今回は「HGACウイングガンダム」のガンプラレビューです。

新機動戦記ガンダムWに登場し、ヒイロ・ユイが搭乗するウイングガンダム(TV版)をご紹介。
2013年発売。
バード形態に変形可能です。
TV版のウイングファンも多いと思うので、最新フォーマットで立体化されたのはとても嬉しいですね!
という事で、HGACウイングガンダムをじっくりとレビューしていこうと思います!
HGAC 1/144 ウイングガンダム

早速ですが完成したHGACウイングガンダムがこちら。
EW版(アーリータイプ)はRGで発売。TV版はこのHG版と、今ではENTRY GRADE版も発売されています。
今回は色が足りないところを少し塗装しましたが、ほぼ素組み状態でのご紹介です。

キット自体は12年前に発売されたものになります。
今のガンプラ目線で見てもプロポーションがかっこよく、合わせ目が少なく作りやすいガンプラに仕上がっています。
それではまずはぐるりと。


ここからは細かく見ていきます!

可動域は広く、腰部サイドアーマーが干渉するものの角度を後方へ変えれば脚が水平まで広がるようになります。
上半身は↑までまわりますが、少し浮かせれば回転して好きな位置までもっていくことができます。

背部のウイングユニットは縦・横と可動し、翼自体を開くこともできます。

頭部は前後はめ込み式で、頭頂部・側面に合わせ目が出ます。
バルカンの黄色は色分けされていないので、要塗装となります。

胸部中央のサーチアイは、シールの上にクリアグリーンのパーツをかぶせるようにして再現します。
肩の◎部分の溝(黒い部分)は色分けされていないため、スミ入れペン等で要塗装です。

肩は、前後に大きく可動します。
胴体内部のポリキャップはかなり前まで傾くため、肩まわりの可動は優秀です。

腰部をアップで。股間部分は一部シールで補います。

脚部。劇中のウイングガンダムはマッシブな肉付きをしていましたが、この脚部をはじめ全体的にスリムな現代風スタイルでアレンジされています。

バスターライフルを持たせてみます。
下部のイエロー部分は、別パーツで色分け済みです。

シールドは腕に装着するタイプではなく、ハンドパーツ穴にグリップを握らせるのみのタイプとなります。
ただ、そこまでグラつく事はなく保持力はそこそこ高いです。

シールド先端のグリーン部や、細かな黒い溝部分はシールで補います。
それではアクションポーズいってみます!

バスターライフルを構えるウイングガンダム!

メチャクチャかっこいいです……(>ω<)
でも劇中ではあまり活躍しなかった印象が強いウイングガンダムさんw(なぜ決闘にヘビーアームズ使った)

股下にアクションベース用の3mmジョイント穴が空いているため、アクションベースに対応しています。

結構上を向く事ができるので、飛行時のポージング幅が広いです。

ビームサーベルはシールド内部に収納されています。
折りたためば、サーベルが露出します。

ビームサーベルを引き抜くウイングガンダム!

ちなみにクリアグリーンのビームエフェクトパーツは2つ付属しますが、設定通りサーベルの柄は1本しか付属しないので、1つは余剰パーツとなります。

それではバード形態へ変形させてみます!

下半身を180度回転させ、肩を下に傾け手のパーツを外します。

脚を折りたたみ、つま先を倒します。

腕は黄色いツメパーツを下げ、腕を曲げます。

スタンド用の穴は股下とは別にリアアーマーにもあるので、バード形態でもスタンドに展示可能です。

バスターライフルとシールドを繋げ、ウイングガンダムに装着すればバード形態の完成です。

上から。めちゃめちゃ長いです。
変形自体はゼータガンダムのような複雑なギミックではないため、簡単に切り替える事ができます。

下から。

うわー懐かしさが込み上げるわ!(>ω<;)
TV版ウイングいいですね。

リーオーとの交戦状態へ入るウイングガンダム!

HGAC 1/144 リーオーと比較。


このHGACウイングガンダムをベースキットに使用する、HGBF 1/144 ウイングガンダムフェニーチェと比較。



アルファオメガのヒイロ・ユイフィギュアとディスプレイ。


いろいろなウイングガンダムでディスプレイ。
※左からHGACウイング(本キット)、RGウイングガンダムEW、HGACウイングガンダムゼロ



ガンダムW TV版のHGAC 1/144スケール勢揃いで。





2025年に発売された、ENTRY GRADE 1/144 ウイングガンダム(右)と比較。

より細かな比較レビューは、↓からどうぞ。


RG 1/144 ウイングガンダムと比較。

比較画像は↓のレビューでどうぞ。


MG版も混ぜてディスプレイ。


満足じゃ……
HGAC 1/144 ウイングガンダムの感想
という事でHGAC ウイングガンダムのご紹介でした。
ABSレス仕様かつポリキャップも少ないので、小型MSながら組みやすさ・塗装のしやすさに秀でたガンプラに仕上がっています。
可動域も広く、不満が出ない出来。
プロポーションに関しては劇中のような「肉付きの良いウイングガンダム」ではなく、現代風アレンジがされていてスマートな印象になっています。
ここで好みが分かれそうなキットといったところ。
主に色が足りない本体箇所は↓になります。

部分塗装が必要な箇所がチョロチョロありますが、リーズナブルな価格に抑えられている模様。
この勢いでエアリーズなどもHGAC化してほしいですね!(>ω<)
以上、「HGAC ウイングガンダム」のガンプラレビューでした!


























