーツが付属するのが本キットのアイデンティティで、
同ブレイカーシリーズのHGに対応します。
このようにジョイントパーツを噛ませれば、
別キットにもウェポン・コンテナを背負わせることができるようになります。
※↑使用したのはHGブレイジングガンダム
同じプレミアム・バンダイ限定の、HGUC陸戦型ガンダム(パラシュート・パック仕様)と比較。
今回の市街地戦仕様と同様に、一般発売されている2018年製のHGUC陸戦型ガンダムをベースにしています。
パラシュートパックで降下!
規格が同じため、コンテナ以外にもパラシュートパックに対応しているぞ!
HGガンダムFSDと比較。
FSDは成形色とマーキングが北米戦仕様に近く、武装が追加されていたりするので今から北米戦仕様を買うならFSDの方がオススメだよ……(*´ェ`*)
HG 陸戦型ガンダム(市街地戦仕様)の感想
ということでHG陸戦型ガンダム(市街地戦仕様)のご紹介でした。
基本的には新しい方のHGUC陸戦型ガンダムの色変えキットですが、追加でオレンジのマーキングシールとジョイントパーツが付属するのが市街地戦仕様の特徴と言えそうです。
厳し目に弱点をあげるならば、ベースキットとかぶりますが「銃持ち手が分離しやすい」「接地性がそこまで優秀ではない」2点でしょうか。
その他は優秀なので、局地型ガンダム(北米戦仕様)やFSDのような渋いガンダムが好きなモデラーさんにはドンピシャな陸戦型ガンダムに仕上がっていると思うぞ!
以上、「HG 陸戦型ガンダム(市街地戦仕様)」のガンプラレビューでした!