今回は「SDEX サザビー」のガンプラレビューです。

機動戦士ガンダム 逆襲のシャアに登場し、シャア・アズナブルが搭乗するサザビーのEXスタンダード版をご紹介。
2020年発売。
「ビーム・ショット・ライフル」「ビーム・トマホーク」など基本的な武装が付属し、武器を組み合わせる事によりオリジナル武器に変化するギミックを搭載しています。
という事で、EXスタンダードの新作であるサザビーをBB戦士との比較画像などを含めてレビューしていきたいと思います!
EXスタンダード サザビー

久々のEXスタンダードの新作。
νガンダムと同日発売で、価格は660円(税10%込)とお求めやすい価格になっています(*´ェ`*)

ホイルシールがこちら。
サザビー自体シンプルな配色というのもありシール量は少ないですが、SDEXシリーズらしく色の足りないところはちょろちょろとあります。

そして完成したEXスタンダード サザビーがこちら。
「レッド」「ブラック」「イエロー」のシンプルな3色成形で、イエロー部分のランナーはビーム・トマホーク分のみとなります。
という事で、「肩」「お腹のメガ粒子砲」「動力パイプ」の黄色い箇所は全てシールで色を補います。

BB戦士とは違う、最近っぽい頭身バランスで立体化されていますね。
FW GUNDAM CONVERGEや、最近でいうと三国創傑伝っぽいプロポーションになっているのではないでしょうか。

それでは細かく見ていきます!

まずは大きさから。
クロスシルエットシリーズのガンプラと比べた場合、全高はSDフレームほどです。

可動域はそれほど広くありません。
手足はそれなりに広がりますがデザイン上、頭部の動きは制限されます。

上半身は360度回転します。

頭部をアップで。
モノアイは非可動で、光沢感のあるグリーンのシールを使います。

肩部は↑枠部分がシールです。
側面にあるサブアーマーは肩と一体化パーツになっていて、非可動です。

肩はボールジョイント接続で、前後に可動します。
特に前方向への動きに秀でています。

お腹周りの「メガ粒子砲」「動力パイプ」がシールになるので、見栄えは悪いです。
フロントスカートに貼るシャアマークのシールも付属。……これ、キャスバルのイニシャルになっているの最近知りました……(*_*)

バックパック・ファンネルコンテナ・プロペラントタンクはシンプルな1色2パーツ構造で、ファンネル展開ギミックなどはオミットされています。

脚部はヒザ部分がシールです。
スラスターなど細かなところは要塗装となります。

ヒザは曲がりませんが、足首パーツを大きく倒すことができます。

下から見た図。
足裏には肉抜きがあり、股下にはスタンド用の3mm穴が空いています。

サザビー、出撃!

それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!

ビーム・ショット・ライフルは1色1パーツ成形で、めっちゃ薄いですw(*ノェノ)

ビーム・ショット・ライフルで攻撃!

開脚が苦手なので、ポーズ幅はちょい制限されます。

ビーム・トマホークは↑枠部分がシールで、1パーツです。
本キット唯一のイエロー成形のパーツとなります。

襲いかかるサザビー!

造形自体は非常に良く出来ているので、フル塗装したらかなり化けそうなガンプラですね。

シールドも1色1パーツ成形で、表面の↑枠はシールで色を補います。
シンプルなプラ同士の凹凸接続です。

ビーム・トマホークをシールドに装着する事もできます。

ビシュゥン……!

こちらはEXスタンダードのオリジナルギミック。
「シールド」「ビーム・ショット・ライフル」「バックパック」を組み合わせる事により、このような砲台のような状態に合体させる事ができます。

また、ビーム・トマホークを使ってこんな武器にカスタムする事も可能です。

HGUC234 シャア専用ザクIIに持たせてみた図。
1/144スケールの一般的なサイズのガンプラと相性がいいです。


HGUC百式に装備させてみた図。


HGUCサザビーに。


ここからは、2013年に発売されたBB戦士382サザビーと比較していきます。

今回はEXスタンダードシリーズという事で、BB戦士と比べると色分けが劣っています。
BB戦士のサザビーは価格が1,100円(税10%込)と少し高めに設定されているのも原因です。(EXスタンダード版と2倍弱の価格差)

頭部を比較。

体を比較。BB戦士版はメガ粒子砲・動力パイプともに、パーツ分割により色分けされています。

肩・腕を比較。BB戦士版はサブアーマーが可動します。

背部を比較。

ビーム・ショット・ライフルを比較。

シールドを比較。

体型バランスだけではなく、大きさ自体が違うのも特徴です。


ついでにRGサザビーと比較。



νガンダムと宿命の対決!

同日発売のEXスタンダード νガンダムとディスプレイ。



色々なサザビー系のSDガンプラでディスプレイ。
※「司馬懿サザビー(三国伝)」「天熾鵬司馬懿サザビー(三国伝)」「張遼サザビー(三国創傑伝)」





EXスタンダード サザビーの感想
ということでSDEXサザビーのご紹介でした。
EXスタンダードシリーズという事で、色が足りない箇所は多いです。
そのかわり安く、洗練されたプロポーションで立体化されているのが長所といったところ。
素組み派モデラーさんはBB戦士382の方が満足度が高いと思いますが、プロポーションは別物に仕上がっているのでそこが購入判断ポイントだと思います。
休日にまったり塗装するには最適なガンプラに仕上がっているので、多少手を加えるモデラーさんにはオススメといった感じです(*´ェ`*)
以上、「SDEXサザビー」のガンプラレビューでした!


























