今回は「HGシャア専用ザクII 赤い彗星Ver.」のガンプラレビューです。
オリジンに登場する、リニューアルされたシャア専用ザク2をご紹介。
2019年発売。
2015年に発売されたTHE ORIGIN版に、武器やマーキングシールが追加で同梱するガンプラになっています。
という事で、通常版のシャアザク(THE ORIGIN版)からどこがどう変わったのか、違いと比較を重点的にレビューしていこうと思います!
HG シャア専用ザクII 赤い彗星Ver.
NHK総合テレビの放送に合わせてリニューアルされた、オリジン版のシャアザクさん。
2015年に発売されたHGシャア専用ザクII(THE ORIGIN版)に、マーキングシールと武器が追加された内容となっています。
こちらがリニューアルされたマーキングシール。
装甲に貼る白いラインや、ファルメル隊のマークなどが追加されています。
付属品一覧がこちら。
※「MS用ザクマシンガン」「ベルト給弾式MS用マシンガン」「ヒート・ホーク×2(展開状態・収縮状態)」「MS用対艦ライフルASR-78」「MS用バズーカA2型(+マウント用ジョイントパーツ)」「予備マガジン×2」「アクションベース用スタンドパーツ」「ハンドパーツ×4」
青文字が追加された武器になります。
一応余剰パーツも。
ブレードアンテナ無しのヘルメットも同梱します。
という事で、まずはTHE ORIGIN版とどこが違うのか、画像を見ながらスッキリさせたいと思いますぞ!(*´ェ`*)
THE ORIGIN版との違い
全体画像から。本体は成形色含め全て同じです。
※モノアイのシールは違うのを貼っていますが、両タイプとも2種類付属します
上半身を比較。付属のマーキングシールが変わっており、
L字シールドに貼るものや
胸に貼る機体番号、腰部に貼るファルメル隊のマーク、二の腕などに貼る白いラインが追加されています。
脚部のラインも。
という事で本体は成形色をはじめ、マーキングシール以外THE ORIGIN版と同じ仕様となります。
武装は追加されており、↑のMS用ザクマシンガンと
ベルト給弾式MS用マシンガンが追加で付属します。
ただ武器類は新規造形というわけではなく、他のオリジンザク系(C型など)に付属するものがそのままついてくる感じです。
……てか前のTHE ORIGIN版ってマシンガン入ってなかったんですね。
すっかり忘れてたよ……(*´ェ`*)
結論、『マーキングシール』と『MS用ザクマシンガン』『給弾式MS用マシンガン』がこのキットの売りとなります。
THE ORIGIN版とかぶる部分もありますが、各部細かく見ていきます!
可動域はオリジンザク系と同じで広く、手脚は大きく広がり膝立ちが綺麗に決まります。
上半身も360度回転し、
前後・左右と柔軟に可動します。
肩も前後に大きく可動。
脚の付け根がスイングするギミックを搭載しているため、
ザクキック!が出来たり
大きく後ろに脚を持っていけるなど、ポージング重視のモデラーさんにはたまらない構造になっています。
付属する全武装を見ていくぞ!まずはヒート・ホークから。
ほんと良く動きます……(涙
『マウント用収縮状態のヒート・ホーク』は、別パーツで付属します。
赤い彗星Ver.の売り、MS用ザクマシンガンを装備しボックスアート風ポーズで。
予備のドラムマガジンはリアスカートにマウント可能です。
ただ接続強度は弱く、外れやすいです。
バランス感覚に優れており、↑のようなポーズをさせても自立します。
色が赤になっただけでめちゃめちゃ強そうに見えるわ……(*´ェ`*;)
フォアグリップは可動し、両手で構える事ができます。
ベルト給弾式MS用マシンガンで。
こちらも赤い彗星Ver.の売りの一つ。
ベルト給弾式MS用マシンガンで攻撃!
こちらもフォアグリップを動かせば、両手で構える事ができます。
MS用バズーカA2型はグリップが引き出せるため、持たせやすいです。
また、予備のマガジン×2をL字シールドに装着する事ができます。
こちらはガッチリ接続され、ポロリする事がありません。
MS用バズーカA2型で攻撃するシャアザク(赤い彗星Ver.)!
ジャキッ!
バズーカ+ヒート・ホークで。
バズーカはランドセル側面にマウント可能です。
MS用対艦ライフル ASR-78を装備させてみます。
膝立ちが綺麗に決まり、肩・腕まわりの可動域に優れているためカッチリとポージング可能です。
対艦ライフルをぶっ放すシャアザク!
RX-78-02ガンダム(GUNDAM THE ORIGIN Ver.)と交戦!
ファルメル隊でディスプレイ。
同日発売のHGザクII(C-6/R6型)と比較。
こちらも同じくファルメル隊のマーキングが同梱するため、デニム機などが再現できるガンプラに仕上がっています。
シャア専用にこだわりがなければ、胸部パーツ・ランドセル・左肩など色々なパーツが入っているのでC-6型の方がお得な内容になっています。
オリジンのシャアザクで比較。
ファースト版のHGUCシャア専用ザクIIと比較。
モールド少なめのファースト寄りと、ディテールが細かいオリジン版という事で良い棲み分けができていると思います(*´ェ`*)
ファースト版、MGシャア専用ザクVer.2.0と比較。
シャアの最終機体、RGサザビーと大きさ比較。
シャアが搭乗したガンプラでディスプレイ。
オリジンシリーズのザクガンプラでディスプレイ。
ほんとどれも良いキットなのですが、現状+個人的感想を言わせてもらうとこの赤い彗星Ver.かC型系(付属品多い)、あとはアクト・ザク系(合わせ目が少ない)がオススメだと思うぞ!
HG シャア専用ザクII 赤い彗星Ver.の感想
ということでHG シャア専用ザクII 赤い彗星Ver.のご紹介でした。
合わせ目はTHE ORIGIN版の方で解説してあります。
より深く本体の構造をレビュってありますので、こちらも併せてどうぞ↓
赤い彗星Ver.を一言でまとめると、『白いラインやファルメル隊のマーキングシール』『マシンガン2種』が追加されたHGシャア専用ザクII(THE ORIGIN版)となっています。
先述した通り、マシンガンは他のHGオリジンザクに同梱する事がある流用パーツになっているため、THE ORIGIN版を既に組んだモデラーさんにはお得感の薄い内容になっている模様。
逆に、まだオリジン版のシャアザクを組んでいないモデラーさんにはこの赤い彗星Ver.が決定版で間違いないでしょう。
現状1/144スケールのシャアザクを組むなら、一番オススメだよ!(>ω<)
以上、「HG シャア専用ザクII 赤い彗星Ver.」のガンプラレビューでした!