今回は「HGオルトリンデ」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 月鋼に登場し、内部統制部隊隊長のジジル・ジジンが搭乗するオルトリンデをご紹介。
2023年発売、プレミアム・バンダイ限定品になります。
ヴァルキュリア・フレームが採用されており、外装や専用武装のヴァルキュリアダブルブレードが新規造形で付属します。
ということで、HGオルトリンデをレビューしていきたいと思います！
HG 1/144 オルトリンデ
ガンプラでは「グリムゲルデ」「ヘルムヴィーゲ・リンカー」「ジークルーネ」に続き、ヴァルキュリア・フレームが使われた４機目のキットとなります。
組み立て書は白黒ですが、今回は一般発売の鉄血HG系と同様にパイロットや各武装設定が解説されたものになっています。
ホイルシールの量は少なく、メインカメラと胸部にしか使いません。
色分けは良好だぞ！(>ω<)
外装や武装は新規造形ですが、余剰パーツはほとんど出ません。
そして完成したHG 1/144 オルトリンデがこちら。
ホワイトとグリーンを中心としたシンプルなカラーパターンで再現されていて、頭部アンテナと左肩の十字イエローも細かく色分けされています。
もともと出来のよいヴァルキュリア・フレームが採用されているということもあり、高可動かつプロポーションの良さが引き立ちます。
フルフレーム構造になっていて、グネグネと柔軟に動くのはHGシリーズの中でも屈指のクオリティといったところ。
それでは各部細かく見ていきます！
可動域は広く、手足は大きく広がり顔を上げる動作も得意です。
上半身は、前後に柔軟に可動します。
手足の関節も90度以上大きく曲がり、キレイにヒザ立ち可能です。
上半身は360度回転。全体的に見て、可動域はかなり広いです。
頭部をアップで。メインカメラはクリアブルーのパーツが採用されていますが、表面にシールを貼る仕様です。
左側についている頭部アンテナは色分けされていて、特徴的な形をしています。
設定的には、ダインスレイヴを運用可能にするための高い索敵能力を有しているとのこと。
ちなみに頭部のメインカメラ部は選択式で、↑のように中にシルバーのシールを貼り、クリアブルーのパーツを被せるだけの状態も再現できます。
今回は、クリアパーツの上にシールを貼った状態でレビューを続けます。
胴体は、前面左右のくぼんでいる部分にシールを使います。
このあたりの外装は前後はめ込み式ですが、合わせ目は出ません。
バックスラスターは、上下に可動します。
腰部の動力パイプもしっかりと色分け済み。
肩部はボールジョイント接続で、前後に可動します。
肩は、左右で形状が違います。
右肩は尖ったデザインになっていて、内部はグレーの裏打ちパーツで再現されています。
左肩は黄色い十字がデザインされていて、シールドバインダーを取り付けるジョイントパーツがついています。
「広域のエイハブ・ウェーブを感知するレーダーの傘」として機能する、シールドバインダーがこちら。
オルトリンデの特徴部分の一つです。
シールドバインダーは５パーツ構造で、軸接続によりそれぞれ角度を変えることができます。
地味に、裏側にもモールドがあるのがいい感じです。
腕部は、二の腕の装甲だけグリーンというオシャレな色合い。
二の腕から下はロール回転し、合わせ目もありません。
腰部。左右のアーマーは、脚部に接続します。
リア側。丸い部分は、グレーで要塗装です。
足の付け根軸は可動せず、シンプルな軸接続です。
底面にはスタンド用の3mm穴あり。リアアーマー内側にもモールドが刻まれています。
脚部がこちら。ご覧のように、足の付け根の球体にアーマーを取り付けます。（アーマー自体はボールジョイント接続で、角度変更可能）
後ろ側はフレームがむき出しになるのですが、よく見てみるとこのあたりの肉抜きが目立ちます。（こういうデザインなのかもしれませんが）
ここが本キットの弱点部分かな？
特徴的な足首パーツまわりがこちら。
各部細かく動きます。
オルトリンデ、出撃！
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます！
片側の刃が希少金属で構成された双頭のブレード、ヴァルキュリアダブルブレードがこちら。
設定的には、ダインスレイヴの発射機構を転用した装備となります。
ヴァルキュリアダブルブレードを構えるオルトリンデ！
アクション！
連結状態は、まるまる別のパーツが付属します。
連結状態のヴァルキュリアダブルブレードを構えるオルトリンデさん。
両手で持たせることもできます。
飛びかかるオルトリンデ！
左手のみ、平手パーツが付属します。
ヴァルキュリア・フレームが採用されているガンプラ勢ぞろいでディスプレイ。
※左から「 HG 1/144 ジークルーネ」「HG 1/144 グリムゲルデ（塗装済）」「HG 1/144 ヘルムヴィーゲ・リンカー」「本キット」
この中では、今回のオルトリンデのみプレバン限定です。
ヴァルキュリア・フレームのガンプラはどれも出来がいいので、オススメだよ……(*´ｪ`*)
HG 1/144 オルトリンデの感想
ということでHGオルトリンデのご紹介でした。
ヴァルキュリア・フレーム採用型HGということで、今回も安定のクオリティで立体化されています。
目立つところに合わせ目はないですが、厳密に言えば「足の付け根球体」や「ふくらはぎのフレーム部」には合わせ目ありです。が、どこも目立ちません。
それよりも、フレームがむき出しになる脚部後ろ側の肉抜きが気になる方はいるかなといった感じ。
とはいえ外装と武装が完全新規造形になっているし、めちゃめちゃ動くので不満点の少ないHGに仕上がっていると思います。
以上、「HG 1/144 オルトリンデ」のガンプラレビューでした！
