今回は「HGBD セラヴィーガンダムシェヘラザード」のガンプラレビューです。
ガンダムビルドダイバーズに登場し、シャフリヤールが使用するセラヴィーガンダムシェヘラザード。
定価2,376円。
セラヴィーガンダムベースの機体で、付け替えにより砲撃形態・腕武装にできるGNコンテナやド迫力な武装GNフィジカルバズーカ、プトレマイオスアームズが付属するプレイバリューが非常に高いガンプラに仕上がっていました。
という事で、セラヴィーガンダムシェヘラザードをガッツリとご紹介していきたいと思います!
HGBD セラヴィーガンダムシェヘラザード
まずはボックスアート。ガンダムビルドダイバーズ発表時から一番気になっていたのがこのシェヘラザードでした。
それでは早速内容物からいってみます。
ダイバーはシャフリヤール。
フォースランキング3位のSIMURUGを率いる天才ガンプラビルダーです。
そしてこちらがセラヴィーガンダムシェヘラザードの本体になります。
箱を開けた時あまりのランナー数の多さにビビりましたが、ベースキットのHGセラヴィーガンダムの余剰パーツがかなり出るので組み終わるのに思ったほど時間はかかりませんでした。
まだプトレマイオスアームズを装備していない状態ですが、それでも重量感溢れる機体になっています。
※今回は素組み+スミ入れ+色が足りない箇所をちょい部分塗装+つや消しスプレーでフィニッシュさせています
ダブルオー時代のガンプラベースなので合わせ目が多いと覚悟していましたが、パッと見わかる合わせ目は脚部一部に出る程度でパチ組み派にも安心設計になっていました。
その他の合わせ目部分はなるべく目立たないようパーツ分割されています。
可動域はベースキットのセラヴィーガンダムを引き継いでいて開脚が苦手です。
ただ上半身は360度回転するのでポージングに困る事はありませんでした。
頭部のイエロー部はシールで補います。
このキット、シールを貼る部分がほぼ顔周りだけなので色分けは優秀です。
※アンテナの安全フラッグは尖らせています
肩装甲は合わせ目が出ない構造をしています。
腕関節のレンズ部分はシールの上に透明のクリアパーツを取り付けます。
胴体部分。パーツ分割による基本的な色分けは出来ています。
↑写真の丸部分はグレー、ブラックで要塗装。
セラヴィーガンダムと同じく、手の先端部分も可動。
腰まわりと脚部の色分けも良好ですが、
脚サイドにあるダクト部が要塗装です。
※膝の青いパーツ下部も要塗装ですが今回は塗っていません
足裏のイエローパーツは別パーツになっています。
アクションベース用の穴はカバーを外せば露出します。
足先は左右に傾けられるので接地性が優秀です。
それではGNフィジカルバズーカを装備させてみます。
写真のようにグリップが可動するのでバズーカを傾け、保持用のパーツをつける事によりポロリの心配もなくカッチリ持たせる事ができます。
GNフィジカルバズーカを構えるシェヘラザード!
すごい強そう。
それではキットに付属するプトレマイオスアームズを見ていきます。
ビームコンテナに4基接続するパーツは、上記箇所が要塗装になっています。
先端は半透明のクリアパーツが付属。(ブラックライトで光る素材)
組み方が悪かったのかもしれませんが、4基の内2基のクリアパーツが外れやすかったので接着しました。
GNトレミーキャノンを再現してみます。
コンテナ後方にある左右のグリップを引き出し、
シェヘラザードに持たせます。
ちなみに甲のパーツを外さなくても掴めました。
組み立て書のポーズ例にはダイバーギアが使われていたので使用してみました。
丁度いい位置に来る感じ。
それではプトレマイオスアームズを本体に装着し、ジンモードを再現してみます。
プトレマイオスアームズをバラし、以下のように本体へ付けていきます。
セラヴィーガンダムシェヘラザード、ジンモードへ換装。
これはかっこいいぞ……(*´ェ`*)
差し替えパーツでGNコンテナの位置を変える事ができます。
スタンドで浮かせるならこのコンテナ位置の方が良さげですね。
ちなみにこのジンモード、戦艦クラスの推力と火力を兼ね備えたモードだとか。
そしてこのシェヘラザードはジンモードの他に、イフリートモードというトンデモ形態にも換装する事ができます。
プトレマイオスアームズをバラし、組み換え・角度を変えて再現する構造です。
以下写真でババっとご紹介。
こちらがセラヴィーガンダムシェヘラザード、イフリートモードになります。
脚が延長された事で全体のシルエットが変わり、重量級のシェヘラザードがスリムに見えます。
セラフィムガンダムの脚部フォルムっぽさも感じますね。
この改造……シャフリヤール恐るべし……。
意外にも自立は安定しており、接地性も良好です。
スタンドが無くても大丈夫でした。
遠距離型から近接攻撃型になった印象ですね。
脚の長さにも違和感がないのがスゴイ。
GNクローコンテナを展開。
ヤバイかっこいい。
ふぅ……
満足感がハンパないっす…!(>ω<)
HGBCダイバーエースユニットは無改造で装着できました。

喧嘩仲間と共闘シーンを再現。
HGBDガンダムジーエンアルトロンと比較。

プトレマイオスアームズはモモカプルに無改造で取り付け可能でした。

HGBD セラヴィーガンダムシェヘラザードの感想
という事でHGBD セラヴィーガンダムシェヘラザードのご紹介でした。
多少色が足りない箇所があるものの、どこもガンダムマーカーや筆で簡単に補える部分なので色分けに付いては良好だと思います。
合わせ目もパッと見てわかるのは脚サイドですがパーツの合いが良いのでそこまで気にならない印象。
ちなみにセラヴィーガンダムのランナー余剰パーツで、
セラヴィーガンダムの頭部が丸々付属します。※シールは無し
他にも肩パーツなどの余剰パーツがかなり出るので、部品取りとしても改造派のモデラーさんにはプレバリューの高いお得なガンプラになっています。
総評としては合わせ目・色分け良好でプトレマイオスアームズが付属し、ジンモード・イフリートモードと全く違う形態に換装可能、しかもセラヴィーガンダムの余剰パーツまで手に入るので非常にプレイバリューの高いキットだと思います。
同日発売された他のモモカプル、オーガ刃-Xの中では発表時から一番気になっていた機体だったので、期待を裏切らない出来に満足っす……(*´ェ`*)
以上、「HGBD セラヴィーガンダムシェヘラザード」のガンプラレビューでした!
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