今回は「HG ガンダムAGE2 ダークハウンド」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムAGEに登場し、キャプテン・アッシュが搭乗するガンダムAGE-2ダークハウンドをご紹介。
2012年発売。
HGガンダムAGE-2ノーマルから成形色や「頭部」「胸部」が変更され、ドッズランサーやアンカーショットといった特徴的な武装が付属。
差し替えパーツにより、ストライダー形態にも変形可能です。
という事で、HGガンダムAGE2ダークハウンドをAGE-2ノーマルとの比較画像を含めてレビューしていきたいと思います！
HG ガンダムAGE-2 ダークハウンド
宇宙海賊ビシディアンの機体、ガンダムAGE-2ダークハウンド。
ガンプラ的にはHGガンダムAGE-2ノーマルの色違いランナーを使いつつ、ダークハウンドの新規造形ランナーが同梱する内容となっています。
組み立て書にはキャプテン・アッシュことアセム・アスノさんが記載。
ホイルシールがこちら。
ツインアイや各種センサーのほか、「アンテナのドクロレリーフ」「眼帯」部分を補うものなどが付属します。
付属品一覧がこちら。
※「ドッズランサー」「アンカーショット×２（＋リード線）」「ビームサーベル×２」「手首パーツ×４」「スタンド」「変形用差し替えパーツ」「余剰パーツ」
青文字の武装が、AGE-2ノーマルから変更されたダークハウンドの特徴部分です。
手首パーツは左右の「武器持ち手」、左の「握り手」「平手」が付属。
同梱するスタンドはMS形態・ストライダー形態両方に対応していて、AHE-2ノーマルとは違い成形色がグレーに変更されています。
そして完成したHGガンダムAGE-2ダークハウンドがこちら。
AGEシステムの主要ユニットが取り外され、代わりにドクロのレリーフやアンカーショットなどが搭載されています。
海賊らしい黒を基調としたカラーリング。
アンテナやダクトなどの赤は渋いワインレッドになっています。
AGE-2ノーマルからの変更点をざっくり言うと、「頭部」「胸部ドクロ」「肩部バインダー」「武装」です。
それでは細かく見ていきます！
基本の骨格がAGE-2と同じため、可動域も同じです。
腕は水平以上広がり、真横まで開脚します。上を向く動作も問題ありません。
手足の関節は90度以上曲がり、キレイにヒザ立ち可能です。
上半身は360度回転します。
頭部をアップで。「アンテナ中央のドクロ部分」「眼帯」「ツインアイ」はシールです。
その他隈取りやフェイスマクス周辺などは細かく色分けされています。
頭部は新規造形で、前後はめ込み式。頭頂部の左右と側面に合わせ目が出ます。
ドクロの両目はホイルシールです。胴体はAGE-2ノーマルと同じく合わせ目無し構造で、色分けも優秀です。
AGE-2ノーマルの胸部と比較。
AGEシステムの主要ユニットが撤廃され、代わりにドクロがつきました。
肩は間にジョイントパーツを噛ませる構造で、肩内側のグレーはホイルシールで色を補います。
※このあたりはAGE-2ノーマルと共通
バインダーの基部は軸接続です。
肩は前後はめ込み式で合わせ目が出ますが、かぶせてしまえばあまり見えなくなります。
新規造形のバインダーがこちら。
アンカーショットは着脱可能ですが、一部合わせ目が出ます。
肩は前後にある程度可動します。
バックパックは変更無し。
中央のグレーは色分けされていますが、左右の穴が空いている部分はグレーで要塗装です。
リアアーマー左右にはビームサーベルの柄が収納されています。
また、リアアーマーにはドッズランサーをマウント可能です。
脚部形状に変化はありません。付け根とモモ側面に合わせ目が出ます。
関節パーツは段落ちモールド化されていて、合わせ目が出ません。
ヒザ関節は90度以上大きく曲がり、つま先を折りたたむことができます。
足裏には肉抜きあり。足の取り付け基部は可動式で、底面のカバーを外せばスタンド用の3mm穴が露出します。
ダークハウンドの特徴、ショットランサーがこちら。
シルバーのランス部分含め、このあたりは普通に合わせ目が出ます。
下部のカバーは開閉し、持たせた後に戻せば保持が安定します。
「キャプテン・アッシュ、ダークハウンド、出るぞ！」
ダークハウンド、出撃！
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます！
「行くぞ、野郎共！遅れを取るなよ…！」
ドッズランサーで攻撃するダークハウンド！
成形色のほか、バインダーの変化でかなりイメージが変わりました(*_*)
「真っ向勝負か、受けて立つ！」
ビームサーベル二刀流で。
もちろんビーム刃のエフェクトパーツも２本付属します。
斬りかかるダークハウンド！
ダークヒーローっぽくてかっこいいっす……(*´ｪ`*)
同梱するスタンドに展示。
アンカーショットはバインダーから引き抜いて持たせるだけでOKです。
先端は着脱可能で、リード線を使うことにより
射出状態が再現できます。
リード線は形状記憶タイプで、ウネウネした状態で展示できます。
更にリード線をカットすれば、左右分の射出状態が再現できます。
かっこいいっす……(*ﾉｪﾉ)
それでは↑枠の差し替えパーツを使い、ストライダー形態に変形させてみます。
基本の変形構造はAGE-2ノーマルと同じですが、
ドッズランサーを取り付けるのに、胸部のドクロを開く必要があります。
変形方法の違いはここだけです。
スタンドの支柱を前後逆にすれば、
ストライダー形態でもスタンドに対応します。
横から。AGE-2ノーマルとの違いは「頭部」「先端のドッズランサー」「バインダー」です。（スタンドの色も地味に白からグレーに変更されています）
後ろから。
「行け！ダークハウンド！」
MS状態では変形用差し替えパーツを、ストライダー形態では股関節のパーツを取り付けておくことができます。
また、底面にはハンドパーツを２つまで収納可能です。
HGガンダムAGE-2ノーマルのストライダー形態と比較。
MS形態で比較。
頭部を比較。
上半身と腰部を比較。
バインダーを比較。
武器を比較。AGE-2ノーマルにはシールドが同梱しますが、ダークハウンドでは付属しないのも特徴です。
ということで、主な違いは「頭部」「胸部」「バインダー」「武装」です。
基本骨格は同じなので組やすさや可動域、ギミックは共通部分が多いです。
HGガンダムAGE-2ダブルバレットも混ぜ、AGE-2バリエーション勢揃いでディスプレイ。
親子三代でディスプレイ。
※左から「HGガンダムAGE-1フルグランサ」「本キット」「HGガンダムAGE-FX」
宇宙海賊ビシディアンのガンプラでディスプレイ。
※左から「HG Gエグゼス ジャックエッジ」「本キット」「HG Gサイフォス」「HGシャルドール ローグ」
最後に、MG版のダークハウンドと比較。
「教えてやる！スーパーパイロットの戦い方を！」
HG ガンダムAGE-2 ダークハウンドの感想
ということでHGガンダムAGE2 ダークハウンドのご紹介でした。
頭部や武装などが変化していますが、組み終わった感覚や可動域・色分けなどはほぼほぼAGE2ノーマルと同じでした。
AGE-2ノーマルのハイパードッズライフルに比べ、今回のドッズランサーの合わせ目の方が目立つかな程度。
足裏の肉抜きぐらいしか不満点はないです。非常に手堅く出来たガンプラといった感じ。
変なポロリが無いうえアクションが映えるので、写真映えするガンプラになっていると思います！
以上、「HG ガンダムAGE2ダークハウンド」のガンプラレビューでした！
