今回は「HGUC No.21 RX-78-2 ガンダム」のガンプラレビューです。
2001年に発売された、HGUCナンバー21のRX-78-2をご紹介。
ファーストガンダムは「REVIVE版」「Gファイター同梱版」「ガンプラスターターセット2版」などたくさんの種類が発売されていますが、HGUC No.21のRX-78-2を比較や違いなども含めてレビューしていきたいと思います!
HGUC No.21 RX-78-2 ガンダム
ボックスアートはアニメ調のRX-78-2が描かれています。
このデザインでも現代アレンジが入っていますが、なんか見ていて落ち着くぞ……(*´ェ`*)
箱側面と、
組み立て書。体感的にですが、この単体版はGアーマーより再販率が少ない気がします。(HGUC Gアーマーには今回のガンダムが同梱※多少違いがあるのでこのあたりは後述します)
ホイルシールはツインアイや各センサーを補うものが付属します。
付属品一覧がこちら。
※「ビーム・ライフル」「ハイパー・バズーカ」「ビーム・サーベル×2(+エフェクトパーツ×2)」「シールド」「手首パーツ×3(銃持ち手は右のみ)」「コア・ファイター」「バズーカマウント用パーツ」
ビーム・ジャベリンやハイパー・ハンマーは同梱しませんが、基本的な武器は揃っているうえコア・ファイターも付属します。
そして完成したHGUC No.21のRX78-2ガンダムがこちら。
元々シンプルなカラーデザインをしているため、色分けは良好です。
23年前のガンプラという事でKPSこそ使われていませんが、ABSレスで塗装がしやすいキットになっているぞ……(*´ェ`*)
ザ・スタンダード!って感じのプロポーションですね。
アレンジ少なめの、クセのない体型バランスで立体化されているのではないでしょうか。
後ろ姿も良くできてるな……(*´ェ`*;)
それでは細かく見ていきます!
今のガンプラ目線で見ると可動域は標準ーといったところで、腕は水平まで上がり開脚範囲も悪くありません。
一応膝立ちもできます。
各関節は90度ほど曲がり、少し引き上げれば上半身を好きな位置へ持っていけます。
1/144コア・ファイターがこちら。
このコア・ファイターですが、Ver.G30th版やREVIVE版には付属しないため今回の売りの一つだったりします。(1/144スケールだとRGには付属します)
色分けは大味ですが、
ランディング・ギアも付属します。
本体を見ていきます。ツインアイはシール、アンテナには安全フラッグとHGシリーズらしいスタンダードな作り。
頭部は前後はめ込み式で、側面・頭頂部に合わせ目が出ます。
胴体をアップで。脇から下の合わせ目は段落ちモールド化されています。
ランドセルにはビーム・サーベル×2をマウント。
中央にはシールドを取り付けるための穴が空いています。
肩は軸接続で、肩アーマーは1パーツになっており合わせ目が出ません。
胴体は前後はめ込み式で、上部に合わせ目が出ます。
肩は前方向へ多少可動します。
腕は肩ブロックと前腕部前後に合わせ目が出ます。
二の腕は筒型1パーツです。
肘関節は90度弱曲がります。
右腕にもシールドを取り付ける穴が空いていたりします。
フロント・サイドアーマーはこのぐらい広がります。
ヘリウムコア(黄色い■)は別パーツで色分けされていますが、股間のV字マークはシールも付属しないため要塗装になります。
脚はボールジョイント接続、足首は軸接続。
今のガンプラ目線で見ると、足首の接地性がちょい悪といったところ。
脚部は前面にびっしりと合わせ目が出ます。
関節パーツは合わせ目無しです。
横、後ろから。後ろも一直線に合わせ目が出ます。
アンクルガードは左右はめ込み式で、中央に合わせ目が出ますが足裏には肉抜きがありません。
股下にスタンド穴は空いていません。
それでは武器を見つつ、アクションポーズいってみます!
