今回は「HGUC ガンダムTR-6 ヘイズルII」のガンプラレビューです。
アドバンス・オブ・ゼータに登場する、ガンダムTR-6 ヘイズル2をご紹介。
2019年発売のプレミアム・バンダイ限定品になります。
成形色がティターンズカラーで再現されているほか、新規造形として「ビーム・ライフル」「シールド」「ラッチ付きブースト・ポッド」が付属。
更にウーンドウォートに付属していたコンポジット・シールド・ブースターが2つ同梱し、特徴的なシルエットで立体化されています。
モビル・アーマー形態にも変形可能。
という事で、HGUCガンダムTR-6ヘイズルⅡをTR-6ウーンドウォートとの比較画像を含めてじっくりとレビューしていきたいと思います!
HGUC ガンダムTR-6 ヘイズルII
ホイルシールは主に、コンポジット・シールド・ブースター(背中のでかい武器2つ)を補うものが付属します。
T3部隊のマーキングシールも同梱。
付属品一覧がこちら。
※「ビーム・ライフル」「シールド」「ラッチ付きブースト・ポッド」「コンポジット・シールド・ブースター×2」「ハンドパーツ×4」「各種ジョイントパーツ」「クローモード用差し替えパーツ(リード線×2含む)」「MA形態用差し替えパーツ」
TR-6ウーンドウォートより付属品が多く、主に「ビーム・ライフル」「シールド」「ラッチ付きブースト・ポッド」が新規造形で付属します。
また、ランナーレススタンドと専用のジョイントパーツも付属します。
ただ、ウーンドウォートでは2つついていたランナーレススタンドは1つに減りました。
そして完成したHGUCガンダムTR-6 ヘイズルIIがこちら。
本体はドラムフレームやブーストポッドなどを除けば、ほとんどウーンドウォートの成形色違いになっています。
ガンダムMk-Vと同じデザインのビーム・ライフルとキハールIIのシールド、それに背部コンポジット・シールド・ブースターが2基に増えた事により強化された感がにじみ出ているぞ……(*´ェ`*;)
成形色もティターンズカラーになり、ウーンドウォートとは一味違った印象になっています。
一番の売りとしては、ドラムフレームに接続された新規造形のラッチ付きブースト・ポッドだと思われます。
それでは細かく見ていきます!
MA形態への変形ギミックの恩恵で、可動域は広く手脚は水平まで上がります。
上半身は一部パーツが干渉するものの、腹部パーツをどかしながらまわせば一応360度回転します。
頭部に変更はありません。
バルカンは内部パーツが露出する構造で色分けされています。
合わせ目は出ません。
アンテナ先端には安全フラッグあり。
胴体まわりも細かく色分けされているうえ、基本的な部分は合わせ目が出ません。
※厳密に言えばドラムフレーム~背部ブースト・ポッドの接続パーツに合わせ目アリ
股間のV字はホイルシールで補います。
胸部をアップで。
T3部隊のマーキングシールが同梱しますが、テトロンシールになっているのと下地が紺色の影響でフチは目立ちます。
腕部は独特の構造をしており、色々な方向へ動きます。
合わせ目も出ません。
※より細かな可動域はTR-6ウーンドウォートのレビューに画像付きで解説してあるので、こちらも併せてどうぞ↓
シールドの取り付け方法ですが、手首付近に基部パーツをスライドさせ手首パーツをはめる構造です。
ジャストフィットし、ガッチリとホールドされます。
こちらがキハールIIの腕部強化パーツ。
基部でロール回転します。
HGUCガンダムTR-6[キハールII]の腕部強化パーツと比較。
設定的に同じシールドですが、キハールIIの場合両手に装備しています。
腰回り。脚部は軸接続となります。
スタンド用のジョイントパーツは、ドラムフレームに下からはめ込みます。
派手な重心移動さえしなければ転倒の恐れは無さそうです。
脚部は↑枠に合わせ目が出ます。
後ろ側も多少合わせ目が見えます。
カカトパーツは展開し、
接地させる事ができます。
が、TR-6ヘイズルIIの場合背部コンポジット・シールド・ブースター2基が重過ぎるため自立は出来ないと思った方がいいですw
こちらが新規造形、ハイゼンスレイIIのラッチ付きブースト・ポッド。
ちなみに↑がTR-6ウーンドウォートのブースト・ポッド。
左がハイゼンスレイIIのブーストポッド。取り付け角度や、一部成形色が違います。
ラッチにはコンポジット・シールド・ブースター×2を取り付け可能です。
保持力は問題ありませんでした。
前方へ大きく倒れ、
角度を変える事もできます。
↑はぐるりとシールで補います。
それでは武器を持たせ、アクションポーズいってみます!
