今回は「HGUC 百式(新生リバイヴ版)」のガンプラレビューです。
機動戦士Zガンダム・ガンダムZZに登場し、クワトロ・バジーナやビーチャが搭乗するHGUC200番目を飾るリバイヴ版百式をご紹介。
2016年発売。
金色はメタリック調の成形色になっており、驚異的な可動域を実現。
バックパックにクレイ・バズーカを懸架する事が可能です。
という事で、HGUC百式(新生リバイブ版)をじっくりとレビューしていきたいと思います!
HGUC 百式(新生REVIVE版)
早速ですが完成したHGUC百式(REVIVE版)がこちら。
ご覧の通り小顔・脚長とかなりアレンジの入った体型バランスで立体化されています。
成形色のゴールドはメッキでは無く、メタリック調で再現されています。
ウェルドライン(まだら模様みたいなやつ)が出やすい仕様のため、好き嫌いがかなり分かれそうですね。
特徴としては、背面バックパックにクレイ・バズーカをマウントできる点です。
それでは細かく見ていきます!
可動域はめちゃめちゃ広く、手脚は水平まで上がるうえ膝立ちが綺麗に決まります。
上半身も360度回転。
ここまで動けば不満は無いですが、顔を上に上げるのが少し苦手です。
目のシールは3パターンからの選択式ですが、今回はクリアパーツを活かすシルバーのシールを貼ってみました。
クリアパーツはスモークがかった少し暗めの成形色になっています。
頭部は合わせ目の出ない設計です。
※合わせ目に関して:厳密に言えば設定画にはトサカのモールドはありませんが、今回アレンジが相当強いガンプラになっているのでこのキット単位での解説となります
胴体はかなり小さくなっています。
色分けが優秀で、側面の合わせ目は段落ちモールド化されています。
上半身は左右・前後に柔軟に可動。
このあたりはさすが2016年製のガンプラといったところ。
肩にも合わせ目は出ず、細かな朱色部分をシールで補うものの側面ダクトは色分けされています。
サブアーマーは可動の妨げにならないよう上がります。
『百』のマークはマーキングシールが付属します。
意外な事に、テトロンシールでもそこまでフチが目立ちませんでした。
腕は肩内部ブロックに合わせ目が出ますが、ほとんど目立ちません。
二の腕や前腕部、関節には合わせ目が出ない優秀な作りをしています。
動力パイプもちゃんと色分けされているよ!
↑の肘付近は合わせ目になっていますが、ご覧のようにモールドのラインに合目が来るようになっています。(パーツがちゃんとハマっていないのは気にしないでください……w)
腰部。フロント・サイドアーマーともに大きく可動します。
リアアーマーにはビーム・サーベルが2本マウントされており、横から引き抜けます。
脚部の合わせ目もほとんど段落ちモールド化されており、関節パーツにも合わせ目が出ません。
ただ、外装のエッジは少し緩いです。
バリバリに尖らせたいモデラーさんは、タイラーなどでヤスリがけする必要がありそうです。
横・後ろから。
動力パイプ、ダクトともに色分けされており、フレーム部分もメカニカルな造形になっています。
カカト付近のフレームに多少合わせ目が出ます。
股下にはアクションベース用の3mmジョイント穴あり。
足裏は細かなモールドが入っているものの、ぐるりと肉抜きがあります。
バックパックは前後はめ込み式で、合わせ目が出ます。
フレキシブル・バインダーは自由に可動します。
それでは武器を持たせつつ、アクションポーズいってみます!
ビーム・ライフルは1色成形のため、パイプ(イエロー)と機関部一部(ブルー)は要塗装です。
そしてリバイヴあるある、ライフル用の持ち手は付属しません。
ビーム・ライフルを構える百式!
綺麗に膝立ちが決まるため、色々なポージングが可能です。
「まだだ、まだ終わらんよ!」
百式、ビーム・サーベルを抜刀!
柄、クリアエフェクトパーツともに2本付属します。
斬りかかる百式!
無双するクワトロ!
ものすごいスタイリッシュ体型になっているため、劇中の百式イメージとは結構違って見えますね。
二刀流で。
ライフル+サーベルで。
クレイ・バズーカを装備させてみます。
グリップ部分が可動するので持たせやすいです。
クレイ・バズーカは背部にマウントする事ができます。
別売り『旧HGUC版の百式+メガバズーカランチャー』に付属するメガバズーカランチャーに展示してみた。
HGUCメタスにはメガバズーカランチャー用のパーツが入っているので、一緒に組むのがオススメだぞ!(>ω<)
強力なプレッシャーを放つメッサーラ現る!
「死にに来たか!!!」
「そこまでだな!!!」
シロッコのジ・オとハマーンのキュベレイに襲われる百式!
ナイトメアモードかな?
「これで終わりにするか?続けるか?シャア!返事のしようではここで命をモニョ」
ハマーン様に最後まで言わせない鬼のクワトロ!
HGUCジ・O、HGUCキュベレイと比較。
EFコレクションZのクワトロ・バジーナと、HGUCリックディアスでディスプレイ。
ついでに旧HGUC版のキュべレイ+EFコレクションZのハマーン様と一緒にディスプレイ。
ガンダムチーム集結!
百式系のガンプラでディスプレイ。
※左から「HGUCデルタプラス」「HGUCデルタガンダム」「HGUCガンダムデルタカイ」
HGBFルナゲイザーガンダムと比較。
本キットのリデコキットになります。
MG 百式 Ver.2.0と比較。
シャアのモビルスーツ勢揃いでディスプレイ。
>>シャアのガンプラレビューを見る
HGUC 百式(新生REVIVE版)の感想
という事でHGUC百式(新生リバイヴ版)のご紹介でした。
可動域と合わせ目の少なさに秀でた、非常に組みやすいガンプラに仕上がっていると思います。
反面、プロポーションに関しては好き嫌いがはっきり分かれるキットになっている模様。
特に小顔・脚長スタイルで他のZ作品系HGと並べた際の統一感が薄いため、コレクションアイテムとしては不満が出るかもしれません。
銃持ち手が付属しないのとスタイルに関しては原作ファンほど満足いかない可能性大です。
逆に、昨今のゲーム基準のスタイリッシュ百式やバリバリにアレンジされたガレージキットが好きなモデラーさんなら満足度は高いと思いますぞ。
成形色の感じですが、塗装派モデラーさんは塗るので問題ないとして、素組み派モデラーさんはガンダムベース限定のゴールドコーティングも選択肢かと思います。(時期によりプレミアム・バンダイで入手できる可能性あり)
この前実際にガンダムベースに行って確認してきたのですが、まるでイメージが変わって見えます。通常版よりとにかく派手になっていたので、今回写真に満足いかなければゴールドコーティングがオススメだよ!
以上、「HGUC 百式(新生REVIVE版)」のガンプラレビューでした!