今回は「RGガンダムエクシア」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム00に登場する、ガンダムエクシアのRG版をご紹介。
2014年発売。RGとしては15番目のラインアップになります。
GNソードやGNブレイド系の刃にメッキパーツが使われているほか、全身のGN粒子供給コードにはホログラムPET素材を使用。
RGらしくハイディテールなガンプラに仕上がっています。
という事で、RGエクシアをHGエクシアとの比較画像を含めレビューしていきたいと思います!
RG 1/144 ガンダムエクシア
RGガンダムエクシアのボックスアート。
定価2,750円(税10%込)ですが、再販タイミングさえ合えば実売2,000円弱でゲットできるのも売りの一つです(*´ェ`*)
リアリスティックデカールとGN粒子供給コードがこちら。
GN粒子供給コードにはホログラムPET素材が使われており、角度により虹色のような光り方をします。
また、今回はエクシアのメカニックデザイナーである海老川兼武氏が徹底監修しているとの事で、新規マーキングも海老川氏がデザインされたものになっています。
「GNソード」「GNショートブレイド」「GNロングブレイド」の刃部分には、シルバーのメッキパーツが使われています。
豪華な見た目になっているぞ……!(>ω<)
付属品一覧がこちら。
※「セブンソード(GNショートブレイド・GNロングブレイド・GNビームダガー×2・GNビームサーベル×2・GNソード)」「GNシールド」「手首パーツ×8」「1/144刹那・F・セイエイ」「スタンド用ジョイントパーツ」「余剰パーツ(アンテナ・GNドライヴ基部)」
GNビームサーベル/ダガーの柄は計6つ付属し、うち2つは手に持たせる用のもの。手首パーツは「握り手」「武器持ち手」「平手」「指可動型の手」が左右分付属します。
ちなみにランナー都合でアンテナが1つ余るので、破損した場合のスペアとして使えるのが地味に嬉しいです(*´ェ`*)
1/144刹那・F・セイエイのフィギュアをアップで。
接写してもかなり細かな造形である事がうかがえます。
そして完成したRGガンダムエクシアがこちら。
「ホワイト」「ブルー」部分に2色の成形色が使われており、RGらしく立体感を感じるカラーになっています。
肩と足回りの肉付きが良いプロポーション。
セブンソードフル装備で展示する事ができます。
後ろから見てもかっこいいわ……。
それでは細かく見ていきます!
可動域から。腕は水平以上、脚は水平弱開きます。
腰回りに邪魔をするパーツがないため、上半身は360度回転します。
いきなり弱点ですが、モモがフロントアーマーに干渉しヒザ立ちさせるのに無理が出ます。
肘関節・ヒザ関節は90度以上大きく曲がりますが、正直「脚の付け根がスイングするギミック」は欲しかったところです(>ω<)
頭部の色分けは完璧で、フェイスマスク周辺やトサカまわりも細かく色分けされています。
アンテナの色が少しグレーがかっているのがかっこいいですね。
ちなみにアンテナは余剰パーツでもう1本付属するので、破損した場合のスペアにもなります。
GNコンデンサー(顔側面の緑部分)にはクリアグリーンのパーツが使われています。頭頂部のケーブルにはホログラムPET素材を使用。
アンテナ先端に安全フラッグは無く、デフォルト状態で尖っています。
超アップで。頬の黄色いパーツは別パーツで色分けされているだけではなく、このようにスリット形状もかなり細かいです。
かなり細かなパーツになっているので、紛失には注意してね!(>ω<)
胴体。コクピットハッチは開閉します。
超アップで。クリアパーツの奥にはリアリスティックデカールを貼るのですが、ご覧のようにめちゃめちゃ細かい文字が印字されています。
腰部横のコード部分にはPET素材が使われています。
コーン先端のパーツは引き上げる事ができます。GNドライヴは着脱可能で、ツメが可動します。
肩の前後可動はイマイチですが、肘関節は180度近く曲がります。
GN粒子供給コードにはホログラムPET素材が使われており、キラキラ光るだけではなく腕を動かしても可動の邪魔になりません。
ちなみに、公式サイトによると「プラズマチューブアレイ」の質感を意識したとの事。……プラズマチューブアレイって何じゃろ(*_*)
腕まわり。今回のRGエクシア、武器の一部以外に合わせ目はありません。
腰回り。フロント・リアアーマーは左右それぞれ独立可動します。
肩の後ろとリアアーマーのサーベルラックは可動します。
特にGNビームダガーの基部(リアアーマー)は横方向に動くため、劇中再現が可能となりました。(HGでは横に動かず)
肉付きの良い脚部。こちらにもホログラムPET素材が使われています。
脚のGNコンデンサーも、クリアパーツの奥に細かな文字が印字されたリアリスティックデカールを貼る仕様です。
ヒザ関節は大きく曲がりますが、先述の通りモモを上げる動作は苦手です。
つま先は細かく可動。足裏に肉抜きはありません。
股下にはアクションベース用のジョイントパーツを取り付け可能です。
3mm穴も空いているので、汎用的なスタンドにも対応しています。
GNソードをアップで。
手首パーツ内の凹凸と合わせて持たせるため、ガッチリと保持できます。
刀身のメッキパーツがキレイだぞ……。
GNシールドもガッチリと保持されます。
青いパーツの取り付け位置を変える事により、展開状態も再現できます。
ガンダムエクシア、出撃!