ビーム・サーベルから。腕関節がそこまで曲がらないため、収納状態のサーベルを掴むことはできませんでした。
REVIVE版ほど動くわけではありませんが、第1話でザクに飛びかかるシーンが再現できます(*´ェ`*)
表情付き平手パーツは同梱しないため、他から持ってくれば更に再現度が高まりそうです。
多少無理が出ますが、サーベルを両手で掴む事もできました。
ビーム・サーベルのエフェクトパーツは2本付属し、二刀流も可能です。
という事で、テキサスコロニーでギャンと戦うシーンも再現できるぞ!(*´ェ`*)
シールドは基部で360度ロール回転します。
何気に裏側にはびっしりとモールドが造形されています。
グリップを掴み、手で持たせる事もできます。
背負わせる事もできるよ!
ビーム・ライフルを持たせてみます。
トリガー形状も省略されておらず、右手のみですが銃持ち手も付属。
抜け落ちる事はありませんが、少しプラプラするのが弱点です。
ガンダム、ビーム・ライフルを装備!
振り返り撃ち!
うむ……まさにザ・スタンダード体型!
「見える!」
照準サイトとフォアグリップは可動し、両手で構える事ができます。
ハイパー・バズーカを持たせてみます。
こちらはライフルよりも手首パーツとのフィット感が低く、更にグラグラしますが肩に乗せれば安定して構える事ができるといった感じです。
ハイパー・バズーカをぶっ放すアムロ!
劇中再現度の高い見た目ですね。(本編はもっとゴム人形っぽいけど……w)
リア・アーマーのカバーを外し、ジョイントパーツを取り付ければハイパー・バズーカをマウントする事ができます。
接続強度は問題ありませんでした。
RX-78-2、フル装備で。
付属する全武装を取り付けた状態で展示できるのがポイント高いです。
↑スミ入れしてみた図。簡単な加工でガラリと印象が変わりました。
ちなみに1/144スケールのスミ入れは、ガンダムマーカー(スミ入れ用)よりペン先の細いコピックモデラーがオススメだよ!
2015年に発売されたREVIVE版のHGUC RX-78-2ガンダム(右)と比較。
リバイヴ版は可動域が半端ない事になっています。
2009年に発売された、ガンダム立像モデルのVer.G30th(写真右・今ではガンプラスターターセット2に同梱するガンダム)と比較。
Ver.G30thはモールドが多くメカニカルに造形されており、ガンダムハンマーが付属するのが特徴だぞ!
↑2004年に発売されたHGUC Gアーマー(Gファイター+RX-78-2 ガンダム・写真右)と比較。(Gアーマー版は微塗装+スミ入れ+つや消し済)
今回のNo.21と基本的な見た目は同じですが、
「ドッキングギミックの有無」で胴体内部などの作りは多少変わっています。
その他にも足首のパーツ分割構造も変更されたりしていますが、基本的な見た目は同じと思ってOKです。(足首パーツの合わせ目は今回の単体版の方が少なかったりします)
※Gアーマーもそのうちレビューしようと思います!
……という事でファーストガンダムまとめです(*´ェ`*)
ホワイトベース隊出撃!
HGUC No.21 RX-78-2 ガンダムの感想
ということでHGUC No.21 RX-78-2 ガンダムのご紹介でした。
このHGUC No.21のRX-78-2の特徴は、
↑このクセの少ない造形で間違いないでしょう。
他のHGはガンダム立像を模していたりスタイリッシュにアレンジされていますが、モールドが少ないアニメ準拠なスタンダード体型で立体化されているのが売りだと思います。
ただ、最近のガンプラ目線で見ると「柔軟には可動せず手脚の合わせ目が多い」点は目に付くかもしれません。このあたりはREVIVE版以降が勝利していると思います。
ちなみに今回のガンダムをチョイスするなら、再販率の高いGファイター同梱版をチョイスするのがオススメです!
以上、「HGUC No.21 RX-78-2 ガンダム」のガンプラレビューでした!