ビーム・ライフルはシンプルな2パーツのモナカ構造で、機関部下の動力パイプなどはイエローで要塗装となります。
あと、↑のように、結構持たせづらいですw
ちなみにこのビーム・ライフルですが、明貴美加氏がデザインしたガンダムMk-V用のライフルと同デザインになっております。
ビーム・ライフルを構えるTR-6ヘイズルII!
コンポジット・シールド・ブースターで攻撃!
カッケェ!(涙
ライフルとシールドいい感じですねぇ……。
コンポジット・シールド・ブースターは↑のパーツを使い、手に持たせる事もできます。
こんな感じで。
ジャキッ!
重みで下部がプラプラするので、少しポージングさせるのが難しいです。
クローモードを再現してみます。
ギミックはウーンドウォートと同じで肩上部に取り付けて展開させますが、
2つ付属するので両肩に装備する事ができます。
クローモードで攻撃!
ランナーレススタンドに展示する事もできます。
非常にかっこいいっす……(*´ェ`*;)
こちらがモビルアーマー形態になります。
この状態でもスタンドに展示可能です。
後ろに突き出たコンポジット・シールド・ブースターが特徴的です。
差し替えパーツを使い変形させるのですが、複雑な変形のため容易には切り替え不可といった感じでした。
結構むずかったぞ!(>ω<)
差し替えパーツの頭部アンテナなどはブルー1色成形になってしまうため、気になるモデラーさんは要塗装といったところ。
専用のパーツを使い、ビーム・ライフルをアームに接続する事ができます。(↑のように展開も可能)
HGUCガンダムTR-6ウーンドウォートと比較。
主な変更点はライフル・腕部強化パーツのほか、背部ブースト・ポッドまわりになります。
どちらもかっこいい……!(>ω<)
HGUCガンダムTR-6[キハールII]と比較。
HGUCガンダムTR-6ハイゼンスレイIIと比較。
続々増えてきたA.O.Z.のガンプラでディスプレイ。
HGUC ガンダムTR-6 ヘイズルIIの感想
ということでHGUC ガンダムTR-6ヘイズルIIのご紹介でした。
合わせ目や可動域のより細かな説明は、共通部分の多いウーンドウォートのレビューの方で解説しています。
こちらも併せてどうぞ。
このキットの売りとしては、『ガンダムMk-Vのライフル』『キハールIIの腕部強化パーツ』『ハイゼンスレイIIのラッチ付きブースト・ポッド』が付属し、コンポジット・シールド・ブースターが2つ同梱する点だと思います。
ウーンドウォートよりプレイバリューが高く、シルエットが大幅に派手になっているので満足度は高いと思うぞ!(>ω<)
弱点はライフルが持たせづらい点、クローモード時のリード線が外れやすい点、股間周りの関節強度が緩い点ぐらいでしょうか。
パーツ数が多く可動域やギミックなど非常に凝った作りをしており、なぜ一般発売ではないのだろうと疑問に思うほど出来は良いと思います。A.O.Z好きにはオススメ!
以上、「HGUC ガンダムTR-6 ヘイズルII」のガンプラレビューでした!