今回は「HGAC ウイングガンダム」のガンプラレビューです。
新機動戦記ガンダムWに登場し、ヒイロ・ユイが搭乗するウイングガンダム(TV版)をご紹介。
2013年発売。
バード形態に変形可能です。
TV版のウイングファンも多いと思うので、最新フォーマットで立体化されたのはとても嬉しいですね!
という事で、HGACウイングガンダムをじっくりとレビューしていこうと思います!
HGAC ウイングガンダム
早速ですが完成したHGACウイングガンダムがこちら。
EW版(アーリータイプ)はRG、TV版はHGでのリリースとなりました。
今回はバルカンなど色が足りない細か箇所は塗装しましたが、ほぼ素組み状態でのご紹介です。
キット自体は11年前に発売されたものになります。
比較的最近キットの部類に入ると思うので、今のガンプラ目線で見てもプロポーションがかっこよく、合わせ目が少なく作りやすいガンプラに仕上がっています。
それではまずはぐるりと。
ここからは細かく見ていきます!
可動域は広く、サイドアーマーが干渉するものの角度を後方へ変えれば脚が水平まで広がるようになります。
上半身は↑までまわりますが、少し浮かせれば回転して好きな位置までもっていくことができます。
背部のウイングユニットは縦・横と可動し、翼自体を開くことも可能です。
頭部は前後はめ込み式で頭頂部・側面に合わせ目が出ます。
バルカンの黄色は色分けされていないので、要塗装となります。
胸部中央のサーチアイは、シールの上にクリア素材のパーツをかぶせるようにして再現します。
肩の◎部分の溝(黒い部分)は色分けされていないため、スミ入れペン等で要塗装となります。
肩は前後に大きく可動します。
胴体内部のポリキャップはかなり前まで傾くため、肩まわりの可動は超優秀です。
腰部をアップで。股間部分は一部シールで補います。
脚部。劇中のウイングガンダムはマッシブな肉付きをしていましたが、この脚部をはじめ全体的にスリムな現代風スタイルでアレンジされています。
バスターライフルを持たせてみます。
下部のイエロー部分は別パーツで色分けされています。
ただ、トリガー形状が省略されているのが残念ポイントです。
シールドは腕に装着するタイプではなく、ハンドパーツ穴にグリップを握らせるのみのタイプとなります。
ただ、そこまでグラつく事はなく保持力がそこそこ高いです。
シールド先端のグリーン部や、細かな黒い溝部分はシールで補います。
それではアクションポーズいってみます!
バスターライフルを構えるウイングガンダム!
メチャクチャかっこいいです……(>ω<)
でも劇中ではあまり活躍しなかった印象が強いウイングガンダムさんw(なぜ決闘にヘビーアームズ使った)
股下にアクションベース用の3mmジョイント穴が空いているため、アクションベースに対応しています。
結構上を向く事ができるので、飛行時のポージング幅が広いです。
ビームサーベルはシールド内部に収納されています。
折りたたむようにすればサーベルが露出。
ビームサーベルを抜刀するウイングガンダム!
ちなみにクリアグリーンのビームエフェクトパーツは2つ付属しますが、設定通りサーベルの柄は1本しか付属しないので1つは余剰パーツとなります。
それではバード形態へ変形させてみます。
下半身を180度回転させ、肩を下に傾け手のパーツを外します。
脚を折りたたみ、つま先を倒します。
腕は黄色いツメパーツを下げ、腕を曲げます。
スタンド用の穴は股下とは別にリアアーマーにもあるので、バード形態でもスタンドに展示可能です。
バスターライフルとシールドを繋げ、ウイングガンダムに装着すればバード形態の完成!
めちゃめちゃ長いです。
変形自体はゼータガンダムのような複雑なギミックではないため、簡単に切り替える事ができます。
下からは見ないでねっ(*´ェ`*)
うわー懐かしさが込み上げるわ。TV版ウイングいいですね。
リーオーと交戦状態へ入るウイングガンダム!
HGACリーオーと比較。
このHGACウイングガンダムをベースキットに使用する、HGBFウイングガンダムフェニーチェと比較。
アルファオメガのヒイロ・ユイフィギュアとディスプレイ。
いろいろなウイングガンダムでディスプレイ。
※左からHGACウイング(本キット)、RGウイングガンダムEW、HGACウイングガンダムゼロ
ガンダムW TV版のHGAC 1/144スケール勢揃いで。
RG版のウイングガンダムと比較。
比較画像は↓のレビューでどうぞ。
MG版も混ぜてディスプレイ。
満足じゃ……
HGAC ウイングガンダムの感想
という事でHGAC ウイングガンダムのご紹介でした。
ABSレス仕様かつポリキャップも少ないので、小型MSながら組みやすさ・塗装のしやすさに秀でたガンプラに仕上がっています。
可動域も広く、不満が出ない出来。
プロポーションに関しては劇中のような「肉付きの良いウイングガンダム」ではなく、現代風アレンジがされていてスマートな印象になっています。
ここで好みが分かれそうなキットといったところ。
主に色が足りない本体箇所は↓になります。
部分塗装が必要な箇所がチョロチョロありますが、リーズナブルな価格に抑えられている模様。
この勢いでエアリーズなどもHGAC化してほしいですね!(>ω<)
以上、「HGAC ウイングガンダム」のガンプラレビューでした!