それではアクションポーズいってみます!
「目標を駆逐する!」
かっこいいポーズは決まるのですが、モモを上げる事ができないので可動範囲は制限される感じです。
ソードモードは刀身などを引き上げるだけで再現可能です。
斬りかかるエクシア!
GNビームダガーを引き抜いてみます。腰部のものがビームダガーです。
ビームダガー用の短いエフェクトパーツは2本付属します。
投擲!
GNビームサーベルで。こちらも長いものが2本付属します。
斬!
GNロングブレイドとGNショートブレイドは脚部側面にマウント可能です。
丸いパーツ部分を引き上げ、ピンを展開させて接続します。
ジャキッ……。こちらにもメッキパーツが使われています。
HGとRGを比較
ここからはHGガンダムエクシア(左)と比較していきたいと思います。まずは全身から。
HG版は2007年に発売されたので、今回のRGとは7年の開きがあるガンプラになります。
頭部を比較。
単体で見た場合HG版もかっこいい顔付きだと思うのですが、こう比較してしまうとRG版のイケメンぶりが際立ちますね(*_*;)
顔左右のクラビカルアンテナはどちらも可動します。
胴体と肩周りを比較。
HGでは肩から伸びたGN粒子供給コードに軟質素材が使われていましたが、RGではMGのようにPET素材に変更されました。
GNシールドと脚部を比較。
HGではシールドにシールを多用しますが、RGでは完璧な色分けを実現しています。
当たり前といえば当たり前ですが、脚部のモールド量が増えディテールが増しているのも特徴です。
GNソードを比較。
色分けの向上だけではなく、RGでは刃部分にメッキパーツが使われているのが特徴です。
1/100とMGガンダムエクシアも混ぜてディスプレイ。
00 PORTRAITSの刹那フィギュアとディスプレイ。
HGのアストレアなどを加えてパシャリ。
RG 1/144 ダブルオーライザー、RG 1/144 ダブルオークアンタとディスプレイ。
ソレスタルビーイングのHGで。
※左から「HG 1/144 ガンダムデュナメス」「HG 1/144 ガンダムヴァーチェ」「HG 1/144 ガンダムキュリオス」
最後に、GNアームズTYPE-Eとドッキングさせてパシャリ。
GNアームズTYPE-EはHGシリーズで発売されていますが、今回のRGにも対応するぞ!(>ω<)
RG 1/144 ガンダムエクシアの感想
ということでRGガンダムエクシアのご紹介でした。
エクシアのメカデザイナーである海老川氏が監修されたという事で、RGらしい高密度なディテールと良プロポーションで立体化されていました。
GNソードとブレイドの刃に使われているシルバーのメッキパーツや、GN粒子供給コード部分のホログラムPET素材のおかげで惚れ惚れする見た目に仕上がっていると思います。
弱点はモモが前へ上がりづらい構造をしている点で、可動範囲はそこまで広くないです。
この時代のRGという事で、可動より見た目特化なガンプラに仕上がっているといったところ。
RGとしてはサクサク組める部類のキットだと思うので、ハイディテールなエクシアを組みたいモデラーさんにはオススメです。
以上、「RG ガンダムエクシア」のガンプラレビューでした!