今回は「HG ガンダム試作1号機 GP01 ゼフィランサス」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORYに登場し、コウ・ウラキが搭乗するガンダム試作1号機 GP01ゼフィランサスをご紹介。
2000年発売。
1/144コアファイターIIが付属します。
という事で、HGガンダムGP01 ゼフィランサスをレビューしていきたいと思います!
HGUC ガンダムGP01 ゼフィランサス
HG版ゼフィランサスのボックスアート。
24年前に発売されたキットですが、HGとしては多めのパーツ数で構成されたガンプラになっています。
今の時代RG版という選択肢もありますが、本キットの特徴としてはアレンジの入ったRGとは違い、設定画に近い頭部が再現されている点となります。
ホイルシールがこちら。主にシールド表面の色を補うものが付属します。
付属品一覧がこちら。
※「ビーム・ライフル」「90mmマシンガン」「ビーム・サーベル」「専用シールド」「手首パーツ×3」「コア・ファイターII」
こちらもHG版の特徴ですが、RG版には同梱しない90mmマシンガンが同梱する点です。
ただビーム・ライフルのバレル下部に取り付けるジュッテは同梱しません。
こちらがコア・ファイターII。
機首部分などに合わせ目が出ますが、HGクラスのオマケ品としては十分な色分けで立体化されています。
ランディングギアも付属するよ!
そしてこちらがHGUCガンダムGP01ゼフィランサス。
コア・ブロック・システムは未実装となり、本体にコア・ファイターIIを組み込むギミックは非搭載です。
2000年に発売されたHGという事を考えるとパーツ数が多いです。
ただ細かな色は足りず、合わせ目の量も多いです。
それでは細かく見ていきます!
肩は軸接続、足はボールジョイント接続で手足はここまで広がります。
手足の関節は90度曲がりますが、ヒザ立ちはちょっと無理が出る感じです。
バックパックがひっかかるため、腰可動は↑までです。
一度上半身を外して付け替えれば真横を向かせるような事はできます。
頭部をアップで。トサカ前後のセンサーや90mmバルカンは要塗装です。
アンテナ先端には安全フラッグあり。
頭部は前後はめ込み式で、合わせ目が出ます。
上半身。胸部のV字はイエローで要塗装です。
胴体は前後はめ込み式で、青いパーツ側面に合わせ目が出ます。
バックパックにマウントされているサーベル柄はダミーで、引き抜いてもエフェクトパーツを取り付けることはできません。(本キットにサーベル刃のクリアパーツは同梱せず)
このあたりは古いHGを感じる部分ですね。
上から見た場合、「頭部」「胴体」「肩」「バックパック」と合わせ目の量が多いです。
また、肩は昔ながらの軸接続のため前後に可動しません。
腕は「肩の内部フレーム」「前腕部」に合わせ目あり。
腰部は一部シールですが、フロントアーマーのグレー部は別パーツにて色分けされています。
ただ、股下にスタンド用の3mm穴は空いていません。
脚部は「モモ前後」「スネ」「ふくらはぎ」「アンクルガード後ろ」に合わせ目あり。
足裏に肉抜きはありません。
関節は合わせ目無しです。
ABSレス仕様になっているので、塗装のしやすいキットになっています。
ゼフィランサス、出撃!
スタンド穴が空いていないので飾りにくいぞ!w
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
専用シールドは前腕部に接続します。
シールド表面の青い部分はシールで色を補いますが、シールド自体ガッチリと接続されるためポロリのしにくさはRGより優れている部分だったりします。
ただ色分けは甘く、RGのようにシールド裏のEパックは再現されていません。
銃系は「ビーム・ライフル」「90mmマシンガン」が付属。
RG版では90mmマシンガンが同梱しないので、HG版の特徴といえる部分です。
ビーム・ライフルで攻撃!
手首パーツの穴サイズとあっていないので、持たせるとプラプラします(*´ェ`*)
ヒザをついて射撃!
フォアグリップは可動し、両手で構えることができます。
作りは古いですが、なかなかかっこよく仕上がっていますね。
この「設定画に近い頭部」がHG版の売りかもしれません。
90mmマシンガンを装備!
ビーム・サーベルよりはプラつきが少ないです。
アクション!
ビーム・サーベルはホワイト1色1パーツ成形のものが1本付属します。
斬りかかるウラキ少尉!
補足情報ですが、シールドは一応グリップを掴んで持たせることができます。
ただ、サイズが合っていないのでプラプラします。
↑こちらは塗装してみた状態。
なんかそれっぽくスプレーで塗装してみたのですが、よく考えたら他キットから移殖すれば良かったっすw
かなり昔に作ったものなのでお恥ずかしいですが、ここからは合わせ目を消して塗装+ウェザリングしたものもご紹介します……(*ノェノ)
ビーム・サーベルで斬られた+被弾したイメージで加工してみたシールドがこちら。
HGUC版の特徴は「手を加える余地が大きく残されている点」だと思います。
作りが古いというのもあり、手を加えれば加えた分だけかっこよくなる古き良きガンプラといった感じです(*´ェ`*)
「ガトォォォォーーッ!!!!」
モンシアのジム・カスタムと作戦開始!
「モンシア中尉、オムツ持参でお供します」
HGUCジム・カスタム、HGUCジム・キャノンIIとディスプレイ。
アナベル・ガトーを追撃したトリントン基地のガンプラでディスプレイ。
コウ・ウラキのフィギュアとディスプレイ。
ゼフィランサスいいわ……。
素組み状態のゼフィランサスに戻し、HGUCガンダムGP01Fb フルバーニアンと比較。
同梱するコア・ファイターIIを比較。
HGUCガンダムGP02Aサイサリス(塗装済)、HGUCガンダムGP03ステイメンと比較。
RGガンダム試作1号機ゼフィランサスと比較。
比較のアップ画像は↓のRGレビュー後半で解説してありますので、こちらも併せてどうぞ。
MG版のゼフィランサスと比較。
HGUC ガンダムGP01 ゼフィランサスの感想
という事でHGガンダム試作1号機GP01ゼフィランサスのご紹介でした。
さすがに24年前のHGという事で「腕が軸接続」「足がボールジョイント接続」で柔軟には可動せず、合わせ目も多いうえ色分けも甘いです。(スタンド穴も空いておらず)
ただ、先述したとおりスキルアップのための改造素体としてはかなりいい出来だと思います。
今の時代もちろんRG版の方がオススメですが、HG版の特徴は「設定画に近い頭部」と「90mmマシンガンがついてくる」点が特徴です。
地上型という事で、土汚れのウェザリングやダメージ加工が似合いまくるので非常にいじりがいのあるキットになっているよ!(>ω<)
以上、「HGUC ガンダム試作1号機 ゼフィランサス」のガンプラレビューでした!