今回は「1/144 モビルアーマー エグザス」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムSEED DESTINYに登場し、ネオ・ロアノークが搭乗するモビルアーマー エグザスをご紹介。
2005年発売、HGシリーズではなくEXモデルで発売された1/144スケールのガンプラになります。
ミサイルランチャーは展開、全ガンバレルは着脱可能でリード線とミニ台座を使うことにより射出状態が再現できます。
という事で、EXモデル 1/144 モビルアーマーエグザスをレビューしていきたいと思います！
1/144 モビルアーマー エグザス
地球連合軍がメビウス・ゼロの後継機として開発したモビルアーマー、エグザスさん。
ガンプラとしてはHGシリーズではなく、EXモデルシリーズの1/144スケールとして発売されています。（他にはメビウスゼロ + スカイグラスパーも発売済）
HGシリーズとは違い、3,520円（税10%込）と価格が高く色分けも悪いのですが、立体化されなさそうなマイナー機体を発売してくれるという意味ではファンにとって嬉しいシリーズになっているよね……(*´ｪ`*)
そして完成したEXモデル 1/144 モビルアーマーエグザスがこちら。
ホイルシールやデカール類は付属せず、成形色も「ピンク」「グレー」「無色クリア」の３色しか使われておらず簡素な内容になっています。
そのかわりパーツ数が意外と多く、精密かつこだわりのディテールで再現されています。
そのあたりアップで細かく見ていきましょう！(*_*)
コックピットは無色のクリアパーツが使われていますが、ここは要塗装です。
※左側面にのみクリアパーツを使用
本体中央部の上にあるM54アーチャー 4連装ミサイルランチャーは、開閉します。
ミサイルランチャーの正面をアップで。
ミサイル部分が、細かなディテールで再現されているのが見て取れますね。
機首下部のMAU-M3 2連装リニアガンは上下に動きます。リニアガン自体は、シンプルなモナカ分割です。
中央の丸い部分を持ち、引き下げれば
左右方向へも可動するようになります。
４基のM16M-D4 ガンバレルは着脱できます。（後述）
シンプルなプラ同士の接続ですが、ポロリはありません。一部、基部にあたるパーツは本体との接着が必要になります。一応接着しなくても組むことができますが、ガンバレルを取り外す際にちょいめんどくさくなるため接着推奨です。
上から見た図。結構細かく造形されていますね。
このあたりは、同時代に発売されたSEEDのHGシリーズより良くできている気がします。
各スラスターをアップで。
ここに限りませんが、ホワイトとピンク色が足りないので要塗装ポイントは多いです。
「出て仕上げてくる。あとを頼むぞ」
ネオ・ロアノーク、エグザス出撃！
専用の台座が付属するのも特徴です。
アクションベースなどの3mm丸軸タイプではなく、独自規格の専用台座になっています。
機首の下部にあるカバーを外し、間にGAU-M2S 38.5mm機関砲のパーツを噛ませれば、
機関砲展開状態が再現できます。
すべてのガンバレルを外してみた図。
ガンバレルにも、専用のミニ台座が４つ付属します。
上部のパーツを外し、↑枠のクリアパーツをはさむ事もできます。
左右の先端部パーツを外し、GAU-868L2 2連装ビーム砲に差し替えることもできます。
劇中のような伸縮ギミックは搭載されていません。
さらに、ガンバレル底部にビームカッターのDE-RXM91Cフィールドエッジ ホーニッドムーンを取り付けることもできます。
無色クリアのため、ピンク等で要塗装です。
あとはリード線に繋げば、展開状態の完成です。
全展開状態のガンバレルがこちら。
「さて、進水式もまだと言うのに、お気の毒だがな…」
エグザス、ガンバレルを展開！
これ、フル塗装すればかなり化ける予感がプンプンするぞ……！(*_*;)
「仕留めさせてもらう！」
レイのブレイズザクファントムと交戦！
「なんなんだキミは一体！白い坊主君！」
別売り、HGIFのネオ・ロアノークフィギュアとディスプレイ。
HGIFのネオ・ロアノークフィギュアは「素顔」「仮面」２つの頭部パーツが付属するので、切り替えることができるぞ！(>ω<)
なんか今でもあまりレア化されていないようなので、気になる方はゲット推奨だよ……。
EXモデル 1/144 メビウス＜ゼロ＞とディスプレイ。
ネオ・ロアノーク搭乗機でディスプレイ。
※「HGCEウィンダム（ネオ・ロアノーク専用機）プレミアム・バンダイ限定」「HGシラヌイアカツキガンダム」
この中では、ウィンダムが最新ガンプラになります。HGではなく、最新フォーマットのHGCEシリーズとしてプレミアム・バンダイで発売されました。（ノーマルウィンダムは一般発売）
「またいつの日か、出会えることを楽しみにしているよ。白い坊主君、そしてザフトの諸君」
1/144 モビルアーマー エグザスの感想
ということで1/144モビルアーマー エグザスのご紹介でした。
EXモデルという性質上色分けはかなり甘いのですが、パーツ数とギミック数が多くディテールがかなり細かいので塗装派モデラーさんほど満足度の高いキットに仕上がっていると思います。
弱点は3,520円（税10%込）というお高めな価格設定になっている点だけですが、これはリリースされなそうな機体を発売してくれるだけでもありがたいと思うべきかな？（しかも一般発売だし）
「フル塗装して完璧なエグゼスを再現するも良し」「ブルーに塗装してモーガン・シュバリエ専用エグザスを再現するも良し」と、シードコア層のファンにはたまらないガンプラであることは間違いないでしょう(*_*)
以上、「1/144 モビルアーマー エグザス」のガンプラレビューでした！
