今回は「HGイフリート(ダグ・シュナイド機)」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンクに登場し、ダグ・シュナイドが搭乗するイフリートをご紹介。
プレミアム・バンダイ限定品。
HGUCイフリートには付属しない「ヒート・ランサー」「3連装35mmガトリング砲」「前腕部の一部」が新規造形として付属します。
という事で、イフリート(ダグ・シュナイド機)を他のイフリートタイプとの比較画像を含めてレビューしていきたいと思います!
HGUC イフリート(ダグ・シュナイド機)
マルコシアス隊のダグ・シュナイド大尉が乗るイフリート(ダグ機)。
今回のダグ機はイフリート・シュナイドに改修される前の状態が再現されており、基本的にはヘンリー・ブーン大尉の青いイフリート(HGUCイフリート)のリデコキットとなります。
新規造形の武器が付属するほか、成形色が変更されている感じです。
ホイルシールがこちら。
量は多く、細かなグレー部や脚部の色を補うものが中心です。肩に貼るマルコシアス隊のエンブレムが付属するのが特徴だぞ!
付属品一覧がこちら。
※「ヒート・ランサー」「3連装35mmガトリング砲」「ショットガン(+マウント用パーツ)」「手首パーツ×4」
ヘンリー機(青のイフリート)に同梱する専用ヒート・サーベルは同梱しませんが、そのかわりに新規造形のヒート・ランサーと3連装35mmガトリング砲が付属します。
手首パーツは「左右の武器持ち手」「右の銃持ち手」「左の平手」の4つが同梱します。
余剰パーツがこちら。HGUCイフリート・シュナイドなどのパーツが余ります。
そして完成したHGUCイフリート(ダグ・シュナイド機)がこちら。
ダグのパーソナルカラーである紫を基調とした成形色で、厳密に言えば少しだけイフリート・シュナイドとは違う色合いでした。(ほぼ同じだけど)
巨大なヒート・ランサーが新規造形なのはもちろんですが、左腕の3連装35mmガトリング砲はHGUCグフカスタムからの流用ではなく、ダグ機のために新造されていたりします。
それでは各部細かく見ていきます!
可動域から。腕は水平以上上がり、開脚範囲は広いです。
肘関節は90度強曲がり、ヒザ関節は180度近く曲がります。
ただデザイン上、腰は少ししか撚る事ができません。
頭部をアップで。改・ナハト・シュナイドでは搭載されていないバルカンが造形されています。
アンテナ先端には安全フラッグ有り。
頭頂部のパーツを外せばツマミが露出し、モノアイを動かす事ができます。
モノアイはピンクのシールで色を補います。
上半身は「襟前部」「胸部」「腰中央」「バックパック」にシールを多用します。
合わせ目は基本段落ちモールド化されています。
肩は外側に引き出す事ができ、前後に大きく動きます。
ショルダースパイクアーマーは前後はめ込み式で、合わせ目が出ます。
腕は「肩内部ブロック」「前腕部」に合わせ目アリ。
二の腕は筒状のパーツです。
左腕がダグ機の特徴です。
肩に貼るマルコシアス隊のエンブレムシールが付属し、前腕部にはグフカスタムも装備していた3連装35mmガトリング砲を装備しています。
ガトリング砲は軸接続です。手首付近のこのパーツが新規造形になります。
3連装35mmガトリング砲は中々良く出来ており、銃口は開口され照準も左右に可動します。
ガトリングを構えるイフリート(ダグ・シュナイド機)!
腰部は↑枠がシールです。フロントアーマーは可動します。
脚部の合わせ目は少なく、関節パーツ含め基本モールド位置に来るようになっています。
カカト付近(↑の赤枠)は、白いシールを貼らない場合は合わせ目が露出する感じです。
足裏は肉抜きがあります。股関節は可動型で、スタンド用の3mm穴が空いています。
HGUCグフカスタムに同梱する3連装35mmガトリング砲と比較。
グフカスタムはガトリング・シールドをかぶせるための穴が空いているのに対し、ダグ機では穴が塞がれています。
裏側も変わっており、イフリートにあわせた形になっているのが特徴です。
という事で、グフカスタムと互換性はありません。
HGUCグフカスタムと比較。
ショットガンはイフリート/ケンプファーに同梱するものと同じです。
2種類の形態へ切り替える事ができます。
持たせた状態。銃持ち手は右手のみ付属します。
ジャキッ……平手を添えて。
それでは武器を切り替えつつ、アクションポーズいってみます!
ショットガンで攻撃!
ショットガン+3連装35mmガトリング砲で。
切り替えて。
銃持ち手は角度がついているため、この状態でも非常に持たせやすいです。
散弾発射!
専用パーツを使い、リアアーマーにマウント可能です。
HGUCケンプファーのショットガンと比較。
それでは本キットの目玉武器、新規造形のヒート・ランサーを持たせてみます。
シンプルな3パーツ構造で、↑部分に合わせ目が出ます。
ヒート・ランサーを構えるイフリート!
そこまで重くないため、腕が垂れ落ちてくる事はありません。
アクション!
敵を叩き斬るイフリート!
イフリート自体肩の可動範囲が広いので、無理なく両手で持たせる事ができます。
このヒート・ランサーが本キット最大の売りだと言っても過言ではないでしょう……(*´ェ`*)
ショットガン+ヒート・ランサーで。
大きな斧を装備するガンプラでディスプレイ。
※「HGスーパーカスタムザクF2000」「HG高機動型ザクII オルテガ専用機」
HGで発売されているイフリートバリエーションを比較。
※左から「HGUCイフリート」「本キット」「HGUCイフリート改」「HGUCイフリート・イェーガー」「HGUCイフリート・ナハト」「HGUCイフリート・シュナイド」
一般販売されているのは一番右のイフリート・シュナイドのみで、あとは全てプレミアム・バンダイ限定品です。
頭部を比較。
胴体と腰部を比較。
基本的にイフリートとダグ機は色違いだと思ってOKです。
肩を比較。マルコシアス隊のエンブレムが同梱するのがダグ機の特徴です。
左腕を比較。ここは各イフリートで個性が出ています。
脚部を比較。
まさかこんなにたくさんのイフリートバリエが出るとは思わなんだ……w
HGUC イフリート(ダグ・シュナイド機)の感想
ということでHGUCイフリート(ダグ・シュナイド機)のご紹介でした。
まとめるとHGUCイフリートをシュナイドカラーにし、「ヒート・ランサー」「3連装ガトリング砲」「前腕部一部」を足した内容になっています。(かわりに専用ヒート・サーベルが同梱しない感じ)
HGUCイフリートを持っているモデラーさんにはお得感がちょい薄ですが、一般販売のHGUCイフリート・シュナイドとは外装・武器が大きく異なっています。
ヒート・ランサーだけではなく、グフカスタムとケンプファーの武器を持っているのが最高に外伝系らしいガンプラといった感じです。イフリートファンにはオススメだよ!
以上、「HGUC イフリート(ダグ・シュナイド機)」のガンプラレビューでした!