今回は「HGガンキャノン最初期型（鉄騎兵中隊機）」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV「運命の前夜」に登場する、ガンキャノン最初期型（鉄騎兵中隊機）をご紹介。
2016年発売。
スミス海の戦いで使用された低反動キャノン砲とミサイルランチャーが付属し、差し替えで切り替える事ができます。
柔軟な可動域で、キャノン発射ポーズをとらせることも可能。
という事で、HGガンキャノン最初期型（鉄騎兵中隊機）をレビューしていきたいと思います！
HG ガンキャノン最初期型（鉄騎兵中隊機）
ガンキャノン最初期型（鉄機兵中隊機）のボックスアート。
複数機並んでいるのがかっこいいです……！(>ω<)
今回は完全パチ組みでのレビューになりますが、最後にはウェザリングなど手を加えた状態もチラッとご紹介します。
というのもこのガンキャノンさん、ウェザリングがかなり似合うんだよね……。
組み立て書とマーキングシールがこちら。
ホイルシールは付属せず、全てマーキングシールで色を補う事になります。
そして完成したHGガンキャノン最初期型（鉄騎兵中隊機）がこちら。
ブルーを基調とした渋いカラーリングで再現されており、白いマーキングシールが映える見た目で立体化されています。
機体番号は数種類印刷されているのですが、今回はパッケージにも描かれている「低反動キャノン砲を装備した102号機」をチョイスしてみました。
かなりの良プロポーションで立体化されていますね(*_*)
色分け優秀で合わせ目も少ないため、パチ組み派モデラーさんにも満足度の高い内容になっていると思います。
接地性・自立性ともに優秀です。
それでは各部細かく見てきます！
可動域は広く、手足は大きく広がり顔を上げる動作も得意。
手足の関節も大きく曲がり、キレイにヒザ立ち可能で上半身は360度回転します。全体的に見て、可動域はメチャ広です。
頭部をアップで。メインカメラにはクリアグリーンのパーツが使われており、奥もメカニカルなモールドが刻まれています。
おでこのグリーンはシールですが、バルカンは色分けされていないため要塗装です。
側面の丸い部分には鉄器兵中隊のエンブレムを貼ります。このマークがとてつもなくかっこいいっす……！(>ω<;)
ただ頭部は前後はめ込み式で、頭頂部から側面にかけて合わせ目があります。
胴体は前後はめ込み式ですが、側面の合わせ目はモールド扱いでOKです。（厳密に言えばごく一部合わせ目ですが、肩を取り付けると見えなくなる感じ）
青い装甲に白いマーキングを貼るとキレイですね。情報量が増えて見栄えがいいです。
上半身は前後、
左右と柔軟に動きます。
低反動キャノン砲は上下に可動します。
上下に動かすと、↑枠のシリンダーが伸縮します。
右肩（↑画像右）には肩部ガトリング砲が搭載されており、砲口は開口されています。
※肩部ガトリング砲は非可動で固定式。一応反対側にも接続できます
バックパックはゴツめなデザインになっています。
腕部に合わせ目はありませんが、肩の球体には合わせ目アリです。
左の二の腕には、鉄器兵中隊のエンブレムを貼ります。
マニピュレーターは、特殊な３本指タイプになっています。２パーツ構造で、厳密に言えば合わせ目のようなものが出ますがほとんど気になりません。
最初期！って感じのデザインですね。
脚部も基部の球体にしか合わせ目がありません。
足裏に肉抜きはなく、左脚下部には大きな連邦（EFSF）シールを貼る仕様です。
これから組むモデラーさんは、別売りのガンダムデカールORIGIN汎用2（水転写デカール）を使用した方がキレイにいくかもしれません。
股間軸は前後に可動し、脚部が前後にスイング可動します。
底面にはスタンド用の3mm穴あり。
脚部は基部でロール回転可能で、
足首パーツも左右に傾くためポーズ幅はかなり広いです。
ちなみに、本キットには簡易スタンドが同梱します。
スミス海に降下するガンキャノン最初期型（鉄騎兵中隊機）！
ガキュゥン……
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます！
マニピュレーターで攻撃！
キック！バランス感覚が良く、片足立ちでキックを繰り出すことができます。
長年のイメージで動かない感の強いガンキャノンですが、ぐりぐり動くので心が躍りました。
ライフルは、ブルパップ・マシンガンとほぼ同型のデザインになっています。
マニピュレーターに持たせたあと、前腕部に引っ掛けるように保持するためガッチリと持たせる事ができます。
シールドはマニピュレーターに引っ掛けたあと、前腕部に引っ掛けます。
シールド裏は色分けされておらず、グレーで要塗装です。
ライフルで攻撃するガンキャノン最初期型（鉄騎兵中隊機）！！
こんなかっこいいのに、劇中で活躍しなかったのが惜しいですね……(*ﾉｪﾉ;)
ガンキャノン風定番ポーズでパシャリ。
左肩は選択式で、ミサイル・ランチャーに換装する事ができます。
ミサイルの弾頭部分のディテールは、かなり細かく造形されています。
こちらも低反動キャノン砲と同様に、上下に可動します。
ミサイル・ランチャーを装備した形態もかっこいいですね。
アクション！
ドドン。という事で、ここからはスミ入れ＋ウェザリング＋つや消しスプレーをしてみた状態もご紹介。
出来的にはお粗末ですが、ご参考までにどうぞ……(*ﾉｪﾉ)
汚し加工がかなり似合うデザインになっていると思うので、ウェザリングオススメだよ……！
カッケェ！！！
使ったツール↓
特にタミヤのウェザリングマスターは筆も入っているので、これだけで簡単にウェザリングできます。オススメだよ！
HGUC190ガンキャノン（新しい方）と比較。
本キットのリデコキットである「HGガンキャノン機動試験型（中央）」「HGガンキャノン最初期型（ロールアウト１号機）（右）」と比較。
HGのガンキャノン系ガンプラ勢揃いでパシャリ。
スミス海で戦闘を繰り広げたガンプラでパシャリ。
HG ガンキャノン最初期型（鉄騎兵中隊機）の感想
という事でHGガンキャノン最初期型（鉄騎兵中隊機）のご紹介でした。
頭部・肩・武装などいくつか合わせ目が出ますが、量は少なくパーツの合いが良いためパチ組み派モデラーさんにもオススメです。
良プロポーションかつ可動域もめちゃ広なので、不満点がほぼないクオリティで立体化されていると思いますぞ。
以上、「HG ガンキャノン最初期型（鉄騎兵中隊機）」のガンプラレビューでした！
